アートインナガハマ★スタッフのブログ

毎年10月の第一土・日曜日に開催の「アートインナガハマ」のイベント情報をお知ら致します。

評価の難しさ・そして努力の意味。。

2012-09-30 13:07:35 | プライベート日記

皆さま、こんばんは。ただ今 台風はどの辺りを通過しているのやら・・・

すごい風がふいています

私事ですが、昨日 息子の中学校の合唱コンクールがあり、初めて聴きに行きました。

今まで、中学校の合唱コンクールの日とアートインナガハマの日が重なり

娘の合唱は一度も聴きに行ったことがありませんでした。

今回、中学校の当行事が9月末にずれたことで、初めて聴きに行く機会ができ

それならばと、PTA合唱にも参加して、自分もステージで 全9回の練習の

成果を発表してまいりました

さて、当日も、直前まで発声練習がありましたので、1・2年生の合唱は聴けずに

息子の学年(3年生)の合唱のみ聴かせていただきました。

まずは、学年合唱で 3年生約260名全員がステージに立って歌って

歌ってくれます。

260人の歌声は実に壮大で、中学生と侮れない心に響いてくる素晴らしい

パフォーマンスでした

その後、各クラスごとの発表に移ります

 3年生は7学級あり、なんと同じ曲を選んだクラスが2クラスずつ。

学年合唱の260名の歌声の後で、どうしても迫力という点では見劣りしますが

どのクラスも男女2部ずつの4部合唱で、曲も 出だしがアカペラだったり

難しいことに挑戦していました。

私は中学生の合唱を聴くのも初めてで、評価などできる立場ではありませんが

どのクラスも それなりに意気込みだけは十分伝わってくるパフォーマンスでした。

1~3年の全クラスの合唱が終わり審査を待つ間に、私たちPTA合唱をご披露

するというプログラムで、いよいよ自分たちの出番

ステージに立つということは、それなりに緊張するものですね

それでも、子どもたちの声援もあり、自分の子を見つけると、小さく手を振ってくれて

心のコンタクトも取れて、少し緊張がほぐれ、いつもの練習の通り、いや練習以上の

歌声を体育館に響かせることができました。

歌い終わった後の盛大な拍手は、私たちの頑張りを 皆さんに認めていただいたような

充実感、達成感を十分に味あわせてくれるものでした

ところで、このPTA合唱のあと 審査員代表の方のご講評があり、その後に

各学年の優秀賞等の発表 そしてラストの全学年を通してのグランプリの発表が

ありました。

グランプリは・・・・・・・・2年○組~~~   実は北中学校始まって以来という

3年生ではなく、2年生がグランプリをとってしまったのです(汗)

私は初めて聴きに行ったのでよくわかりませんが、どうも 今まで3年生が、必ず

選ばれていたらしく、多少2年生のほうが良かったかな・・・と思う時でも、3年生のクラスが 

グランプリに選ばれていた。ところが、今回初めて2年生のクラスが選ばれたということで

3年生の落胆ぶりは半端なく、悔し泣きする子やパイプ椅子を蹴って怒りをぶつける子も

いました。

審査員代表の方は、元音楽教師のかたで、このような3年生重視の伝統も考えつつ

「厳粛かつ公正に審査しました。3年生の意気込みは 十分伝わりましたが

合唱というハーモニーのなかでは、アカペラや4部合唱という あえて難しい挑戦が

アダとなってしまい 、2年生のハーモニーの美しさに負けてしまった。

体育館で聴かれた保護者の誰もが納得する審査にしたかったので、あえて

伝統を壊してでも、2年生のクラスをグランプリとしました!このことで、生徒たちが

揉めたらすみません」と断って、お帰りになったそうです。

帰ってきた息子に聞いてみると、「2年○組の合唱の素晴らしさは、確かに認める!

それでも、彼らの選曲は合唱の定番で簡単だ!それなのに・・・」

という悔しさにあふれたコメント。

息子と話していて、びっくりしたことがあります。

まずは、私の中では、たかが3週間程度の準備期間に過ぎない合唱コンクールの

取り組みだと思っていましたが、予想以上の悔しさを知り、期間では測れない

彼らのコンクールに掛ける思いがヒシヒシと伝わってきたこと。

そして、審査されるかたも 彼らの真剣な取り組みを受け止め、誰もが納得できる

審査を心掛けていただいていたという、一見当たり前のこと。

最後に、努力した結果が必ず成功や勝利という目に見える形で表れるばかりでは

ないという、これも当たり前のこと。

この経験も、成長段階の一つの良い経験だと思います。自分(たち)の取組みが必ず

結果に表れてくれるほど、世の中は甘くありません。そんな中でどうやって、自分(たち)の

取組みを評価し、次への取組みとつなげていくか

息子も含め3年生の皆さんには、この結果を受け止め 次への糧にしてくれることを

期待しています

さて、次の週末は、いよいよアートインナガハマ2012が開催されます

当イベントの中でも、コンテストがあり、審査が行われます審査員の方々は

伝統にとらわれず、ぜひ、誰もが納得できる審査結果を発表してくださることを

期待し、また、作家の皆さまも、結果にケチを付けることなく、次へのステップに

していただけると嬉しいなぁと思います。

 

 

 

 

 

 

 

コメント (1)
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