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Warmoth顛末記(part2)

2011-02-28 22:00:29 | equipments
ということで、Warmoth顛末記第2弾です。

じゃ、とりあえずボディのお話から。

海外の著名な工房は3つあります。
Warmoth、USGCG、Musikraftです。
USGCGは緻密で精度の高い技術と、細かいオーダーに応えてくれます。
MusikraftはFenderのライセンスを持っており、
オリジナルと同じ形状で製作できるというメリットがあります。
そして、今回Warmothを選んだ理由はこれ。

エキゾチックウッドとチェンバードボディです。

エキゾチックウッドっていうのは、
簡単かつ乱暴に言うと、珍しい木材のことです。
どうせ作るなら、珍しい木材で作りたいじゃない。
最初はKoaでこんな感じにしようと思ったのよ。



確かにいいんだけど、ちょっと見た目高級すぎるんだよね。
なんかもう少し場末感が欲しいぞと。

ってことで、目に付いたのがこれ。
「Black Korina」
なかなか日本では見ない材だし、
見た目高級すぎず、カオスな感じもよし。
調べてみると、楽器用としてもなかなか優秀な材とのこと。
ということで、トップはこのBlack Korinaで決定。
本体はマホガニーと決めてたのでそれで決定。

そして、Warmothに決めたもうひとつの理由、チェンバード。
簡単に言うと、空洞化ですね。
こんな感じで。



要するに、25%軽量化で、響くし音の伸びもいいよってことです。
ちなみに、普通のボディより100ドルくらい高い。

おっさんになると、楽器の重さは腰にくるから、
軽いというのは結構大事なファクターなのです。

ま、この2点から今回はWarmothに決めました。
見る人が見ると、Warmothのストラトは形がおかしいらしいですが、
あんまりオリジナルに拘りがないんで、気になりません。

ちなみに、塗装もしてもらってます。
サテンフィニッシュ。
つまりはつや消し塗装です。
塗装が薄いっていうのと、見た目の高級感を薄くするためにつや消しにしたわけです。

そんでは、詳細写真。



箱開けて、この木目見たときは歓喜した。
Warmothは「Unique Choice」っていって、
別料金にはなるものの、写真で実際に使用する木材を選べるっていうのがあります。
通常材ならプラス50ドルくらいから、AAAクラスの材だとプラス250ドル程度で選べます。
今回、一応見てみたのですが、選べる材の中に気に入った木目がなかった。
つーことで、一世一代のカケにでたわけです。
そして大勝利。
ちなみに、キャビティも普通は嫌われるいわゆる弁当箱に。
軽さと響きを求めるとこうなりました。



今回はアクティブピックアップを使いたかったので、
バッテリーボックス用のザグリを入れてもらいました。



やっぱりこの亀のロゴは好きだなぁ。

ということで、ボディの紹介でした。
パーツもろもろは自分でがんばって取り付けようかと思いましたが、
ぶっちゃけ、ミスが怖いので工房に頼むことにします。
帰ってきたら、また紹介したい。

次回はネック編で。




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