私が受け持っているクラスは、お兄ちゃん、お姉ちゃんになる子が比較的多い。
なーんかこの頃調子悪いなぁ、この子。とか思ってたら後日「二人目ができたんですよ~w」との報告がある・・・なんてことがよくある。
お母さんも気づかないうちに、子どもの方が察知しているってこともよくある。
その辺の子ども独特の感受性っていつも不思議だなって思うのだ。
まず、泣く。
しかも、うわぁぁぁぁんとかいうダイナミックな泣き方をしない。
ぐずぐずぐずぐずぐじぐじぐじぐじ・・・と実にじとーーっと泣くのだ。
出来てたことをしない。
この年齢は、おしっこを言うとか、パンツをはくとか、ズボンをはくとかだが。
そして遊びに入らない。
一人で孤独に浸っているかのごとく隅っこにいじいじといるのだ。(でもかまって欲しいビームが体中から出てるけど)
これがすべての状態じゃないけれど、だいたいうちのクラスの子の赤ちゃん返りはこういう感じだ。
中にはまったくそんな素振りを見せない子もいる。
Kちゃんがそうだった。
お母さんが産み月に入ってから、今まで8時半頃の登園だったのが、いきなりの7時半登園になった。お母さんと来れないから、お父さんの出勤に会わせて登園してくるのだ。
そしてお父さんの仕事が終わる6時にお迎え。(トータルで10時間半園にいることになる)
それは赤ちゃんが生まれた後、今でもずーっと続いているのだが。
それでも目立った赤ちゃん返りはみられなかった。
ちょっと気になったので、ノートに「出産おめでとうございます。Kちゃんもお姉ちゃんですね。でも赤ちゃん返りが出てくるかもしれませんので、その時はしっかり受けとめてあげてくださいねw」みたいなことをさりげなく書いておいた。お母さんの返事・・・「幸い、そんな様子は見られず、赤ちゃんをとってもかわいがってくれてます。いいお姉ちゃんです。」
・・・そーかぁ いいお姉ちゃんやってるのかぁ・・・。
一歳です。
んなはずねーだろっ!
と思いつつ様子を見ていた。
そして今日。
朝から始まりました。
泣く泣く泣く泣く・・・。カバンの中に靴下をしまおうとしてファスナーが開かないといって泣く。お友達が近くによってきただけで泣く。私の膝に他の子が座ったのを見て泣く。
「今日はKちゃん変だねぇ・・・」と他の先生とも話していた。
抱っこしてあげたら泣きやむのだが、落ち着いたかなと思って降ろそうとするとまた泣く。
トイレにもいかない。
「(あーぁ)今日はKちゃん赤ちゃん?」って聞いたら「ウン」
「そうかぁ じゃあ今日はオムツかえてあげようね」
そやって寝かせて紙オムツを替えてやる。
Kちゃんね、いつもは何をするにも「自分でぇ~~(やる)」と言って手を出させてくれないのだ。そんなKちゃんが、今日はごろんと寝転がってされるがままになっていた。
これがホントの姿なんだよな・・・
きっとママの前でやりたいことなんだよな・・・。
その後はおんぶ。
おんぶひもを使って本当の赤ちゃんのようにおんぶしてあげた。
Kちゃん、おんぶされたまま眠ってしまった。
赤ちゃん返りの子のフォローの仕方、きっといろんな方法があると思う。
けど私はKちゃんの言葉にならない悲痛な心の叫びを聞いたとき、こうやって赤ちゃんにしてあげることしかできなかった。
甘えたい甘えたい甘えたいと全身で訴えてきているのだ。親に甘えられないから保育士に甘えるのだ。この心を受けとめてあげるのに他にどんな方法があるだろう。
子どもって親が思ってるより、ずーっとガマンしてる。一日10時間以上も保育園にいながら、文句の一つも言わず、お迎えにきたお母さんの顔を見て満面の笑顔で走っていく。
下の子が生まれたっていいお姉ちゃん、お兄ちゃんでいようとする子だっている。
確かに。
お仕事があるから保育園に預けているのはわかる。でも幼い子どもが、従容としてそれを受け入れるには、あまりにも心の負担が大きいということにも気づいてほしい。
子育て中のお母さんに精神的なダメージを与えないように、といま色々なケアの方法が考えられているけれど、その変わりに子どもがダメージを与えられていることもあるのだ。
Kちゃん、目が覚めるとニコニコしながらお布団から出てきた。
ゴハンも沢山食べて、機嫌も良かった。少しは落ち着いたかな?
