昨年5月以来3回目の訪問となりました
1回目の時は、何かしゃべっても「たわけたことを・・(馬鹿馬鹿しいことを)」等と
つぶやくご婦人もいてやり難く・・・
2回目の時は、担当者も横柄で、会場の雰囲気もなんとなく暗くてやりにくく・・・
(民生委員の方の中には感じの良い方もいましたが・・・)
本日3回目の訪問はどうなることかと危惧していましたが
今日は打って変わって明るい雰囲気で皆様ノリノリで歌も歌われ大いに救われました
ご婦人の中には、「ひばりさんや村田英雄さんの舞台を見た」という方が
”みだれ髪”の演奏を聴いて涙ぐまれて・・・
「思い出して涙が出てきた」と大変喜んで下さったのが印象に残りました
終了後、お世話係の女性に
「今回は雰囲気が随分違いますが参加者の方も変わりましたか?」と聞くと
やはり会員の方の顔ぶれも変化があったようでした
会館の直接の担当の方も交代され雰囲気も変わって来たようです
この地区は、裕福な方が多いようで、民生委員の方々も富裕層?・・・
お帰りの車を見ると、ベンツ・レンジローバー・シトロエン等高級車ばかり・・
それでも今回は、楽しい時間を共有出来て良かったです
話は変わりますが、
戯れ絵(風刺画)の達人「山藤章二さん」が昨日逝去されました
週刊朝日を”裏から開かせる男”として一世を風靡されたイラストレーターです
私も若い頃、週刊朝日「似顔絵塾」に投稿し採用された思い出があります
名古屋でのサイン会でお会いしたことがありますが・・・
「先生xxです」と名乗ったところ「いつも応募して頂いている方ですね」と声を掛けて頂きました。
当時の投稿仲間には、プロ?になられた方もいて週刊誌などで時折作品を拝見していましたが
今は、どうしていらっしゃることでしょう・・・
投稿が縁で私も朝日新聞社に出入りしていた時期がありましたが(勤務先には内緒でした(笑))
編集長から「xx君プロになろうと思うなよ!プロは厳しいぞ!!」と言われました。
もちろん自分の実力は100も承知ですのでそんなつもりは毛頭ありませんでしたが
貴重な体験をさせて頂き感謝しています。
その編集長にも随分可愛がっていただきましたが、残念ながら数年前に鬼籍に入られました
編集局の皆様ともよく飲み会にも誘って頂き楽しいことばかりでした
(朝日新聞社発行 山藤章二のブラックアングル・1・より)
山藤章二さんの作品の中で一番笑ってしまったのは「仲良き事は美しき哉」・・・
ロッキード事件で揺れたスキャンダルの3人の当事者(田中角栄氏・児玉誉士夫.氏・小佐野 賢治氏)が
絶妙なユーモアで描かれています
他には”大平元総理”をもじった「麗子微笑」など・・
私も先生の本を数冊の著書を所有して時折眺めて楽しんでいます
昭和を代表する巨星がまた一つ消えました。・・・
ご冥福をお祈りしたいと思います。
加えて絵が上手という山藤さんでしたから、その世界はたまらない魅力と知的な笑いに満ちあふれていました。(合掌)
“あきらとマドンナ様”の才能も「似顔絵塾」で発揮されたばかりで無く、今尚ボランティアの世界で見事に花開いているのだと思いました。
こころからの拍手を送ります。
山藤さんは、「字」を書かれる時に市販の細字のマジックインクを使われたのを見て驚きました
普通の文具であのような独特の文字が書けるのだと
今では良い思い出です。
朝日は取っていないので残念です。