フイルムの行方

キヤノンの新社長さんが放ったひとことに激震が走ったようですが。いち早くフイルム脱却を宣言するであったろうキヤノンが、いま何故このタイミングで（しかも成文化されていない）コメントを新社長がしたのか。

「商売としては成り立たないだろう」

逆に言えば、体力のあったキヤノンでさえ音を上げた訳で、もう国内で実質上フイルムを使うカメラを作るメーカーは消えました。

正直、趣味性の高いメーカー、国内ならコシナ（フォクトレンダー）、ライカ、ハッセルといった海外老舗メーカーも、デジタルを基調とした新たな試みを成功させない限り、存続すら難しいと思う。

いくらいいものを作ろうが、売れなければ商売として成り立たない。

どの業界にも訪れるであろう激変の波は、いままでフイルムの上であぐらを組んでいた我々にも襲ってきました。多分アナログレコードがCDに変わったくらいの勢いかもしれません。そしてそのCDですら、今やHDDやフラッシュメモリーに音源をダウンロードして楽しむ時代に変わろうとしています。

本当に恐いのは、今の我々には想像すら出来ないデジカメの次に来る波。まぁ、今からそんな心配するよりも、目の前の波を越えなくちゃいかん訳で。

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近所の本屋では、これまで独立していたカメラ雑誌コーナーが、パソコン雑誌コーナーと同居されてました。カメラ（＝写真）認識が、もはやパソコンの守備範囲なのね。

菜の花はどこ？

本日休日。

普通通りに起床して散髪後、車庫の奥からミニを引っぱり出して横浜町へ、２年ぶりに菜の花を見に行く。六ヶ所経由で約１時間半、久々ミニの加速を満喫。

横浜町に着いたはいいが菜の花は何処？

とりあえずフェスティバルの会場に行き初めて迷路に入ってみる。



FUJIFILM FINPIX Z1


その後あちこち走ってみるもいい所が無く。昨年のブランクはあったが、６年ほど前から通ってる横浜町、年々作付け面積が少なくなってる。三年前にはあった撮影には絶好のスポット数カ所が全滅。うち一ケ所は畑が潰されて道路に変わってた・・・。

本当に日本一なんだろうか。確かにあちこち咲いてはいるのだが、写真になるようなロケーションじゃない。いい所があるな、と思って近付けば、畑の前にはロープが張ってあって「立ち入り禁止」の表示。なんだかもう・・・。

道に迷いながら何とか撮影にちょうどいい所発見。休憩中の農作業員の視線を浴びながら撮影。人の視線を気にするようじゃ、カメラマン失格かもね。


FUJIFILM FINEPIX Z1

菜の花畑を維持するのには、金銭的な苦労と維持的な問題があるようです。年に数十日しか続かない観光シーズンの為に、（お金にならない？）菜の花に収入を賭けるだろうか。

「写真にならないなら、もう来ない」っていうのは撮影者の勝手かもしれないが、何とか「いちめんのなのはな」を復活出来ないでしょうかね。

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帰路、撮影中に抑えていた片頭痛が爆発。運転に差障りある為、途中の駐車場で睡眠。３０分も寝ただろうか。結局治らないまま途中のピアドゥで頭痛薬を購入。

頭痛で終わった休日でした。あしたから仕事です。違う頭痛の種がイロイロ。タスケテ・・・。

激突

今日来たメーカーさんからの情報。

岩手の系列店に車が突っ込んだらしい。５台あるオーダーキャッチャーのうち３台が使い物にならなくなったというから凄まじい。運転していたのはおばちゃんで、動揺からか、店に突っ込んでからも車を進めようとしたそうな。おそろしい。

店や車に保険が掛かってるのでお金の事は心配ないが、すぐに復旧できないので夜間に警備員が常駐したり、かなり相当なお金がかかるし、あとの事務処理やらなんやらかんやらで、僕がもしその立場だったらかなり滅入るのだが。

「突っ込まれる前に、ついでに売れないカメラとか置いとくんだったぁ」

タフな店長である。

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閉店後、また店の駐車場でサッカーの練習をしているサッカー馬鹿発見。注意してどっかいったので駐車場を後にしたが、所用で店の前を通ったらまたいた。人の言う事聞いて無いし。

次見つけたら通報したる。

風呂桶

前から思ってたが、僕のとおんなじミラを一日一回は必ず見る。５ドアHBのおんなじ白。市内でどれだけ走ってるんだろうか。ちょっと点呼してみたくなった。

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いつも行く銭湯、気が付いたら風呂桶底の広告が「泉山石材」になっていた。しかも二種類。この風呂屋だけかなと思って違う銭湯に行くと、ここにも「泉山石材」の風呂桶（えらいローカルな話題だな）。

黄色い風呂桶といえば「ケロリン」であるが、この新しい桶も黄色である為、何時切り替わったか定かではない。しかもかなりな経費が想像されるが、そこで考えるのは費用対効果である。

風呂でリラックスした時に見る風呂桶広告は、かなりなインプリンティングが想像される。だが果たしてそうだろうか。

なぜなら、あれだけ昔から風呂桶広告を見ながら、頭痛持ちの僕が「ケロリン」を買った事ないんだから。

季節の中で

季節の変わり目をお客さんで知る事もある。

本日久々御来店のお客様。この方はフライフィッシングを趣味とされている方で、冬の間は全くいらっしゃらない。撮る写真はリバーサルで、釣り竿（・・ロッドて言うのか？）とお魚の写真を撮ってくるのだが、今日はプリンターのインクをお買い上げ。

「まだ魚もちっちゃくってねぇ」

写真にもならんそうです。でもこの方が顔を見せるともうすぐ夏なんだなぁ、と思う訳です。

いい加減、部屋のストーブと灯油タンクを片付けよう。