素晴らしき茜空の会

主に特撮番組の感想文。ブログタイトルは仮面ライダーキバに登場する「素晴らしき青空の会」より。

仮面ライダー龍騎 第16話「運命のカード」

2016-11-05 07:42:36 | 仮面ライダー龍騎
龍騎を追って、ミラーワールドに突入するナイトとライア。彼らが見たのは、ガイに契約のカードを奪われ、ブランク体に戻った龍騎の姿だった。カードを取り戻さなければ龍騎に変身できず、もしカードを破壊されれば真司はドラグレッダーに襲われることになる。


スクショ撮りたい場面がたくさんあった、見どころ満載の回でした。

それぞれ思惑の違う4ライダーが集まるっていう展開が気分あがるし
緊張感がたまりませんね!

敵対する二人の同時変身と、
同じ目的を抱く二人の同時変身。
熱い!

龍騎は、鏡の前で変身するというシステム上、
相対する二人でも並んで変身するっていうのが、素晴らしい! ありがとう!

さて前回違和感を覚えた部分も、なんとなく回収。

「お前は自分で思ってるほど、冷たい人間ではない」と言われる蓮さん。
前回、わざわざ一歩さがって真司くんの手を踏んだのも、
3話で真司くんに3万円貸して恩に着せてるのも、
実はそっちの蓮さんが本当の姿?とか思うと、ちょっと可愛いかも。

ただ、蓮さんは1年前の事故以前から愛想の欠片もない性格だったわけで
なんなんだろうな、ツンデレか。
しかもデレ部分が相手に絶対伝わらないタイプのデレか。なんと面倒な。

淳くん。
自分の命を賭けたゲームに参加してるのに、他方で先輩達を操ってゲームさせてて
自分が安全圏で見てるだけのゲームが面白いの?と疑問に感じてたんですが。
彼にとって興味があるのは「他人を思うがままにコントロールすること」なんだな、と。

ライダーゲームは、機会もらったから参加してるだけで、
優先順位はそれほど高くないんですね。命賭けてるのに。それもすごいな。

OREジャーナルの顧客情報を人質にして編集部スタッフを操ったり
ドラグレッダーのカードをチラつかせて真司くんをからかったり
蓮さんを「弱そうだし」と挑発したりと
相手の弱い部分を掌握し、コントロールすることが生きがいなんだ。
人を傷つけることに特化した、悪意の塊みたいなキャラだな。濃いな。

でも愛嬌のある顔つきのせいか、なんか憎めないんですよね。
(↑あっさり騙されてひどい目にあうタイプ)

あと、差し出された手を握る真司くんと
その手を掴んで立ち上がらせる手塚さんのシーンが熱かったです。

二人が力をあわせれば、ライダーバトルも止められるはず!
・・・と思ったところで、予告でとうとう浅倉さんの登場です。真打登場。

ところで余談ですが。
いままでミラーワールドの撮影って小道具で対処(鏡文字の看板を作る)してるのかと思ってたんですが
もしかして、撮影した映像を反転して使用してる? とか。ふと思いました。
それなら簡単にミラーワールドを描写できるけど、
アクションシーンでは全て利き腕を逆にしなくちゃいけないから、むしろ大変だよな。



追記。
いま、書籍の「ライダー豆知識」みたいなのを読んでいたら
「映像を反転して使用するため、バトルシーンは利き腕を逆にして戦うのが大変だった」と書かれていて
そこ!スーアクさんの努力でミラーワールド作り上げたのかよ!って驚いてる。
スーアクさん、えらすぎる・・・。まじか。


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