学校にバトンを忘れて取りに戻ったユウナ。
上手にバトンをクルクル回していた。
(練習したのかな? けっこう上手かった

)
薄暗い中、よくバトンのために戻ったな~、その考えの方が勇気あるよ。
物音に気づいてとある教室をそっと覗くと落ち武者らしき甲冑を着た武士が忽然と現れた。
きゃ~と叫んで、その場を立ち去るユウナ。
翌日学校帰りの佐伯邸の庭では剣道の素振りをしている子供達。
半平太は剣道も教え始めた。
掛け軸にいたずら書きをされた。
掛け軸を売りお金を得ようとした虎之助が子供らを怒ったが…
「鎧、兜が夜に動くと~」という都市伝説まがいのものが流れていた。
その話を聞いただけで半平太は震えていた。
龍馬は調べる気満々で…この差が面白かった。
「学校の怪談」みたいで…

最初から半平太は弱腰で笑ってしまった。
武市半平太は武士で戦は経験ないかも知れないが、人の生き死にを見てるはず。
そう言う人がなぜ鎧、兜をきている人を怖がるか不思議な気がした。
頭でっかちの人だったの?

(ドラマ、ドラマ。脚色した?)
着物を着た女の子が飛び出してきて半平太は驚く。
学芸会の練習って言ってた? 座敷童と間違えた半平太

(双子だったけど…)
理科室に置いて合った骸骨と内蔵のむき出し標本にも驚いていた。
晴香はこれは子供達に教えるために置いてあると説明。
ピアノの音が聞こえてきた。「エリーゼのために」だった。
音楽室からだった。しかし誰もいない。
ピアノを弾いている人もいなかった。
教室の電気をつけるとそこに白髪長髪の男性がいた。
ピアノを直しているとか言ったか?
スピーカーから音楽は聞こえていた。
レコードかCDがどこかにあってそれがスピーカーから流れていたんだろうね。
そう言う仕組みを知らない半平太は驚くばかり。
甲冑は廊下の片隅に置かれていた。
少々触っていたが、晴香に「触っちゃダメ!」と二回ほど言われた。
甲冑の後ろを見た二人。紐の真ん中に家紋が入っていた。
土佐藩山内家の家紋とか言っていた。
なぜそういうものがこの学校にあるのか…
寄贈者を捜そうということに…
翌日の夜再び夜の学校に忍び込む三人。(半平太、龍馬、晴香)
あるべき所に鎧、兜、甲冑はなかった。
途中で半平太は震えて足が動かなくなった。
龍馬と晴香は先に行ってしまった。
しかし恐る恐る足を動かして歩く半平太。
そこに鎧、甲冑、兜を着けたものが現れ、半平太を階段から突き落とした~。
半平太気づいた時は翌朝の朝だった。
佐伯先生の客間に寝かされていた。龍馬が担ぎ込んだと言っていた。
飛び起きてまた学校へと急いだ。
甲冑はちゃんとあった。が甲冑の後ろを覗き混むと…何やらわかったようで…
晴香のあこがれの先輩が教員になっていた。
その人が3Dプリンターで甲冑を作ったが、家紋だけは上手く出来なくて手書きした?
お金の為だと言ったか。
校長が作れと言って、断れなかったとか。
「子供達に嘘を言ってはいけない。真実と向き合うのじゃ」と説得していた。
晴香が壇上から「今まで起こったことは…」と謝ろうとしたら、男性教員が
自分は校長に頼まれてやったことだと真実を述べた。
子供達はざわついた。
甲冑を着て龍馬は学校に現れた。
校長は若い教員に責任を押しつけようとした。
そこにバトンを持っていたユウナが半平太に投げた。
校長は簡易椅子を持ち上げて半平太に投げつけようとしたが、かわして
バトンで校長を打ちのめした

正義が勝つのじゃ~

校長は甲冑を売り払ってお金を得ていたのだ。
佐伯は昔この武里村の学校長だったらしいが…
白い髪の長髪じいさんから昔の教員名簿を渡されていた。
半平太と龍馬が二人で話しをしている。
自分達より前にタイムスリップしてこの時代に来ている人物がいるかもしれない
と言い出した。 まさか佐伯先生が?
なんだか益々ワクワクしてきた