皆さま、こんばんは。新年まであとわずか
本日は、仕事とは全く関係のない話題を取り上げます。
先日、地域新聞の滋賀夕刊12月25日号に書かれていた
『たった一人の野球部員 長浜農、合同チームの出場も危機』と、
それに続く『深刻、小中の競技人口減 外遊びしない、勝利主義、親の負担?』
2つの記事について、私自身、大変関心があると共にその現象を危惧しており
この問題を取り上げたいと思います。
記事の大まかな内容はタイトルでもわかる通り、長浜農業高校野球部員が
たった一人になってしまい、危機的な状況であること。
そして、野球をはじめサッカー等、スポ少の競技人口が年々減少しており
子供たちのスポーツ離れを危惧するということ。
私たち夫婦は、息子が小学5・6年時、小学校のスポーツ少年団団長を
任されました。その頃でさえ、スポーツ少年団(スポ少)は同じような問題を
抱えており、『スポ少に入ってくれる子供たちを何とか増やしたい』という
各競技の指導者たちの要望を受け、団長2年目の冬に、各競技の要素を取り入れて
遊びレベルにした内容のものを、一日 小学校の体育館を借りて
(卒業する6年生を除き)1~5年生に向けて希望者を募り開催したことがありました。
遊びながら、何かしら関心を持ってくれて各競技に足を踏み入れてくれたら・・
という淡い期待をしての取組みでしたが、結果について私たちは、
息子の小学校卒業とともに役職を離れましたので わかりません。
(部員の入部は4月の入学式以降に行われるため)
しかしながら、一日くらい遊びながら体を動かしたところで、
スポーツに感心を持つ子が増えてくれるほど、話は簡単ではないだろう・・と
心配しておりました。
我が家の子供たちは、小さい頃から割と外で遊ぶことが好きで、
ブランコやジャングルジムで遊んだり、砂遊びも大好きでした。
小学校から始まるスポ少以前に、外で遊ぶこと自体が
近年の子供たちは少ないのではないか・・
スポ少から やがて高校野球や高校サッカーを経てプロへ!なんて子は
ほんの一握りであり、スポ少の意義は、本来そんなところに無いと思います。
小さい頃から体を使ったり動かして遊ぶことの大事さは色々なところで
見聞きします。例えばこんな記事を見つけました。
「幼児期時期応援プログラム」 いかがでしょうか
確かにスポ少には新聞でも書かれているように、親の負担や
指導者の勝利至上主義の指導法など、問題も多く抱えていますが、
子供たちの成長のことを考えれば、色々なスポーツに親しんだり
体を動かす機会を作ってあげることは、大人として社会として
大事なのではないか。
『我が家の子供たちが過ぎてしまった時期だから、もう関心が無い』と
他人事に考えてはいけない問題だと思います。
ましてや いま子育て真っ只中の親御さんたちには、
ぜひ考えてほしい問題だと思います。