ふるさとの情景2

日常のアレコレ

今年の初登山は鬼の架橋へ

2014年01月07日 | 登山
               丹波市と篠山市の境にある 金山(標高540m) に登ってきました。 ふるさと兵庫100山には篠山市追入(おいり)神社からの
               登山ルートが紹介されていますが、今日は「丹波市中央分水界の径」記載の柏原町の鐘ケ坂公園からのルートを歩きました。
               
               このルートは、丹波市と篠山市を繋ぐ平成に完成の「新鐘ケ坂トンネル」、昭和に作られた「鐘ケ坂トンネル」、明治に作られた「鐘ケ坂隧道」の
               三つのトンネルが重なる珍しい場所です。 歩く道からそれぞれのトンネルを観ることができます。

           歩いたルート:鐘ケ坂公園→古道登山口→鐘ケ坂峠→金山城跡→鬼の架け橋→引き返し・古道登山口→明治トンネル→公園

これが結構有名な  鬼の架け橋です。
竹野町の海岸沿いの「はさかり岩」は洞門の天井が崩れたのだはないか と言われていますが、ここの岩はどうしてこんな状態になったのでしょう?




但馬から福知山に南下し国道175号線、176号線を経由し、現在使われている新鐘ケ坂トンネル手前を旧道に入り、鐘ケ坂公園に入ります。
ここは4月桜の満開が見られる公園です。旧道の道は閉鎖されており、その手前の公園に駐車します。



もう午前11時を過ぎた時間なのに、朝日の当たらない場所と冷え込みのため木々は樹氷手前の状態です。

明治トンネルと書かれたカンバンの向く方向に歩き出してすぐ昭和トンネルの入口です。

 


山茶花の花の咲く広い未舗装の道を歩くこと8分ほどで山に入る登山口に到着ですが・・・   (クリックで大きくなります)
登山口が二つあります。古道の登山口に入りました。明治のトンネル方面は帰りに観るということで。

鐘ケ坂峠に到着しました。登ってきた手前側は丹波市、その向こうは篠山市です。明治トンネルが現役の時代はきっとこの峠道に人の往来があったのでは・・・と推測。

 



峠からはずれて日陰で寂しい尾根の道を往きます。適当に案内看板や先人のマーカーがあって迷う事はありません。

 


城跡までの遊歩道と案内された道は下山に歩くとして、城跡へ直登の尾根に入りました。
途中、城跡によくある曲輪や堀切と見られる場所を通過してまもなく、金山の山頂である本丸跡に到着。スタートからちょうど1時間です。



この城郭は明智光秀の丹波攻めの時、敵方である今の春日町の黒井城、篠山市の八上城の中央に位置し、牽制する城郭の役割であったそうです。

 


城跡の西側すぐに 鬼の架け橋があります。展望もいいです。




  


鬼の架け橋から遊歩道周回の道すぐにこの分岐があり、トンネルと表示された方向が元の道です。




古道・登山口まで戻り、300mほどの  明治のトンネルを見学。  入口の中です。その向こうは篠山市の追入。

 


入口の説明看板によれば、長さ268m、1883年完成のトンネルとしては日本5番目であるが、レンガ積みトンネルとしては日本最古との事。
使用したレンガは28万枚、総工費4万余円、のべ63000人による大工事であったそうです。

入口近くにお地蔵様が鎮座されていました。  天下泰平、国土安全、往来安全・・・などが読み取れました。




                  登山開始11:20分、明治トンネル寄り道で下山は13:45分の軽い初登山でした。昼食は行動食で済ませました。
                  篠山市追入神社からは何度かのぼっていますが、こちらは始めてです。いろいろあってなかなか面白い道です。
                  桜満開の季節に再度きてみたい道です。  このあと主目的である神戸市北区へ向いました。


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