仕事が忙しい。
というか煩雑。
細々したのが沢山ある感じ。
指示出しもするし、実作業もする。
しかも3つ掛け持ちとか。
で、なんでこんなことになってるかというと、
人員が育ってないんだな。
この間ちょこっと話をしてて、
あ、いい例えだな、って我ながら思ったのです。
飲みに行ってて、もし自分のタバコが切れたとする。
で、部下に「ちょっと○○って銘柄のタバコ買ってきて」とお願いする。
が、その飲み屋の自販機には要望したタバコがない。
この時部下が取るであろう行動パターンとは?
3択です。
1.「売ってなかったです」と報告
2.「○○がなかったんで××を代わりに買ってきました」と別のタバコを買ってくる。
3.ちょっと足を伸ばして、別の自販機や店まで買いに行く。
はい、選びましたか?
シチュエーションもいろいろあるとおもいますので、
一概にはこれだけでは正解を出すことは難しいかもしれません。
が、ここではあくまでも人のタイプ分けるという意味で捉えてください。
さて、それでは考察です。
まず、非喫煙者にとってはまったくわからないかもしれませんが、
喫煙者にとって、飲んでるときにタバコがないのは拷問です。
タバコなしの飲酒など考えられないのです。
なので、詳細に説明をするならば、その発言の意図は、
「(飲んでる最中にタバコがないのは考えられないが、
そのタバコがなくなってしまったので)タバコ買ってきて」
ということなのですね。
それではそれを踏まえたうえで、
回答を見ていってみましょう。
まず、1番の「売ってなかったです」と報告、ですが、
今、うちの部下連中はこんなやつばっかりです。
目的がまったくわかってない。
ミッションが「○○というタバコを買ってくること」なので、
それ以外のことがまったくできないのです。
要するに、言われたことしかできないし、
「仕事」ではなく、「作業」しかできない。
で、そんなかんじなので、ここで一度説明したとします。
上司:「いいか、今後は頼んだタバコがなかったとしても、別の××や□□を買ってくるんだぞ」
部下:「はい、わかりました」
となるわけです。
ま、別の機会に、○○も××も□□も売ってなければ、
同じことを繰り返すんですがね。
そんで、その直後、店を出て、ちょっと酔いが回った。
水が飲みたいなと思ったとして、また部下に、
「おーい、ちょっと△△って水買ってきて」
と頼んだとします。
もう言わなくてもわかりますね。
彼は△△という水が売ってなかった場合、
こう答えるでしょう。
「売ってなかったです」
ね、こんな感じだぜ。
じゃあ、また説明するの?
いつまで説明し続ければいいのさ。
自分で考えて仕事ができない人が増えているということです。
本質や目的を考えないから、「仕事」ではなく「作業」をする人間。
こんな人間が本当に増えた気がする。
それでは2番の代わりのタバコを買ってくる、というのですが、
少なくともこれは本質を理解している。
で、ここで重要なのは、別のどの銘柄を買ってくるかです。
1mgのメンソール吸ってる人間に、15mgの普通のタバコ買ってくるのは、
あまりにも思慮が足りないとは思うが、
そいつには、「タバコを選ぶポイント」を教えてあげれば、
今後は上手くやってくれるでしょう。
「1を知って10を知る」といやつだね。
こういうやつは本当に伸びると思う。
あとは経験を色々積んで、パターンを知るだけだ。
それでは最後の3番、ちょっと足を伸ばして、別の自販機や店まで買いに行く、です。
部下の彼が店を出て20分、
やっと目的のタバコを発見しました。
そしてまた20分かけてもと来た道を戻ります。
「ありました!」
彼は自信満々に言うでしょう。
それはそうです、艱難辛苦を乗り越えて、
彼はミッションをクリアしたのですから。
が、彼に向けられた上司からの言葉は耳を疑う物となるでしょう。
「遅いよ!」
彼は一瞬目の前が真っ暗になります。
「ん、なんて言った?」
と、そのあとこんな言葉が頭をループするでしょう。
「クソッ、納得いかねぇ、納得いかねぇ、納得いかねぇ、納得…」
と、わりと技術者に多いタイプかな。
これも「仕事」と「作業」を勘違いしてるタイプ。
で、それをこなすことを至上としてるからタチが悪い。
100鈞で売る造花を1本1時間かけて芸術的なまでの完成度を誇ったとしても、
それに意味がないことはおわかりでしょう?
