一人シニアの漫遊記

国内外のトレッキング紀行と家庭菜園、ダンス等徒然なるままに

山紀行(北欧、スペイン その2-1(スウェーデン The Kings Trail及びKebnekaise登頂 2/2 2014.7.31~8.3)

2014-09-08 15:10:35 | 山紀行(海外:ヨーロッパ)

6. Day 5(7月31日):王様の散歩道の最高所Tjaktja峠(1150m)を越えてU字谷を望むSalka小屋へ(6時間 12km)
あいにくの雨の中を9時にスタートしました。 ゆったりした登りを1時間半程で標高1140mのTjaktja Passの避難小屋へ到着。
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Tjaktjakka Vallyに向けて緩やかな下りを行くと、鹿の群れに出会いしました。
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Tjaktjakka Vallyに沿って行くと、ほどなくU字谷を望むSalka小屋に到着。 この小屋には売店もありました。 近くに川が流れており、シャツを洗って干しさっぱりしました。
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7. Day 6(8月1日):U字谷を経てKebnekaise Mountain Stationへ(8時間 23km)
このコースのハイライトのU字谷を越えて行きます。 今日は長時間のトレッキングであり珍しく7:30にスタート。 天候も安定してきて、のんびりしたトレッキングを楽しみました。
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15:30にKebnekaise Mountain Stationへ到着。 この小屋は大規模で食事付きとなっています(この油断が食あたりを招くことになろうとは、、、、)。 到着時にきれいな虹がかかりました。
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8. Day 7(8月2日):スウェーデン最高峰Kebnekaise(2117m)登頂(12時間)
前夜に、登頂に関するコース説明と専用のデイパック、クランポン、ハーネスを受け取りました。 登頂にはグループの6名が全員、参加と思っていましたが4名でガイドも行かないと聞き唖然! 7時に小屋をスタート。 山小屋常駐の専任のガイドが2名ついてくれました。 このガイドが超優秀で確実なステップを刻んでくれ(いわゆる、マナスル歩き)、このコースで初めて山を歩いている気がしました。 このような歩きだと、全く疲れません。
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超優秀なガイド(確か、マイクさんだったかな)と家内です。 家内の満足そうな表情がお分かりいただけますでしょうか。 そろそろ氷河が近づいてきました。
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氷河歩きを前にハーネスとザイルを装着します。  雪渓の下は氷河のカチカチの氷の登りです。 その前方の岩場を登るとは、その時には想像していませんでした。 こんな急登の岩場を登るとは、、、、。
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固定ザイルを頼りにザレた急坂を登りますが、カチカチに凍っており一歩登って二歩滑り降りる具合で、腕力を頼りに登りました。
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急坂の岩場をハーネスと二本のカラビナで安全を確保するFerrataで登ります。 昨年のDolomitti Brentaで経験済みでしたので、登攀を楽しみました。
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Ferrataを終えると平坦は岩場に出ます。 ここをしばらく行くと、Kebunekaiseの白く雪をまとった頂上が見えてきました。
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頂上は10人程度しか居られない狭い個所で、直下でクランポンを装着し順番に登頂しました。 このKebnekaiseは双峰で南峰に登頂しました。 後方は北峰です。
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頂上でアメリカからの男性、イギリスからの女性とガイド2名と家内です。
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帰路はショートカットの雪渓下りを楽しみました。 冬季や春にはスキーで賑わうそうです。 急斜面をお尻ボブスレーよろしく下降しました。 この日は、イギリスから参加の女性トレッカーが遅くそれに合わせるため結局、12時間の夕刻7時に山小屋へ帰りつきました。 通常であれば、17時には帰り着けるかと思います。
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9. Day 8(8月3日):Nikkalouktaへ(2時間 9km)
前の晩の夕食で最初に出たパンとペーストのどちらかにあたり豪華な夕食の前に気分が悪くなり中座しました。 その夜は、トイレ通いとなり、勿論、朝食は取れずお腹が空っぽのままなんとか最終日をこなしました。 Nikkaloukta向けてボートに乗り込みました。
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