ボランティア演奏日記 「あきらとマドンナ」

訪問先でのハーモニカ演奏の記録と、時折、趣味の旅の様子等掲載しています

6/9(木) AK様No.40 そのサプリ効くの?一世を風靡したあれは今・・

2016年06月09日 | 音楽ボランティア ハーモニカ演奏
 玄関を開けると、顔なじみのお婆さんが座っていました。
「どうしたの?」と聞くと
「今日はあなた達が来ると言うので待っていた・・」と・・有難い話です。

本日の演奏曲は”めんこい仔馬”に始まり”あめふり”等季節の歌16曲を演奏・・

季節はずれではありますが、リクエストのあった石原裕次郎さんの「北の旅人」を入れて丁度1時間で終了しました。


先月まで使っていた”Nakamichi"製のコンデンサマイクの調子が悪いので
今回、新たに”SHURESM58-LCE"のマイクを購入し使用しましたが音の乗りも良く
余分な神経を使わずに済むようになりました。(^^)/

この施設のいつも騒がしかった一人の老婆も最近は痩せて無口になりおやつもあまり食べません。
長年、色々な施設を訪問していると「老いの進行度」が手に取るように分かります。
誰でも公平に一つずつトシを取りますが、まさに川の流れに流されていくがごとくです。
誰もあがらうことはできません。

最近はマスコミで特にサプリメントのCMが激しさを増していますが
私に言わせれば、大半は他人の弱みに付け込んだ
金儲け主義者たちが跋扈しながら魑魅魍魎の世界を築いている・・・このように感じます。

体験上、一つの例を上げさせていただきます。
一時期、癌に効く、癌の予防になると一世を風靡した「アガリスク」・・
最近はトンと噂を聞きません。ドゥなったのでしょうか?

知人が癌を発症・・・
藁をもつかむ思いで毎月10万円もかかるアガリスクを飲んでいましたが
ついに命が尽きてしまいました。あの時は販売に大手商社も一枚噛んでいたような気がします。

ひざの痛みに”○x▽チxx”とやかましいくらいにわめきたてるCM・・
関節の骨がすり減った年寄りには効くわけがありません。
それを分かって1万円以上もする「薬?」を売りつける薬局の販売員・・・
すがる思いでそれを購入した母を思うと憐れです。

親を捨てる時代 ・・・ なかなか死なない親に苦慮・・・
昔のような姥捨て山や岩手県遠野地方の”でんでらの”も無い時代 ・・
せめて自分だけは、悪あがきせずに寿命を天命にまかせたいと感じる今日この頃です。




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