漂着したハーレー

遠く離れた地に漂着した宮城のハーレーですけどね、無償で修理するというニュースが。漂着した事自体が奇跡だと思うけど、結局美談にしてしまうというか、この発想はアメリカ的だなぁ、と。

ディズニー的というか、リッツカールトン的というか。精神は純粋だと思いたいのですが、なんだか釈然としないなぁ。そもそも、当のオーナーさんはどう思っているのだろう？　無償で修理する事を望んでいたのだろうか。まぁ、有り難いとは思うだろうけど。

恐らく殆どのパーツは使い物にならないと思う。なら、津波で被害を受けて漂着したそのままの状態で保存し、博物館などの公共施設に展示したうえで、新車をオーナーに渡した方がいいような気がするのですけど。

まぁ、当のオーナーさんが望む方向で進めてもらったらいいのですけど。どうも、個人的に大企業の感動の押し売りは好きじゃないんで。