人を呪わば穴ふたつ

オバサンだけど、小心者なんで
囁き程度に呟いてみる・・・・

十七歳、自閉症児。これからスタートです!!

2011-01-28 | 母として

 二男のためにいろんなタイプの生徒さんがいる、

マンモスな支援学校高等部を選んだのだが

最近まで、これは見誤ったかと親のほうが混乱した。

「みんなと同じ普通の高校にいきたかった」

「親に勝手に決められた」と

針の筵にすわらせられたような

親が揺らがないでいられるかどうか、

試された二年間だったと思う。


 二男は自閉症で、精神遅滞もあるけど

それでも

現実を受け入れてほしいし

なにもかもそれらのせいにすることだけは

させたくないと

思えば「自閉症に甘えんじゃないよ!」と

キツイことも言い続けて

一年の時の担任に

「薬を飲ませておとなしくさせたほうがいい。

このままで行くと二時障害がきます。」と言われた時には

いよいよ、退学も有りかと思ったけれど

「まわりが諦めたって、おとうさんとおかあさんは諦めない」

と言い続けた。

それほど学校を否定し続けた二男が

年明けた頃から

すこしずつ少しずつ

胸の内を口にするようになり

自分で消化するようになり・・・

そして

「この二年間があったから僕はがんばれるよ」

「僕のの心のよわいところがわかったんだ」

の言葉。。。。


 ようやく、自分を受け入れ始めたばかり。

まだまだ葛藤は続くだろうことは覚悟のうえで

それでもこう言えるようになった、

学校一の暴れん坊の超問題児。

今は

「そう言えるようになった君は

心が強くなったんだよ」と

思い切りほめることにする・・・

これからもがんばろーぜ







 

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