よりによって真田先任伍長の前で爆睡、不敬罪で指名手配中の夜行性ペンギンです。松竹のK谷様、福岡では膝をお借りしてしまいましてゴチソウサマでした。じゃなくて、ありがとうございました。――違う、申し訳ありませんでした! それから、12日(火)のシークレット試写会にお越しの皆さん。お会いできて本当に嬉しかったです! 本日13日(水)にも、何名かの方とお会いできるのを楽しみにしております。
さらにたくさんの方とお会いできるであろうジャパン・プレミア試写まではあと14日、そして公開まではあと17日。もう何が何だか分からなくなってきましたが、パンダサン様、了解です。とにかく全部がんばります。南部の桜は、石ば割って咲ぐ。by 吉村貫一郎。
そんな私の郷里でも先日の特番は放送されなかったので、こないだの日曜、録画テープをお土産に帰郷して参りました。なぜなら、父ペンギンも大の『イージス』ファン。
「イージスの登場人物はみんなアレだな、男じゃなくて漢(オトコ)だな」
常々、そんな事をのたまっている具合です。で、帰るなり早速ビデオ鑑賞会開始。家族5人中・男が一人、日頃は肩身の狭い思いをしている父ペンギンですが、この日ばかりはむやみに強気です。
「俺は邦画を見直したよ。イージスはアレだな、漢の、漢による、漢のための映画だな」
などと、こちらの全女性ブロガーから大ブーイングをくらいそうな大口を叩きつつ、ふんぞり返って観賞しておりました。…………開始から数十分。ジョンヒ役のチェ・ミンソちゃん、その人が登場するまでは。
これから観る方のために詳細は書きませんが、某シーンを撮り終えた後『恥ずかしい~!』と照れているミンソちゃん。その姿を見た父ペンギン、大暴走です。
「オイ誰だこの女の子は!? はんりゅう? ハンリューって誰だ!?(←特定人物ではない)、SPEEDの仲間か?(←記憶が止まってる)、なに韓国の女優さん!? めんこいな~!!」
母ペンギンの冷たい視線をものともせず、鼻の穴を膨らませてコーフンしまくる父ペンギン。やがて、ミンソちゃんが画面から消えると今度は一転、海のように深いため息をつきつつコチラを振り返り、一言。
「お前なあ、あれこそ女の子の“恥じらい”ってモンだよ。恥・じ・ら・い! お前が母チャンの腹の中に忘れてきたヤツだよ!! あ~あ、お前もミンソちゃんみたいなヤマトナデシコだったらなあ。でもまあアレだ、フられた彼氏の代わりに、なんだったら俺が一緒に映画館付き合ってやってもいいぞ。ミンソちゃんは、大きいスクリーンで観たらもっとめんこいだろうなあ~!」
……つい数分前まで『イージスは漢の漢による漢のための映画』ってのたまってたのは、どこのどなたでしたっけ、おとーさん。だいたい、ミンソちゃんはヤマトナデシコじゃないから! 韓国ナデシコだから!!
でもまあ、父ペンギンの気持ちも分からないでもありません。私も2度、ミンソちゃんにご挨拶させて頂いたのですが……もう文句なしに可愛かったですから!
