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読書の森

バレンタインデーの桜

国花の桜、春本番に巷を淡いピンクに染めて、花の命が短くて潔く散る、日本人の美意識にぴったりの花でございます。

終戦後間もない、と言っても昭和29年に上京した子供の私、人々は忙しく復興の勢いは盛んで街は元気でしたが、田舎でどこでも見られた自然の花々の姿が見られませんでした。
特に桜の手入れは全然されず、焼き残った桜が枝も折れてかわいそうに僅かの花をつけているだけでした。要するに延焼を避けて街路樹など切られていたのですね。

そんな寂しい早春、初めて見た綿菓子のような桜の木!奇跡かと思えたのです。
それが「河津桜」であります。

河津桜は伊豆河津が有名ですが、日本各地で桜の華やかな魁をしてくれてます。

 私が、初めて横浜市の住民になったのは昭和61年(1986年)、見事なこの河津桜の大木を見つけたのはそれよりずっと後の事です。
3月に満開となり長く美しさを楽しめます。

見出し写真は2021年2月13日のものです。




そして昨日(2月13日)、撮った河津桜^_^さすがコロナ禍を経てちょっとお疲れの様ですが相変わらず艶やかな姿を見せてくれてます。

ずっと長生きして欲しい桜です。
いずれ私もこの世から消え去るでしょうが、いつまでも人を楽しませてくださいね!

おまけ
本日のバレンタインデーの為に作ったカレー🍛
茹でた人参をハート型に抜きました。

 

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