製作中のナイフネタからちょっと脱線
ご存じの方も多いと思われる、ビクトリノックスのアーミーナイフ
このプラスチック製のハンドルを自分の好みの素材に交換するのだ!!
少し前に鈴木伸明さんという、プロの方のブログで見かけたナイフが何やらかっこ良かったのです
そして同じクオリティーは無理でも、似たような物ならワタシにも作れそうだったので、さっそくマネしてみたわけですよ~
まず用意するのはビクトリノックスのミニシリーズ
小さくてもハサミとか付いてて何かと便利
特別にナイフ好きとかでなくても、けっこう目にする機会がある物ではないでしょうか
そしていきなりですが、このプラスチックのハンドル部(白いとこ)を外します
金属の部分とプラスチックの隙間に、カッターナイフの刃などを入れて軽くこじれば簡単に取れます
今回分解して初めて知りましたが、接着とかではなくファスナー的な感じで着いてるんですね~
っで、取り外したカバーを裏返して、本体から出てるピンが入ってた穴をドリルで貫通させます
これを治具というかガイドに使って、交換する材料に穴をあけるのです
↓穴を貫通させた後、本体に被せてみたとこ
穴の中から見える黄色い部分がピンになってて、そこに抜け止めの加工がしてありハンドルを固定してるんですね~
そしてお好みのハンドル材を用意したら、4~5mm程度の板状に加工
ナイフ本体との合わせ面はきれいに平面を出しておきます
その材料に先ほど穴を加工したプラスチック製の純正ハンドルを薄い両面テープで固定します
↑写真は玉ねぎエゾ鹿角の切れ端
その後はこの穴を案内にして、太さ3.0~3.1mm程度の穴をあけます
もちろん貫通させてはいけませんよ!!
深さは1.5~2mmぐらいですかね~
穴があいたら、本体に合わせながら外形を削っていきます
大き過ぎて本体から大幅にはみ出してはダメですが、削り過ぎはもっとダメ・・・
何度も合わせながら慎重に加工しましょ~
っで、だいたいできたのがこれ↓
左からナイフ本体、純正ハンドル、シカ角、カリンのコブ
外形が整ったら表面もスッカリきれいに仕上げちゃいます
そして仕上がったら本体へ取付
純正みたいにファスナー的な取付は無理なんで、ナイフ製作にも使ってる瞬間接着剤(スリーボンド1733)で接着です
この時、合わせ面全部に接着剤を塗るのではなく、ピン穴部と両端の外形がRになってる部分だけに塗るのが良いと思います
そんな感じで完成したのがこれ↓
あひる製作所オリジナル、玉ねぎエゾ鹿ビクトリノックス!!
う~む なんだかすっかり雰囲気変わりましたな~
カリンのコブ材でも作ってるので、出来上がったらまた紹介します
僕もやろうと思ってますので参考にさせてください。
ハンドル材何使おうかな~。
ヴィクトリノックス刻印が鏡文字になってるのが面白いですね。
俺のチビノックスでも作りたくなってきました!(爆)
ありがとうございます
やっぱり皆さんこの改造は考えてるんですね~
ハンドル材は雄さん得意のスネークで!!
ものずきさん>
ワタシも今回分解して初めて構造を知りました
鏡文字ぜんぜん気が付きませんでした!!
さすがの観察力ですね~
ガレタカさん>
おっ! バーズアイありますか!?
やっぱガレタカさんも釣り具製作時の残り材料ですか?
バイク製作が落ち着いたら是非やってみてくだされ~
gfdさん>
穴あけ治具ぜひ、やってみてくだされ~
っていうか、ネタ元の鈴木伸明さんのブログに載ってた写真で
純正ハンドルに穴があいてる物が写ってまして、それで思いついてマネしたんですけどね・・・
鹿角ハンドル、大変雰囲気が良いですね)^o^(
自分もやってみたくなります!
あ、あと・・プロって呼ばれるのは少し恥ずかしいです・・・まだまだ全然駆け出しですので
(*^_^*)
ではでは
これはこれは、初めまして!!
まさかネタ元のご本人に来ていただけるとは思ってみなかったです
そして恐縮であります・・・
シカ角ハンドル、褒めて頂きありがとうございます
ちょうど切れ端があったので、試しに使ってみました
今後ともよろしくです