さて、前回に続き松本ナイフショウの様子です
今日は、その1よりも写真多いよ
根津さんには初めてお目にかかって、話をさせてもらいました
刀鍛冶っていうと、何だか年配の方のようなイメージを勝手に持ってましたが、根津さんはお若い方でしたね~
テーブルには小刀やペーパーナイフが並んでましたけど、これがま~ カッコイイのよ!!
この刃紋なんて凄いよね~
刃紋をクッキリ見えるようにするのに、エッチングする方法と砥ぎで見えるようにする方法があるらしい
日本刀なんかは後者で、砥ぎによって刃紋を浮き上がらせてるらしいのですが、この小刀はまさにその方法で作られてるそうです
凄いな~ 小刀って言っても、もう刀と変わらない工程で作られてるんだな~
まあ、お値段もなかなか凄かったけどね
こちらはエッチングで刃紋を出してるらしい
正直どちらもきれいでカッコイイ
ワタシのような素人にはパッと見違いがわからなかったよ・・・
このジャンルは自分でマネして作る事は出来ない物なので、憧れますな~
九鬼 隆一さんのテーブル
九鬼さんのナイフはもちろん普通のナイフも素晴らしいんですが、
何と言ってもデフォルメシリーズやミニなど、面白いアイデアがいっぱいなんだよね~
以前にも書いた事あるけど、こういう面白い物って見た目は愉快だけど作るのは意外と難しい・・・
いろんなアイデアが出てくる事と、そのアイデアを形にする技術、凄い事だと思いますよ~
九鬼さんのデフォルメシリーズの中でも非常に目を引いたのが、このサブヒルト付き!!
だって、こんなズングリした形なのに、ちゃんとバックべベルがあってサブヒルト付いてるんだよ!!
しかもデザイン的に違和感ない
凄いですな~
ワタクシ山本さんのフォールディングナイフかなり好きですね~
よく『センスが良い』とか言いますが、山本さんのナイフはまさにそれ!!
しかもただきれいってだけじゃなく、その製作工程や形に凄い技術やアイデアが入ってるんだな~
山本さん本人も紳士な感じでカッコイイよ
っで、そんな中でも一番好きなのが、このソムリエナイフ
コルクを抜くスクリューなんて、丸棒から螺旋に削りだしてるんだよ!!
それも旋盤とか機械じゃなくヤスリで!!!
これはワタシの中では、かなり欲しい1本です
高本さんのナイフはどれもキッチリした作りで、本人の印象のままって感じの作品です
ワタシが初めてインプルーブドハンドルのナイフを購入したのが、高本さんのナイフでした
最近は自分でもインプルーブド作れるようになりましたが、そんな今でもまだ高本さんのナイフを手本に眺めてます
高本さんの新しいシリーズ
これはどれもワタシが好きなタイプでしたね~
鈴木 美朗さんのテーブル
まあ、今さら言わないでも皆さんご存知、『鈴木刃物製作所』のお兄さんの方
お兄さんの作品はシースナイフを1本とフォールディングを1本もってますけど、どちらも凄い技術で作られてます!!
どちらのナイフもワタシはまだマネして作る事は出来ない物・・・
まさに『日本の職人』って感じですよ!!
ワタシが凄く気に入ったのは、この3本
ヒルトからハンドルにかけての形が良いんだよね~
鈴木寛さんには日頃からナイフ製作のかなり、いろいろな事でお世話になってます
国内はもちろん、海外にもファンを多く持つまさに実力派ってヤツですね
鈴木さんのテーブルはいつも多様なナイフが並ぶんですが、そんな中で今回ワタシが気に入ってるのはこれ↓
やや小型のナイフで、かなりシンプルなモデルなんですけど、そのラインやハンドルの削りがメチャメチャ好みです!!
ハンドル材も面白い模様なんだよね~
っで、そんな日頃からお世話になってる鈴木さんから、非常にありがたいお話が!!
ワタシが所属している災害救助犬チームにナイフを寄贈して頂きました~♪
昨年の広島への出動後、ワタシの考える災害に対応したナイフの条件を鈴木さんに伝え、それを鈴木さんなりのアイデアで形にしていただいた物です
いや~ もう何とお礼を言ったら良いやら!! ありがとうございます!!!
古藤 好視さんのテーブル
古藤さんと言ったら、きれいな銘木をハンドルに使った肥後ノ守タイプのナイフ、ライトフォルダーがメッチャ有名
もちろんワタシも持ってます!!
しかし今回のテーブルには、それ以外いろんなタイプのナイフがいっぱいでしたね~
けっこうシースナイフが多かったですけど、やはりどれも古藤さんらしい雰囲気と、手を出しやすい価格帯
その中でワタシが一番気になった(というか買いましたが・・・)のがこれ↑
ハンドルが手の中にスッポリ収まるぐらいの小さいナイフなのですが、まず形が面白い!!
そして実際に握ってみると、非常に使いやすそう
これはワタシのナイフにもぜひ取り入れたいですな
山本さんのテーブルはいつも賑やかで、ホントいろんなタイプのナイフが並んでます
ワタシのイメージでは山本さんの作品は厚い鋼材から削り出した、迫力のある作風が魅力なんですよね~
そして今回ワタシが気に入ったのがこれ↓
オイルで染色されたスタッグをハンドルにした3本のナイフ(1本はみ出してしまった・・・)
ホントにきれいに仕上がってて、欲しくてもなかなかお目に掛かれないようなナイフでした
色のグラデーションを楽しむハンドル材なので、普通のスタッグハンドルより調整が難しいと思うんですが、
それをこれだけきれいに作るってのは、さすがですよね~
そんな感じで、その2はお終い
ショウが終わってから既に1週間以上過ぎてますが、まったくお構いなしで、その3へ続く~
今後は関で?JKGで、お待ちしてますよ!
いえいえ、とんでもない
こちらこそ、ありがとうございます!!
今年は関には行かない予定なので、JKGですかね~
よろしくです~
あひるさんの気になるナイフとても参考になります。
鈴木さんの”やや小型のナイフ”僕も気になってましたあ(うふっ(^^♪)
規模が大きい事もそうなんですが、何と言ってもショーの雰囲気が良いですよ!!
おっ! 参考になりましたか!?
鈴木さんのナイフは気になりますよね~
奇抜な形ではないんですが、とてもきれいだと思います