お母さん、お父さん、そして教育に携わるいろんな方々。
何が一番大事ですか?
私は最近、マジでそう問いたい。
なーんかこの頃調子悪いなぁ、この子。とか思ってたら後日「二人目ができたんですよ~w」との報告がある・・・なんてことがよくある。
お母さんも気づかないうちに、子どもの方が察知しているってこともよくある。
その辺の子ども独特の感受性っていつも不思議だなって思うのだ。
まず、泣く。
しかも、うわぁぁぁぁんとかいうダイナミックな泣き方をしない。
ぐずぐずぐずぐずぐじぐじぐじぐじ・・・と実にじとーーっと泣くのだ。
出来てたことをしない。
この年齢は、おしっこを言うとか、パンツをはくとか、ズボンをはくとかだが。
そして遊びに入らない。
一人で孤独に浸っているかのごとく隅っこにいじいじといるのだ。(でもかまって欲しいビームが体中から出てるけど)
これがすべての状態じゃないけれど、だいたいうちのクラスの子の赤ちゃん返りはこういう感じだ。
中にはまったくそんな素振りを見せない子もいる。
Kちゃんがそうだった。
お母さんが産み月に入ってから、今まで8時半頃の登園だったのが、いきなりの7時半登園になった。お母さんと来れないから、お父さんの出勤に会わせて登園してくるのだ。
そしてお父さんの仕事が終わる6時にお迎え。(トータルで10時間半園にいることになる)
それは赤ちゃんが生まれた後、今でもずーっと続いているのだが。
それでも目立った赤ちゃん返りはみられなかった。
ちょっと気になったので、ノートに「出産おめでとうございます。Kちゃんもお姉ちゃんですね。でも赤ちゃん返りが出てくるかもしれませんので、その時はしっかり受けとめてあげてくださいねw」みたいなことをさりげなく書いておいた。お母さんの返事・・・「幸い、そんな様子は見られず、赤ちゃんをとってもかわいがってくれてます。いいお姉ちゃんです。」
・・・そーかぁ いいお姉ちゃんやってるのかぁ・・・。
一歳です。
んなはずねーだろっ!
と思いつつ様子を見ていた。
そして今日。
朝から始まりました。
泣く泣く泣く泣く・・・。カバンの中に靴下をしまおうとしてファスナーが開かないといって泣く。お友達が近くによってきただけで泣く。私の膝に他の子が座ったのを見て泣く。
「今日はKちゃん変だねぇ・・・」と他の先生とも話していた。
抱っこしてあげたら泣きやむのだが、落ち着いたかなと思って降ろそうとするとまた泣く。
トイレにもいかない。
「(あーぁ)今日はKちゃん赤ちゃん?」って聞いたら「ウン」
「そうかぁ じゃあ今日はオムツかえてあげようね」
そやって寝かせて紙オムツを替えてやる。
Kちゃんね、いつもは何をするにも「自分でぇ~~(やる)」と言って手を出させてくれないのだ。そんなKちゃんが、今日はごろんと寝転がってされるがままになっていた。
これがホントの姿なんだよな・・・
きっとママの前でやりたいことなんだよな・・・。
その後はおんぶ。
おんぶひもを使って本当の赤ちゃんのようにおんぶしてあげた。
Kちゃん、おんぶされたまま眠ってしまった。
赤ちゃん返りの子のフォローの仕方、きっといろんな方法があると思う。
けど私はKちゃんの言葉にならない悲痛な心の叫びを聞いたとき、こうやって赤ちゃんにしてあげることしかできなかった。
甘えたい甘えたい甘えたいと全身で訴えてきているのだ。親に甘えられないから保育士に甘えるのだ。この心を受けとめてあげるのに他にどんな方法があるだろう。
子どもって親が思ってるより、ずーっとガマンしてる。一日10時間以上も保育園にいながら、文句の一つも言わず、お迎えにきたお母さんの顔を見て満面の笑顔で走っていく。
下の子が生まれたっていいお姉ちゃん、お兄ちゃんでいようとする子だっている。
確かに。
お仕事があるから保育園に預けているのはわかる。でも幼い子どもが、従容としてそれを受け入れるには、あまりにも心の負担が大きいということにも気づいてほしい。
子育て中のお母さんに精神的なダメージを与えないように、といま色々なケアの方法が考えられているけれど、その変わりに子どもがダメージを与えられていることもあるのだ。
Kちゃん、目が覚めるとニコニコしながらお布団から出てきた。
ゴハンも沢山食べて、機嫌も良かった。少しは落ち着いたかな?
