JDR.小野明夫 プロフィール

ブログをこちらで公開いたします。

日立製作所の中西宏明氏が考える経営哲学

2021-05-31 10:00:00 | 日記
JDR.株式会社です。
経営哲学について紹介します。

日立製作所の中西宏明氏はビジネスの代謝を強く意識していて、新しい人材の育成と新しいアイデアを生み出すことの重要性を語っています。
中西氏が考える経営哲学は「ビジネスを作りかえる」、「チェンジリーダーの哲学」というものです。

日本のメーカーの中でも早い段階でデジタル改革に取り組み、実際に成果を上げてきた中西氏が発する言葉なのでかなり重みがあります。
これからのニーズや求められる人材を予測して、メーカーとして先手を打つことで日立製作所は発展してきました。

日立製作所はチェンジリーダーの哲学をもとに行動していて、変化する環境でも常に力が発揮できる能力を身に付けました。
事業を取り巻く環境は常に変化しているので、現状に満足してしまうとそこで終わりです。
「ビジネスを作りかえる」、「チェンジリーダーの哲学」という経営哲学を持つことができれば、満足することなく成長し続けることが可能です。

リーダーに求められる要素は年々増えていて、バランス感覚も重要になっています。
チェンジリーダーの哲学はリーダーを育てる上でも役に立つ考え方です。

JDR.株式会社

経済人モデルのマネジメントで重視する部分とは?

2021-05-10 10:00:00 | 日記
JDR.株式会社です。
マネジメント理論について紹介します。

組織心理学者の一人とされるエドガー・ヘンリー・シャイン氏は、経済人・社会人・自己実現人・複雑人、この4つの人間モデルに整理しています。
この4つのモデルの中で複雑人は現代組織マネジャーに求められている人間観と提唱しているようですが、ここでは経済人がどのような人を意味するものであるのか、わかりやすく解説することにしましょう。

経済人モデルは、人が仕事をする目的には賃金といった経済的な報酬が必ず必要である、このように物事を捉える人です。
この意味から推測した場合には、このような人間モデルは報酬を受け取れることができるのであれば一生懸命労働に励むけれども無償では一切仕事をしない、このようにも解釈できます。

マネジメントをする中で、考えるべき部分は経済人モデルは賃金を生産性の手段とみなすため、課業・能率給・出来高払いの導入を検討することです。
中でも課業は重視するべき部分で適切な1日の仕事量や標準的作業条件の設定、成功した際の割り増し、失敗したときの減給などを管理の基本に取り入れる、このようなマネジメント理論が大切です。

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