精神科医のカウンセリングとはどういうものかを分析している。
全文はリンクから見てください。
田丸麻紀さん、精神科医名越氏の分析 2007年12月28日 15時08分57秒
名越 ただただ何にもない空白の時間を埋めることは誰にとっても絶えきれないほどの苦痛だけど、誰かを待っているときはすごく想像力が逆に出てくるってことってあるでしょう?
(これは問題だ。対象者の心理の隙間を、カウンセラーの想像力で埋めてしまおうというやり方だ。対象者が同調的だと、単に同調的な受け答えとなってしまう。悩みが深ければ、誰でも助けてもらう人に同調的になるものだ。苦しんでいる患者は、その苦しみから逃れたいため、医師の言うことをよく聞くものだ。それに名越氏の話し方がだんだん早くなっている。)
田丸 はい、あります。1人の時で一所懸命時間をつぶして台本読んでいるときより、すごく集中した時間、同じ行動をとっていても、誰かを待っているときの何かやっている、その何かには実があるように思えます。
(田丸さんもつられて早口になっている。)
田丸麻紀さんの分析 2007年12月29日 07時07分41秒
心理学そのものが先走りすぎるので、ただのレッテル張りになってしまうのではないかということが不安だ。
過剰適応とそれだけで片付けるのが雑である。もっと彼女の個性に添った分析が必要だ。
名越氏の「彼女の気質は、まさに、こちら側の心に自然に添うてくるという本質を持ってわけですよね。だから自分が本当に辛いことを言っているときでも、ついつい笑顔になってしまうという」という分析は、過剰適応という見込みでの、それにかこつけた説明である。
田丸さんの始めに付いた職業はモデルなのである。
彼女の笑みは、まさにモデルの表現そのものだ。しかしそれは、過剰適応、と言うにはレベルが低いもので、言っても、過剰適応傾向、程度のものである。
ではなぜ名越氏は過剰適応と分析したのだろうか?
「10分ぐらい何もすることがなくお家でいるとドキドキしてくるんですよ」という田丸さんの最初の言葉に心因反応を読み取ったのだろう。
前にも書いたとおり、ここでは精神科医までも、心理学書に書いてある研究を結びつけたがります。仕事柄、だと思いますが……。完全に間違いだとは言いませんが、寂しさや、単なる笑顔という表現、などを過剰適応と言うのは、いささか先走りすぎなのではないでしょうか。
それにしても過剰適応とは「ヨガを習ってみたり、カルチャーセンターで何かを学ぶ」程度で「かなり違ってくるとは思いますね」ということなのでしょうか。だとすればそれはかなり軽度の過剰適応なのでしょうね。
青木さやかさん、精神科医名越氏の分析 2007年12月29日 10時59分17秒
ナレーション まず名越は青木の歩き方に注目。このように大股で歩く女性は、基本的に負けず嫌い。弱味を察知されないよう人を突き放しにかかります。そのとき孤立しがちな人が多い。
ナレーション 続いて名越が注目したのは、試食する青木。試食をするなど、あらゆる語感を使って思考するタイプは、まず情報を得てから物事を判断するため、恋愛において慎重なタイプが多いのが特長。
ナレーション このように実際商品を手に取ってみるタイプは、実感したい気持ちが強く、とても現実的な一方で、気むずかしいタイプが多いのが特長。
名越 100円ショップの見て回り方と実際の購入の仕方の落差というのは、その人の人間関係を表わすという面があると思うんです。財布の口が固いっていう人というは、仮に恋愛場面でそれを想定すると、ちょっとした相手との違和感にも敏感で、なかなか踏み込めない。ちょっと良さそうな子だからいっぺんデートしてみようとか、ちょっと会ってみよう躊躇する。そういう間口の狭い自分というのを感じていて、それが負担になったりするような人もいますね。
青木さやかさんの分析
「大股で歩く」とか、「試食する」、「商品を手に取ってみる」、「見て回り方と実際の購入の仕方の落差」という見た目から、心理が分る、というものらしい。なぜそういうことで「恋愛場面でそれを想定」することができるか、またはどうして現実的だと「気むずかしい」となってしまうのか、そして「大股」が、どうして「負けず嫌い」で、さらに「人を突き放しにかかる」のか、という説明は一切ない。テレビ番組もそんな説明を要求しないようだ。
名越氏が大股で歩くことを「負けず嫌い」と分析したが、言語分析では、日常的な忙しさからせかつくような気持ちの表われである、と分析した。
また名越氏の「恋愛において慎重なタイプ」や、「なかなか踏み込めない」とは違って、言語分析では「惚れっぽく飽きやすい」という分析ともなった。
このようにことごとく名越氏と違った分析となるのは、別に権威に逆らっているわけではない。
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田丸麻紀さん、精神科医名越氏の分析 2007年12月28日 15時08分57秒
名越 ただただ何にもない空白の時間を埋めることは誰にとっても絶えきれないほどの苦痛だけど、誰かを待っているときはすごく想像力が逆に出てくるってことってあるでしょう?
