いや~
ちょっと前までは寒い日もあったけど、最近だいぶ暑くなりましたな・・・
暑くなるとガレージでの作業が厳しくなるので、今のうちになるべく進めましょ~
っというわけで、6本のブランクを熱処理に出してましたが先週めでたく焼き上がって帰ってきました
どれも曲がったり割れたり等のトラブルなく無事に帰還
この後はテーパータングをエンバンで平面出しして、ひたすら手磨き作業!!
磨き作業は6本同時進行だと正直飽きるので、2~3本づつに分けて進めます
まあ、まずは頼まれ物の3本が優先だな
っで、6本を熱処理に出してる間、別のブランクを作ってまして~
その中でもだいぶ進んだのがインテグラル2本
先日、初めて完成まで辿り着いたインテグラルですが、やっぱ作ってて楽しい!!
前回の反省点も踏まえて別デザインで作ってます
大きい方はスティッフホーン、小さい方は相田義人氏のハンドスケルペルをそれぞれインテグラル用にアレンジしたです
ちなみにワタシのインテグラル製作手順はこんな感じ
1:マスターから鋼材にケガキを入れる
2:ボルト穴、ピン穴、捨て穴などを明ける
3:フライス加工時にクランプする為のミミを残して余分な個所を切り取る(エンドミルで削る部分を減らして加工時間短縮の為)
4:ハンドル取り付け部分をフライスで加工、ソングホールもフライスで加工
ここまで済んだのが上の写真の状態
5:フライスにクランプする作業が全て終わったら、ミミを切り落とし外形をケガキまで削りデザインした形状に整える
6:ヒルト部分の上下にチェッカリングを入れる(今のところ筋目ヤスリでやってます)
7:ブレードべベルをバーキングで削る
上の写真はここまでの作業が終わったところ
加工してるのがホビー用卓上フライスのLittleMilling9という小さな機械なので、
工業用途の普通サイズのフライスと比べれば時間はかかりますが、良い刃物を使って変に欲張ったり無理をしなければ、工具鋼相手でもこのぐらいの加工はできますぞ~
8:ヒルト、エンドボルスター部をカマボコみたいに丸く削って成形
現在ここまで進みました
っで、この後ヒルトの上下とブレードバックを軽く丸めたら熱処理前の作業は終了~♪
ここまで来るとだいぶナイフらしく見えますな
そんな感じで暑くなる前に熱処理済ブランクを増やしております
このインテグラルの他に、もう1本か2本ぐらい作っとくかな~