で、そんな話を、12日のシークレット試写会で久しぶりに会ったモーニングの『イージス』初代担当・M木氏にもしたところ、同編集部のバイト嬢の間で人気№1を誇る氏の爽やかな笑顔に、一陣のかげりが。そして、いわく、「ペンギンさん。実は僕も、ミンソちゃんの美貌のせいで一度エライ目に……」
昨年の某月某日、来日したミンソちゃんが、講談社を表敬訪問された時のことだそうです。原作の福井さん、そして漫画家の横山仁さんがお出迎えして、貴賓室にてしばし楽しくお話をされていた御三方。照れ隠しのためかコーヒーをガブ飲みする横山さんに、「お米を食べるようにコーヒーを飲んでる!」と笑顔でツッコミ入れるミンソちゃん。(カ…カワイイ…。)その後、3人はモーニング編集部の方に移動。事件は、そこで起こりました。以下は、M木氏から聞いた当時の再現ドラマです。(会話部分、敬称略。)
※編集部を案内後、後日使用する予定のジョンヒのイラストをミンソちゃんに見せる横山さんとM木氏。
ミンソ「これがジョンヒなんですか? すごく綺麗!」
横山「ミンソちゃんの方が100倍キレイですっ!!」
ミンソ「このイラスト、頂いてもよろしいでしょうか?」
M木「スミマセン、それは今度雑誌で使…」
横山「どーぞどーぞっ!!!」
ミンソ「嬉しい! ありがとうございます!!」
M木「あの横山さん、それ実際に使う予定の原画なんですけ…」(←小声)
横山「こちらこそ、もらって頂けるなんて光栄ですっ!」(←聞いてない)
※ミンソちゃんのキラキラした瞳に見つめられて、実際に使う予定の原稿を担当編集の制止も聞かずに、というか聞こえずに即プレゼントしてしまった横山氏。むろん、後日横山氏は新たな原稿を1枚徹夜で仕上げ、M木氏は印刷所の方に平謝りして入稿日を延ばしてもらったことは、言うまでもなし。
というわけで、ミンソちゃんの美貌と大きな瞳からのスペシウム光線にハートを射抜かれたのは、我が父ペンギン、及び出雲あきら氏だけではなかった模様です。母ペンギン様。娘も、できればあと一回り大きな目と一回り小さなお尻に生んでもらいたかったです。ぐふぅ。
ちなみにモーニング版『亡国のイージス』は、①②巻ともに相次いで緊急重版! 講談社には在庫がゼロ、文字通りすっからかん状態とのこと。今月後半には重版が出来して品薄状態も解消される予定とのことですが、まだ買われていない方、書店で見かけたら即ゲットをオススメします!! ちなみにここだけ情報ですが、8/23(火)発売予定の第③巻では、『W如月行クオカード』が当たるプレゼント企画も実施するそうです。W如月行とはなんぞや? ――そうです、本家『イージス』の如月行と『シーブロ』の如月行、2人の如月行が描かれた超プレミアクオカード! これは見逃せません。
も一つスペシャル情報です。前回お伝えした福井さんのサイン会の詳細が確定しました!
●『亡国のイージス』映画公開記念 福井晴敏さんサイン会
8/6(土)14:00~15:00 場所:東京 紀伊國屋書店・新宿本店
問い合わせ先:03-3354-0131
※要整理券、7/20(水)より配布開始(先着150名様)
<整理券配布対象書目一覧>
1 『亡国のイージス』 単行本 /講談社
2 『亡国のイージス』 文庫(上)/講談社
3 『亡国のイージス』 文庫(下)/講談社
4 『亡国のイージス』 コミック 1巻/講談社
5 『亡国のイージス』 コミック 2巻 /講談社
6 『C-blossom-Case729-』 コミック 1巻/講談社
7 『映画「亡国のイージス」公式大綱』 /角川書店
8 『もうひとつの「亡国のイージス」~オール・アバウト・如月行』/扶桑社
9 『HOW TO BUILD 福井晴敏』/幻冬社
10 PS2『亡国のイージス2035~ウォーシップガンナー』/コーエー
11『PS2「亡国のイージス2035~ウォーシップガンナー」攻略本』/コーエー
12『亡国のイージス』オリジナルサウンドトラック/ユニバーサルミュージック
13『水平線の光の中、また逢えたら』/幻冬舎
14『「亡国のイージス」防衛のジョーシキ早分かりQ&A』/TOKYO FM出版
ゲームやゲーム攻略書、サウンドトラックまでも含めてしまった、太っ腹なサイン会です! 上記の中でまだ入手してない物がある方は、7月20日以降、紀伊国屋書店・新宿本店で購入して、8月6日の福井さんサイン会の整理券をゲットしてください!! 「8月6日は行けるけど7月20日前後は行けない!」という方は、都内及び東京近郊のお友達にお願いして上記商品を買っておいてもらい整理券を入手する、というのはいかがでしょうか?
もちろん、両日ともに行けない地方の方には、紀伊国屋書店さんに代わって私ペンギンがプレゼントを準備中です。来週の書き込みを乞うご期待!
それでは、これからシークレット試写会・第2日目に行ってきま~す