JDR.株式会社の小野明夫です。
経営哲学について紹介します。
花村仁八郎氏は裏方として、最高位に上り詰めた元日本航空の会長です。
彼は誠実と真実一路に仕事をこなしており、決してでしゃばらないのが経営哲学でした。
花村氏の相手は全て経団連の顧客であり、彼は副会長になってからも末席に座っていました。
経団連のスタッフにも「民僚」という意識で謙虚に振る舞うよう指導しています。
花村氏は会長と並んで記者会見に臨んだ時にも、自分の意見を述べませんでした。
そして「会長が言われた通りです」と答えることに決めていました。
自分自身を独立した人格ではないと考えていたわけです。
それは、世間でいわれる「女房役」に徹するということ。
めんどりが時を作っても、国が亡びるだけだと言われます。
舞台に上がるのはオンドリの役目で、それに徹することが長持ちの秘訣となります。
花村氏は5人の優れた会長に仕えており、歴代の財界総理から多くのことを学んでいます。
中でも怒号するので有名な会長は、陣頭指揮を執って行動していたと言います。
事務方として仕えていましたが、その後、副会長に抜擢されています。
JDR.株式会社 取締役会長
小野明夫
経営哲学について紹介します。
花村仁八郎氏は裏方として、最高位に上り詰めた元日本航空の会長です。
彼は誠実と真実一路に仕事をこなしており、決してでしゃばらないのが経営哲学でした。
花村氏の相手は全て経団連の顧客であり、彼は副会長になってからも末席に座っていました。
経団連のスタッフにも「民僚」という意識で謙虚に振る舞うよう指導しています。
花村氏は会長と並んで記者会見に臨んだ時にも、自分の意見を述べませんでした。
そして「会長が言われた通りです」と答えることに決めていました。
自分自身を独立した人格ではないと考えていたわけです。
それは、世間でいわれる「女房役」に徹するということ。
めんどりが時を作っても、国が亡びるだけだと言われます。
舞台に上がるのはオンドリの役目で、それに徹することが長持ちの秘訣となります。
花村氏は5人の優れた会長に仕えており、歴代の財界総理から多くのことを学んでいます。
中でも怒号するので有名な会長は、陣頭指揮を執って行動していたと言います。
事務方として仕えていましたが、その後、副会長に抜擢されています。
JDR.株式会社 取締役会長
小野明夫