(これは問題だ。対象者の心理の隙間を、カウンセラーの想像力で埋めてしまおうというやり方だ。対象者が同調的だと、単に同調的な受け答えとなってしまう。悩みが深ければ、誰でも助けてもらう人に同調的になるものだ。苦しんでいる患者は、その苦しみから逃れたいため、医師の言うことをよく聞くものだ。それに名越氏の話し方がだんだん早くなっている。)
田丸 はい、あります。1人の時で一所懸命時間をつぶして台本読んでいるときより、すごく集中した時間、同じ行動をとっていても、誰かを待っているときの何かやっている、その何かには実があるように思えます。
(田丸さんもつられて早口になっている。)
田丸麻紀さんの分析 2007年12月29日 07時07分41秒
心理学そのものが先走りすぎるので、ただのレッテル張りになってしまうのではないかということが不安だ。
過剰適応とそれだけで片付けるのが雑である。もっと彼女の個性に添った分析が必要だ。
名越氏の「彼女の気質は、まさに、こちら側の心に自然に添うてくるという本質を持ってわけですよね。だから自分が本当に辛いことを言っているときでも、ついつい笑顔になってしまうという」という分析は、過剰適応という見込みでの、それにかこつけた説明である。
田丸さんの始めに付いた職業はモデルなのである。
彼女の笑みは、まさにモデルの表現そのものだ。しかしそれは、過剰適応、と言うにはレベルが低いもので、言っても、過剰適応傾向、程度のものである。
ではなぜ名越氏は過剰適応と分析したのだろうか?
「10分ぐらい何もすることがなくお家でいるとドキドキしてくるんですよ」という田丸さんの最初の言葉に心因反応を読み取ったのだろう。
前にも書いたとおり、ここでは精神科医までも、心理学書に書いてある研究を結びつけたがります。仕事柄、だと思いますが……。完全に間違いだとは言いませんが、寂しさや、単なる笑顔という表現、などを過剰適応と言うのは、いささか先走りすぎなのではないでしょうか。
それにしても過剰適応とは「ヨガを習ってみたり、カルチャーセンターで何かを学ぶ」程度で「かなり違ってくるとは思いますね」ということなのでしょうか。だとすればそれはかなり軽度の過剰適応なのでしょうね。
青木さやかさん、精神科医名越氏の分析 2007年12月29日 10時59分17秒
ナレーション まず名越は青木の歩き方に注目。このように大股で歩く女性は、基本的に負けず嫌い。弱味を察知されないよう人を突き放しにかかります。そのとき孤立しがちな人が多い。
ナレーション 続いて名越が注目したのは、試食する青木。試食をするなど、あらゆる語感を使って思考するタイプは、まず情報を得てから物事を判断するため、恋愛において慎重なタイプが多いのが特長。
ナレーション このように実際商品を手に取ってみるタイプは、実感したい気持ちが強く、とても現実的な一方で、気むずかしいタイプが多いのが特長。
名越 100円ショップの見て回り方と実際の購入の仕方の落差というのは、その人の人間関係を表わすという面があると思うんです。財布の口が固いっていう人というは、仮に恋愛場面でそれを想定すると、ちょっとした相手との違和感にも敏感で、なかなか踏み込めない。ちょっと良さそうな子だからいっぺんデートしてみようとか、ちょっと会ってみよう躊躇する。そういう間口の狭い自分というのを感じていて、それが負担になったりするような人もいますね。
青木さやかさんの分析
「大股で歩く」とか、「試食する」、「商品を手に取ってみる」、「見て回り方と実際の購入の仕方の落差」という見た目から、心理が分る、というものらしい。なぜそういうことで「恋愛場面でそれを想定」することができるか、またはどうして現実的だと「気むずかしい」となってしまうのか、そして「大股」が、どうして「負けず嫌い」で、さらに「人を突き放しにかかる」のか、という説明は一切ない。テレビ番組もそんな説明を要求しないようだ。
名越氏が大股で歩くことを「負けず嫌い」と分析したが、言語分析では、日常的な忙しさからせかつくような気持ちの表われである、と分析した。
また名越氏の「恋愛において慎重なタイプ」や、「なかなか踏み込めない」とは違って、言語分析では「惚れっぽく飽きやすい」という分析ともなった。
このようにことごとく名越氏と違った分析となるのは、別に権威に逆らっているわけではない。
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とても興味深い記事を書かれておられますね。
知り合いですが、中々面白い記事を書いているので、よければ覗いて見てくださいね。
↓
http://plathome.livedoor.biz/archives/52222530.html