雑想

写真、カメラ、車、音楽、旅、ラーメンなど個人的な趣味のごった煮的な日記です。

札幌2022年帰省、の5

2022-07-12 21:15:26 | 雑想

Perfume表紙の「音楽と人」購入。いかにカテゴライズというものが時代遅れの産物であるか、Perfumeの存在が改めて教えてくれる。既存のカテゴライズにハマらないものはどんどん細分化され、強引に新しいカテゴリーが誕生していく。サブスクの時代、今の若い方は聞き手を縛るカテゴリーなんて気にして無いだろうね。だから新旧洋邦の世代を超えた様々な音楽を聴いて咀嚼した方々が生み出す新しい音楽が楽しみで仕方ない。

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妹夫妻宅で父のリモート面会をするために、朝9時に地下鉄新道東駅で待ち合わせ。使ってる人ならわかるけど、東豊線って札幌駅からちょっと歩くんですよね。勝手知ったる・・・というか、大学時代にいつも使っていたので景色は変わっても不思議なもので体が勝手に東豊線の札幌駅の方向へ。ただ、新道東駅周辺は僕の知っている風景じゃなくてね。昔ってどうだったっけ?と思い出せない位、全然違う。

妹の車に乗って、次に母を迎えに伏古の実家に寄る。今回、実家に入らなかったのですが外観がなんか違う。窓枠って、こんな色だったっけ?聞けば去年外観を塗り替えたそうな(よくそんな金あるな)。ついでに言うと、ついにエアコンを付けたとか。もともと北海道ってエアコンが必要ない・・・って訳じゃないけど、暑い期間って一週間も続かなくて、それ過ぎればすぐに秋風が吹いていたのだけど。

この2〜3年、夏は耐えられないほどの暑さだそうで、高齢の母の実家もついにエアコン導入。妹夫妻宅に至っては、夏に暑くなって買いに行くも設置が9月になるので諦める、というのを2年繰り返し(学習せいよ)、今年2月にエアコンを予約して取り付けたとか。もう、あれだな、僕の知ってる北海道の気候ではないかもな。妹はこの日も「蒸し暑い〜」って言うけど、僕らの感覚で言うとだいぶ過ごしやすいんですけど。20年以上前に北海道を離れた僕の体も、知らないうちに高温多湿耐性がついているんだろうか。

妹夫妻宅に着、普段使っていないらしいiMac(勿体ねー)でリモートのセッティング。「今、おむつを替えているので少しお待ちください」とか病院側でのセッティングに時間がかかり。んで、ついに父の映像が。短く刈り上げられた白髪と感情が分からない表情。覚悟はしていたけど。父の名を呼びかけたり、僕の名前を呼んだりしたけど、ほぼ反応なく。表情は変わらないけど目が、目だけはね、何か考えてるような思いだしているような生きた目をするんですよね。まぁ、しばらくすると明らかに飽きたような目に戻るんだけど。結局、まともな会話を交わす事が出来ずにリモート終了。

どうなんだろう。これで生きていると言えるんだろうか。コロナ禍で面会者にも会えず病院で看護される日々。入院してから母も妹も認知できないほど一気に病状が悪化、今は自主的に生きているというよりも、言葉は悪いけど延命措置的に生かされているというか。レビー小体型ゆえ筋力は衰えていないようで介護する方は大変なようですが。なんかなぁ。このままリアルに会えずに終わってしまう感じがして。体がボロボロでも感情は正常な方がいいのか、体は元気で精神的にボロボロの方がいいのか。自分の終末はどうなってるんだろう。

 


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