お母さん、お父さん、そして教育に携わるいろんな方々。
何が一番大事ですか?
私は最近、マジでそう問いたい。
毎日じゃなくてもいいのだ。時々でいいから「今日は、今は、あなただけよw」っていう日を作ってあげたらいいと思うんだ。
それだけでどれほど子どもは安心することだろう。
そしてそして、自分が仕事がお休みの日は保育園もお休みさせろよっ!
それも百歩譲って時々でいいから。
かわいそうだろう。
もちろんそんな親御さんばかりじゃないのは百も承知。
でもね自分がお仕事お休みの日は、自分もゆっくり休みたいからって子どもを保育園に連れてく人が、あまりにも多いってのを知ってるから言うのだ。
確かに自分もきつかろう。わかるさ、私も勤めてるんだから。
けど、じゃ子どもは?
0歳とか1歳とかの子どもは?
きつくないって思うのか?
お母さんがくたびれてるから、仕方ない保育園に行かなきゃねって思ってると思うのか?
大人だろう。
子どもにガマンばっかさせないで、少しは自分もガマンしてください。
子どもと共に生きる人生を選んだのは、他でもない自分自身なのだから。
できないよーって弱音吐いたっていいよ。
カンペキにやろうなんて考えなくてもいいと思う。
でも
子どもから逃げるな。
子育てから逃げるな。
私たちは頑張ってるお母さんをサポートするために、ここにいるんだから。
お互いに、子ども達の幸せのために力を合わせていきたいって思う。
託児所状態だねぇ・・・・・。
ある外国人タレントさんの話
彼は兄弟が多くてなかなかお母さんを独占できないでいた。
もちろんお母さんだって仕事や家事で忙しい。
そんな時お母さんがどうしたかって言うと
子供それぞれに色違いの洗濯バサミを渡したの。
お母さんに聞いて欲しい事があって そのときお母さんがとても忙しそうだったら
お母さんの服にその洗濯バサミをはさんでおく。
用事を済ませて時間が出来たお母さんが その色をみてその子の所に話を聞きに行ったそうだ。
洗濯バサミのおかげで自分は寂しい思いをしたことがなかったと。
私は仕事もしていないし 子供も一人だから 比較的楽な育児を(こういう言い方嫌だけど)してきたと思う。
でも 工夫次第なんだよね。
忙しく働く姿を見せる という教育だってあるんだもの。
疲れてるなら一緒に昼寝も良いと思うんだけどな。
まぁ 色々事情はあるとは思うんだけどね。
ただ やっぱり甘やかされてる 甘えている親のほうが多くなってきているのは確かだとは感じている。
先にお詫びしておきます。
たぶんいろいろ遠慮や配慮をしながらも、お気持ちを書いていらっしゃるとは思うので、不快に思われると思います。すみません。
さて、育児と家庭の両立・・・・たぶん真剣に仕事も育児もしている親にとって「永遠の課題」ですね。
我が家も 家内も私もいわゆるある程度の責任のある「中間管理職」として働きながら、保育園のお世話になっています。
成長するこどもと一緒に生活することは、とても大変で、とても楽しいです。発見や新しい視点などなど・・。でもやっぱり大変でもあります。
私は毎日朝9時から夜10時まで勤務+家事。
家内は 毎日9時から夜7時まで勤務+家事。
週休2日とはいえ、案件は休んでくれないから、家のパソコンで書類作り・・・・などなど。
家内はこの一年で6キロやせてしまいました(>_<)
自分たちが選んでいる道なので、仕方がないのですが、そういう中で 精一杯はこどもと接し、おんなじ視点で遊び、考える時間をつくっていく努力はしているつもりです。
