さて、先日の更新で書いた通り、コンテストで受賞したナイフには双子の兄弟がいます
鋼材の切り出しから刃付けまで、この2本だけを同時進行で進めました
なんでそんな事したかと言うと、ワタクシけっこうな心配性なので『途中で失敗したら・・・』と思うと、どうしても予備が欲しくなる・・・
そんなわけで基本的なデザインは一緒で、細々と違いを付けた2本にしました
こんな感じ↓
サイズ的にはコンテスト作と同じで、全長220mm、ブレード長110mm弱
鋼材も同じD2で、仕上げも同様にストーンウォッシュ&黒染め
ただグラインドが違っていて、ファイターなどと似た感じのグラインド
バックべベルからスエッジは3incのコンタクトホイール、メインベベルは10incのホイールで削りました
どちらかと言うと、こっちの方が削りやすかったかな~(どっちも簡単じゃないけど・・・)
ハンドル材は染色&樹脂含浸のレッドウッドで、成形はコンテスト作と同じ
ヒルトやバットキャップも同様でニッケルシルバーをストーンウォッシュ&黒染め
ボルトは素材と頭の形が違っていて、コンテスト作は砲金製で角ばったデザインでしたが、こっちはリン青銅製で丸っこいデザイン
シースの形はまったく同じで、こちらは黒い革を使い古銭のコンチョを着けた
2本同時に作って一緒に完成、自分で言うのも何ですがどちらも良い出来だったので
どっちをコンテストに出すか悩みましたね~
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