11月3日は晴れの特異日だった筈です。
曇天の文化の日は珍しいのではないでしょうか?
秋は物思う時期、それに私がぼうっと考え込んでも何の迷惑もかけません。
と、来し方行く末、社会の事、スマホで全然別件の検索しながら考えてました。
なんか、今の世の中おかし過ぎる。
具体的な事は到底書けません(私言い出すとかなり過激で、それで大失敗してるんです)。
そこで、例の古本、『すごい小説』をパラパラめくって、『ゼロの焦点』を取り上げてみました。
かなり昔この本を夢中になって読んだ事があります。
昔は難解なものを読めたのですね。
見合いで知り合った夫ですが、次第に深い愛情を感じて、幸せだった妻の許に突然夫の失踪の報が入ります。
自分を心から愛して、平穏な生活に満足していた夫が故意に行方をくらます筈がない。
妻は危険を冒して真相に迫ります。
夫の過去は大したものではありませんでした。
ただ夫が過去に見聞きした事は、ある人物が口封じしてしまいたい事だったのです。
その為に、彼は姿を消したのです。
暗い北陸の海を舞台にした物語を追っていくのはとても興味深い事でした。
しかし、年を経て読む今は男女の愛憎劇以上に、人は権力や地位を保つ為に冷酷な事をするものだという感が強いです。
松本清張はこの辺の物語を書かせると並ぶ人がいないと思えます。
冷え込むので、大根をコトコト炊きました。
米のとぎ汁で昆布を入れて下煮したので柔らかくなりました。
鶏の骨付き肉で甘辛く炊いたところに、豆腐と青菜を入れて煮て出来上がり。
残った大根は明日のお菜にします。
お腹がくちてほっとしたこの時、この時が穏やかに続いていく事が幸せと言えるのでしょう。
現実は小説と違うのですから(不審な事があっても)行動はよく考えてからにしようと思います。
😆
最近納得出来ない事が多いので、頭がそっちの方に行ってひどい間違いをしてしまいました。
今日は憲法記念日ではなく(5月3日)文化の日です。
コロコロちゃんのブログでハッと致しました。赤面です。