でも、事実として、休みの日に預けていることもあります。
ぐったりして機嫌の悪い私といるよりも、お友達や、先生と過ごすほうがはるかにいいと思うからです。
こどもを「育てる」という言い方はあんまり好きではないです。多分、こどもは自分で成長します。きちんと自分の人生を、仕事を、真剣に生きていれば、甘えられようが、そうでなかろうが、時間をすごそうが、すごさなかろうが、きちんと成長していくと思います。
職業上、学校ともお付き合いがあり、生徒たちやその親御さんとも接する機会が多いのですが、こどもたちのため、といってすぐにこどもの世界に介入する親御さんが非常に多くて、自分では判断できない子供たちが増えているように感じます。
こどもだけが世界のすべてであることもまた、こどもをゆがめてしまう・・・こともあるのではないでしょうか?
なんだか支離滅裂ですね(-_-;)
とりあえず痛いところをつかれたので衝動的な反応をしているのです・・すみません<(_ _)>
いろいろな考え方や生き方がある、でもそれがみんなにとってよりよい方向であれば、と願い、努力してはいるのですが・・・・・・。
もちろん大変でしょう。
勤務時間を見ると毎日毎日長時間お仕事をなさっていることは痛いほど伝わってきます。
だからこそ「時々」と言ったのです。
「時には」こどもとゆっくりお休みを過ごして欲しい
「時には」ちょっぴりでも早くお迎えに来てあげて欲しい
ただそれだけでいいのです。
少ない時間の中で子どもさんと出来る限り関わっていこうとする親御さんも当然いらっしゃることでしょう。もときちさんのところも多分そうだと思います。
その心が、子どもにとって暖かい救いになるのです。
(私の勤務している地域はちょっと特殊で、なんというか、預けっぱなし、ほったらかし、の状態の子どもが本当に多いのです。だからつい、そういう親にむけての怒りの言葉になってしまいました。ちょっと公共性に欠ける文章になってしまったことは反省しています。)
忙しいし、生活がもちろんある、責任もある。
苛酷な労働条件の中での子育ては本当に大変でしょう。
でも、敢えて言います。
それでもあなたが親です。
その子を産み、育て、共に生きていくことを選んだのはあなたです。
そして、その子が誰よりも必要としているのは あなたなのです。
親側のニーズよりも、子ども側のニーズに応えることの方が重要だと思っています。
それは私の信念です。
不快な思いをされたらごめんなさい。
削除していただきたいなあ・・・と思いのぞいたらコメントまでしてくださっていたんですね。
汗顔の至りです(>_<)
しかも途中で切れて、なおさら失礼な内容になっているし・・・。
申し訳ありませんでした<(_ _)>
(悪質なのは別ですがw)
不愉快な感情的な文とは思えませんでしたが・・・。
こちらがどうしても一方的な考えで書いているので、反対意見もあるだろうなとは最初から思ってました。
ただそれも、言ってくれないとわからないので、もときちさんのようにコメントしてくださる方はとても貴重で、ありがたい存在だと思います。
そうやって頂いたコメントを見て反省したり、いやそうではなくてと反論したり、そういうのでいいと思うのです。
まだまだ「人に伝える」ということに関しては初心者の私です。
試行錯誤しながらできる範囲でこのブログを更新していきたいと思っています。
私にとって、どんな形であれ、問題提起をしてくださる方はとても大事な存在です。
これからもつたない文ですが、呆れずによろしくお願いします(滝汗)。