三歳児の保育で私たちは「変身ごっこ」というのをやる。
だいたいみんな思い当たるだろーけど、昔だとウルトラマン、仮面ライダーなど普通の人が変身してヒーローになるテレビ、あったし今もある。
変身ごっこしてヒーローになって遊んだ経験のない人を探す方が難しいよね。
そういう遊びが大好きで、一番盛り上がってやるのがこの年齢なのだ。
とくにその気になりやすく、第一反抗期まっただ中で攻撃的な年齢、三歳。だから「変身」っていうのは三歳児の発達に合った遊びとも言える。
んでなんで変身するのかというと・・・当たり前だが強くなるためなのだ。
でも、なんのために強くなるのかっていう動機付けが、単なる変身ごっことはかなり違う。
まさにテレビの中のヒーローばりに、動機があるのだ。
詳しく書いたら長くなりすぎるので(ってかいつも長いけど・・・)割愛するけど、三歳児には大事な架空のお友達の「お星様」がいる。架空っていってもちゃんと存在している。実際に保育士が創った「お星様」が。
子ども達はそのお星様を本当に命あるものとして感じ、ふれあい、親しみを持ち、愛情を持っている。大事な大事なみんなのお友達なのだ。
ところがそのお星様を奪い取りにくる輩がいる。有無を言わさず、理不尽に「もーらったー」と取りに来るのだ。(取りに来る役は保育士)
こどもたちはその輩に立ち向かう。大事なお星様を守るために。そして、もっともっと強くなって敵をやっつけるために変身するのだ。
(そういう設定の保育なんです・・・)
早い話が劇ごっこ。
それをもう真剣に、その気になってやってるだけなのだ。
三歳児って丁度反抗期で、攻撃性というものが出てくる年齢だ。それは子どもヤクザと呼ばれるようにとても激しい。お友達や親、保育士、誰彼構わず反抗する。叩くし蹴るし、暴れる。
それは発達していくなかで必ず通り過ぎる過程でもあるのだが、激しすぎるゆえに押さえ込まれてしまう。それを無理に押さえ込まず、円満に思いっきり外に出させてあげることが今後の自立につながっていくのだ。またそれが出せない弱い子どももいる。そういう子は敢えて攻撃性が出るように促してやらないといけない。それが全ての子どもの発達を押さえるということなのだ。
そのために、大事なお星様を奪う敵、という存在をつくっている。
(私たちはそいつを「かいじゅう」と呼んでいる ハハハ)
かいじゅうに負けないように、もっともっと強くならないといけないという流れで変身ごっこがはじまる。
ここでまた大事なポイント。
話は変わるけどこの年齢、偏食がもっとも多い年齢でもある。
ちょうど味覚が発達して、これ好き、これキライといった感覚がわかるようになってきているのだ。だから偏食が極端に多くなる。
面白いことに、変身の内容、偏食変身なのだ。
「○○を食べて強くなるぞ!」という変身。
基本的には何を食べて強くなっても可。ケーキとかジュースとかいう子もいる。
それでもいいのだ。
だいたい好きな物を食べた方が強くなれそうな気もするというものだろう。
そのうち、いや、キライなものだって食べてやる!といった気持ちになってくるのだ。そして強くなってかいじゅうをやっつけてやる・・・とこうなる。
ホントにその気になって変身してるから、そのあと給食で嫌いなものがでても、なんと食べれてしまうのだ。しかも自信たっぷりにいばって食べている・・・・
いやホントに。
こどもってスゴイと思うときがこの時。
そして、これが変身ごっこという遊びの目的の一つでもあるのだ。
嫌いなものを食べて克服し、今よりもっと強くなる
そのとおりのことが起こってしまうのだ。
・・・長い・・・次にまわします(T.T)。
だいたいみんな思い当たるだろーけど、昔だとウルトラマン、仮面ライダーなど普通の人が変身してヒーローになるテレビ、あったし今もある。
変身ごっこしてヒーローになって遊んだ経験のない人を探す方が難しいよね。
そういう遊びが大好きで、一番盛り上がってやるのがこの年齢なのだ。
とくにその気になりやすく、第一反抗期まっただ中で攻撃的な年齢、三歳。だから「変身」っていうのは三歳児の発達に合った遊びとも言える。
んでなんで変身するのかというと・・・当たり前だが強くなるためなのだ。
でも、なんのために強くなるのかっていう動機付けが、単なる変身ごっことはかなり違う。
まさにテレビの中のヒーローばりに、動機があるのだ。
詳しく書いたら長くなりすぎるので(ってかいつも長いけど・・・)割愛するけど、三歳児には大事な架空のお友達の「お星様」がいる。架空っていってもちゃんと存在している。実際に保育士が創った「お星様」が。
子ども達はそのお星様を本当に命あるものとして感じ、ふれあい、親しみを持ち、愛情を持っている。大事な大事なみんなのお友達なのだ。
ところがそのお星様を奪い取りにくる輩がいる。有無を言わさず、理不尽に「もーらったー」と取りに来るのだ。(取りに来る役は保育士)
こどもたちはその輩に立ち向かう。大事なお星様を守るために。そして、もっともっと強くなって敵をやっつけるために変身するのだ。
(そういう設定の保育なんです・・・)
早い話が劇ごっこ。
それをもう真剣に、その気になってやってるだけなのだ。
三歳児って丁度反抗期で、攻撃性というものが出てくる年齢だ。それは子どもヤクザと呼ばれるようにとても激しい。お友達や親、保育士、誰彼構わず反抗する。叩くし蹴るし、暴れる。
それは発達していくなかで必ず通り過ぎる過程でもあるのだが、激しすぎるゆえに押さえ込まれてしまう。それを無理に押さえ込まず、円満に思いっきり外に出させてあげることが今後の自立につながっていくのだ。またそれが出せない弱い子どももいる。そういう子は敢えて攻撃性が出るように促してやらないといけない。それが全ての子どもの発達を押さえるということなのだ。
そのために、大事なお星様を奪う敵、という存在をつくっている。
(私たちはそいつを「かいじゅう」と呼んでいる ハハハ)
かいじゅうに負けないように、もっともっと強くならないといけないという流れで変身ごっこがはじまる。
ここでまた大事なポイント。
話は変わるけどこの年齢、偏食がもっとも多い年齢でもある。
ちょうど味覚が発達して、これ好き、これキライといった感覚がわかるようになってきているのだ。だから偏食が極端に多くなる。
面白いことに、変身の内容、偏食変身なのだ。
「○○を食べて強くなるぞ!」という変身。
基本的には何を食べて強くなっても可。ケーキとかジュースとかいう子もいる。
それでもいいのだ。
だいたい好きな物を食べた方が強くなれそうな気もするというものだろう。
そのうち、いや、キライなものだって食べてやる!といった気持ちになってくるのだ。そして強くなってかいじゅうをやっつけてやる・・・とこうなる。
ホントにその気になって変身してるから、そのあと給食で嫌いなものがでても、なんと食べれてしまうのだ。しかも自信たっぷりにいばって食べている・・・・
いやホントに。
こどもってスゴイと思うときがこの時。
そして、これが変身ごっこという遊びの目的の一つでもあるのだ。
嫌いなものを食べて克服し、今よりもっと強くなる
そのとおりのことが起こってしまうのだ。
・・・長い・・・次にまわします(T.T)。