どさんこですが東北生活が長いので・・・。「根曲がり竹」は青森だけのもんじゃないぞ、と。山形でも新潟でも長野でも売ってますが、TVで言ってた通り取れる期間が短いので、瓶詰めにしてるのはよく見かけます。アレ美味いんだよなぁ。そういえば札幌の実家にいた時の「笹竹」も同じものかな。因みに同じ山形県内でも庄内地方では「みつぱ」とは言わない。
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ということで7月2日-3日と、相方の実家である山形県の庄内地方へ弾丸帰省しておりました。今回もね、大変でした。大変なのはわかっているので覚悟はしておりましたが、一度帰ると精神的&肉体的にダメージがキツイ。
なので今回は+αの楽しみを加えて、少しでもヤル気?を出すというか、目の前に人参をぶら下げるというか、そんな予定を立てた次第。まず一つ、酒田のシンプルなワンタンメンを食べる事。少しだけ早く出発して、目的地を「酒田のラーメンを考える会」に属している「新月」に設定。
この店も酒田在住の時によく行きました。大体のガイドブックに載っている「満月」が観光客の多いお店だとすると、「新月」は地元の人がよく行くお店。無事12時40分くらいにお店着、駐車場も空いていてすんなり駐車OK。店内も並ばずに着席できました。今回はチャーシューワンタンメン(大盛り+煮玉子)を。
出汁の旨みたっぷりの意外と醤油の味が濃いスープ。魚介系の出汁が強い酒田のラーメンに珍しく、動物系の出汁の旨みも感じられます。久しぶりだったので、あれ、こんなにしょっぱかったっけ?と思ったのですが、そのスープをまとった細ちぢれ麺が美味い。ちょっと固めの茹で具合で食感も良い。
で、ワンタンです。トロトロふわふわの皮、柔らかすぎて上手いことすくわないと餡が簡単に分離します。スープと一緒にすするとワンタンの皮も一緒に喉を通過しますのでご注意を。薄くスライスされたチャーシューもやわらかトロトロ。
やっぱなぁ、こういうラーメンは新潟県内には無いねぇ。食堂のラーメンが近い感じですが、それとも全く違う。時々無性に食べたくなるけど、酒田まで行くしかないかー。
さて、実家に向かい前にもう1ヶ所寄るところがございます。
庄内の旅はつづく。