言語分析未来予測

上石高生
言葉の分析からの予測です。分析の正しさは未来に答えが出ます。分析予測は検証可能でなければなりません。

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政治家とは言えない

2008年08月29日 22時32分46秒 | 政治
姫井議員、一夜で離党撤回 「軽率な行動だった」(朝日新聞) - goo ニュース
 ひどいね、この結束力のなさ。
 共通の理念や、固い決心の共有などがなく、かなり思いつきであった新党結成のようではないか。
 「改革クラブ」などの党名も何ともあっさりし過ぎているという印象だ。もっとも「サムライ」よりはいいのだろうが……。

 それにしても姫井氏、1人欠けたら政党としての要件に満たさない、ということを知っていながらの背信とは、いったいどんな顔して言うことができるのだろうか?
 同盟という言葉が理解できなくて、どうして国家、国民のために政治ができるというのか?

「たった1日で…?姫井議員が民主党離党を撤回」政治も‐政局ニュース:イザ!
 「私の行動が支持者への裏切りになることも分かった」
 元々、信念や主義がないから、その場その場での思いつきで、ふらつきやすい。
 党への決別から、同盟への背信、そして裏切りからの結果的な内通、と最悪のパターンだ。

 おそらく、周りから構ってもらいたい、ちやほやされたい、という気持ちが強く、悪くすると周囲を心配させたりすることで自分の価値を確かめたいという心理なのかもしれない。
 また誰かに迷惑をかけることで自分の陰険な気持ちが満足するのだったら、ネットでの悪質な匿名コメントのようで、何とも子供のような低レベルとしか言えない。

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この時期とは、かなり唐突な印象だ

2008年08月29日 10時01分19秒 | 政治
参院5人、新党「改革クラブ」を結成 民主・姫井氏ら(朝日新聞) - goo ニュース
民主から新党 自民、切り崩し工作 麻生、二階氏ら接触続け(産経新聞) - goo ニュース
 タイミングが早かったのは、自民党の意志だったから、ですね。

前原氏の決断に注目
 このように民主党が一枚岩ではないことを、前原氏は国民に伝えたかったのかもしれない。……
 解散前、選挙前、というタイミングは、いっそう政党政治を不安定にするものであると同時に、報道にはいっそうのインパクととなり、その政策はより注目されることとなる。


二大政党制を実現させるな
 政権交代か、というこの情況で、多くの政治家が動きの取れないことだろう。その閉塞情況を打破すべく、新党立ち上げ、という意気込みは大いに結構だ。
 「ポピリズムに陥らないこと。今の政治家は派閥とか世論に左右されすぎている」と言うのだったら、それ相当のリーダーシップを発揮して、政党と言えるほどの頭数を用意し、その実力を見せてほしいものだ。


保守第三勢力に期待
 ……小沢首相誕生や、二大政党制に突き進むには抵抗があるという政治家は、衆院選直前の離党からの新党結成で、その存在を十分誇示できるという意味でも、各メディアにとってもインパクトのあるエポック間違いなしである。


二大政党制より、分裂での政界再編を
 これらのことからも、現実的な二大政党制よりは、もっと主義を同じにした複数の保守政党への分裂で、連立を考えた方がはるかに分かりやすいものになるのだ。……
 今まさに国民が望む政治の実現について、全ての政治家が問われているのである。党首から数の論理ばかりを押し付けられて操られ、自分の主義や思想に目をつぶるのであれば、理想の政治など実現できるはずもない。何の理念もなく、対立軸ばかりを強調し、勝手な党利党略ばかりを押し付け合うという、民主不在の政治に今こそ終止符を打ってほしいものだ。
 主義や思想で共にする本来の政党政治に帰るために分裂での政界再編を強く希望する。


 まだよ、まだよ。
 ほんとうの政界再編はこれからだ。

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