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読書の森

正解が出ないという事

久しぶりの夜のお買い物、師走に入った街はイルミネーションでお化粧してます。
街路樹が可哀想、資源の無駄、などと言う野暮な文句を吹き飛ばす美しさで、暗めの世の中が嘘の様に思えます。

暗めの世の中の最大の原因は、具体的にはコロナ禍とそれに伴う不況及び海外の政情不安ですが、具体的な事実以外のものがあるのではないか?
それが「今まで必ず正解が出ていたのに本当は予測不能だった」という現実の為ではないのか?

キラキラ輝くネオンの中、およそ相応しく無い事を考えてしまったのです。


薬屋のショーウィンドウ(?)でとても興味深い物を見つけました。

向かって左は横浜に相応しい観覧車、右は天秤、時代物です。この真ん中にガリレオの温度計が鎮座してます。
この温度計は液体は温度が高くなるにつれて密度が低くなる物理の原理を応用した、歴史の古い温度計であります。

ただしこれをガリレオガリレイが発明した訳ではないという事です。天才的物理学者である彼の説に学んで後世作ったもののレプリカです。

10年前の私なら興味無く通り越してしまった事物が今非常に心を惹くのは何故でしょう。

20世紀に入り急速に進化のスピードを上げた世の中、それは全て「科学技術」の進化のお陰です。
つまりガリレオの時代から、いえもっと以前から続く、物事の原理の発見、その原理に基づいて人間が筋道立てて考案したモノのお陰であります。


上の写真は私の好きな「数独」パズルです。数独には必ず正解があって、正解を出す筋道、割り切った正解を出す快感があるのでこのパズルに挑戦します。

ガリレオが今も普遍の原理を訴え続けた為に、狂人として捕らえられ殺されそうになりました。
科学者は必ずしも現世の幸せの為にこの道を選ぶ訳ではないです。つ「正解」に導く思考過程に何にも勝る喜びを覚えるのでしょうね。

なので、考えても考えても「正解」のない世界がある、としたら、それこそ希望を断たれてしまう思いがあるのではないかと、勝手に想像してしまいます。



七面倒な話は抜きにして、いつになく遅い(と言っても7時過ぎ)夕食でした。
お刺身コーナーよく見かける切り落とし、他のお刺身に比べて安い!

500円のさく、冷凍庫に保存したご飯をチンしてそのまま上に飾っていただきました。
スシメシでも無いし、漬物やインスタントお澄ましでの間に合わせでしたが、美味しかったです。料理と言えないけど、食事作りは工夫ができて面白いですね

実は、考えれば正解の出る事、パズルだけでなく、世の中にいっぱいあるみたいです。
それを見つけると、少しゆとりが出るみたいです。
日常の中に考える過程を楽しめるのは、結構女性の方が多いのかも知れませんね。

主題が置き換わってしまったでしょうか?

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