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読書の森

プライバシーと人権

最近、統一教会に誰が関わったかと言うニュースが茶の間のTVでよく流れてます。

異常気象やウクライナ戦争、コロナ大感染の話題だと先の見えない議論になるけど、誰それさんが統一教会に参加した、広告に出たなどと言うニュースは誰でも分かり易いからではないかと意地悪く見てしまいます。

もし、万一テロ事件が皆に知られてなければ、このままウヤムヤになってしまったのではないでしょうか?

信仰、宗教に関わる事は一歩間違えると、プライバシー侵害になるから、今迄立ち入れなかったのかと私は思います。
しかし、その団体が非常な人権侵害を行なっているとすれば、法律に基づいて捜査出来る筈ですね。


1995年に起きた地下鉄サリン事件によって明るみに出たオウム真理教の信じられない犯罪の数々。
それは遡る事6年前に起きた坂本弁護士一家殺人事件が正しく捜査されていれば、起きなかったでしょう。

坂本弁護士は非常に正義感の強い人で危険も顧みず、オウム真理教の危険な裏側を調査していたのです。
これがオウム真理教教祖の知るところとなって、密殺されたのです。

この時、オウム真理教は坂本弁護士一家の日常行動をつまりプライバシーを違法に探っていた筈です。

失礼ながら、他人の守るべきプライバシーが勝手に盗まれるのには鈍感なのに、自分達のプライバシーには異常に敏感な輩が多すぎるのではないかと思ってしまいます。


明らかに守るべきは教団のプライバシーではなく、信者のプライバシーであります。

教団のプライバシーを暴く事は信者のプライバシーを暴く事と同一ではないですね。
わざわざ信者の被害状況を本人が嫌がっているのに明らかにして、大元の搾取に目を瞑っている専門家がいる気がしてなりません。

「怖い!チクったら自分の命が危ない。自分の命が大切だから」

坂本弁護士一家殺人事件がそういう教訓?を残したら、それこそ社会全体にとってこわ〜い話ですね。

今の社会は被害者のプライバシーばかりやたら暴いて生きづらくしてる気が致します。被害者はその辛い記憶を忘れられた存在になる事が一番必要ではないでしょうか?それがプライバシーの保護に繋がると思います。
加害者こそ被害者に犯した罪をずっと記憶していただきたいと思いますね。

(^∇^)
オウム真理教は麻原彰晃という異常な男個人の野望に基づく邪教で、世界平和を願う統一教会とは根本的に異なる、という異論が出そうです。
統一教会が麻原のように人殺しを示唆したような実例は全く無い筈ですね。
誤解を与える点は反省して深くお詫び致します。

しかしながら、盲目的に信じるように洗脳された点は同じですね。その為信者の殆どが当たり前の暮らしが出来なくなった事は事実です。
教団の洗脳の仕方がどのようなものか、違法か違法でないかきっちり分析していただきたいものです。
信者のメンタルばかり掘り下げて分析して、そこに悲劇の原因を探るのはどうかと思う次第ですが。



読んでいただき心から感謝します。 宜しければポツンと押して下さいませ❣️

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