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マネジメント用語「マネジリアル・グリッド論」

2020-10-20 10:00:00 | 日記
JDR.株式会社の小野明夫です。
マネジメント用語について紹介します。

マネジリアル・グリッド論は1964年にアメリカ人のロバート・R・ブレイクと、ジェーン・S・ムートンによって提唱されたリーダーシップ行動論です。
これはリーダーの行動方針を人間に対する関心と業績に対する関心、この2つの軸をもとに9段階評価で表現することを軸としています。

たとえば業績を最大化することには労力を惜しまないが、そのためには従業員や取引先をどれだけ犠牲にしても構わないと考える経営者は、9・1型と呼ばれています。
逆に部下思いではあるが、人情面に重きをおきすぎて業績向上がおろそかになってしまうタイプは1・9型です。

このマネジメント理論では部下への気配りをきちんと行いながらも、業績向上にも意欲的な9・9型こそが理想のリーダーであると考えます。
マネジリアル・グリッド論は人材のリーダー適性を整理した上で、より優れたリーダーとして成長するには何が必要なのかを把握するのに最適です。

リーダーシップに関する理論としては最も有名なものの1つであるため、現在にいたるまで多くの企業が人事マネジメントにこれを採用しています。

JDR.株式会社 取締役会長
小野明夫

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