で、多分こんな会話になるんだ。
上司:「本数たくさん作らないとダメだろう」
部下:「でも、きれいでしょ?」
うーん、噛み合ってないねぇ。
でも、こういう人間が多いのも事実。
最終的な結論。
売ってなかったら、携帯電話で、
「××と△△ならありますけど、どうします?」
がベストの対応かな。
そりゃそうだろう!って思うかもしれませんが、
いや、そりゃそうなんだけど、
じゃ、携帯電話がなかったら?とか、
イレギュラーなことなんていくらでもあるわけ。
で、「携帯が繋がらなかったので」って言ったら、
結局、元の木阿弥じゃん。
本質や目的をちゃんと理解してれば、
どんなイレギュラーでも対応できると思うのさ。
で、ならば僕の仕事は?となるならば、
それは、「本質や目的をちゃんと理解させること」なわけです。
それが人を育てるということなのでしょう。
とても難しいことですがね。
と、まぁ長々と書きましたが、
そんなことを考えながら頑張ってるわけです。
仕事だけではなく、自分がいる組織やコミューンの目的は?と、
今一度考えてみるのもいいかもしれません。
どうだい?
というか煩雑。
細々したのが沢山ある感じ。
指示出しもするし、実作業もする。
しかも3つ掛け持ちとか。
で、なんでこんなことになってるかというと、
人員が育ってないんだな。
この間ちょこっと話をしてて、
あ、いい例えだな、って我ながら思ったのです。
飲みに行ってて、もし自分のタバコが切れたとする。
で、部下に「ちょっと○○って銘柄のタバコ買ってきて」とお願いする。
が、その飲み屋の自販機には要望したタバコがない。
この時部下が取るであろう行動パターンとは?
3択です。
1.「売ってなかったです」と報告
2.「○○がなかったんで××を代わりに買ってきました」と別のタバコを買ってくる。
3.ちょっと足を伸ばして、別の自販機や店まで買いに行く。
はい、選びましたか?
シチュエーションもいろいろあるとおもいますので、
一概にはこれだけでは正解を出すことは難しいかもしれません。
が、ここではあくまでも人のタイプ分けるという意味で捉えてください。
さて、それでは考察です。
まず、非喫煙者にとってはまったくわからないかもしれませんが、
喫煙者にとって、飲んでるときにタバコがないのは拷問です。
タバコなしの飲酒など考えられないのです。
なので、詳細に説明をするならば、その発言の意図は、
「(飲んでる最中にタバコがないのは考えられないが、
そのタバコがなくなってしまったので)タバコ買ってきて」
ということなのですね。
それではそれを踏まえたうえで、
回答を見ていってみましょう。
まず、1番の「売ってなかったです」と報告、ですが、
今、うちの部下連中はこんなやつばっかりです。
目的がまったくわかってない。
ミッションが「○○というタバコを買ってくること」なので、
それ以外のことがまったくできないのです。
要するに、言われたことしかできないし、
「仕事」ではなく、「作業」しかできない。
で、そんなかんじなので、ここで一度説明したとします。
上司:「いいか、今後は頼んだタバコがなかったとしても、別の××や□□を買ってくるんだぞ」
部下:「はい、わかりました」
となるわけです。
ま、別の機会に、○○も××も□□も売ってなければ、
同じことを繰り返すんですがね。
そんで、その直後、店を出て、ちょっと酔いが回った。
水が飲みたいなと思ったとして、また部下に、
「おーい、ちょっと△△って水買ってきて」
と頼んだとします。
もう言わなくてもわかりますね。
彼は△△という水が売ってなかった場合、
こう答えるでしょう。
「売ってなかったです」
ね、こんな感じだぜ。
じゃあ、また説明するの?
いつまで説明し続ければいいのさ。
自分で考えて仕事ができない人が増えているということです。
本質や目的を考えないから、「仕事」ではなく「作業」をする人間。
こんな人間が本当に増えた気がする。
それでは2番の代わりのタバコを買ってくる、というのですが、
少なくともこれは本質を理解している。
で、ここで重要なのは、別のどの銘柄を買ってくるかです。
1mgのメンソール吸ってる人間に、15mgの普通のタバコ買ってくるのは、
あまりにも思慮が足りないとは思うが、
そいつには、「タバコを選ぶポイント」を教えてあげれば、
今後は上手くやってくれるでしょう。
「1を知って10を知る」といやつだね。
こういうやつは本当に伸びると思う。
あとは経験を色々積んで、パターンを知るだけだ。
それでは最後の3番、ちょっと足を伸ばして、別の自販機や店まで買いに行く、です。
部下の彼が店を出て20分、
やっと目的のタバコを発見しました。
そしてまた20分かけてもと来た道を戻ります。
「ありました!」
彼は自信満々に言うでしょう。
それはそうです、艱難辛苦を乗り越えて、
彼はミッションをクリアしたのですから。
が、彼に向けられた上司からの言葉は耳を疑う物となるでしょう。
「遅いよ!」
彼は一瞬目の前が真っ暗になります。
「ん、なんて言った?」
と、そのあとこんな言葉が頭をループするでしょう。
「クソッ、納得いかねぇ、納得いかねぇ、納得いかねぇ、納得…」
と、わりと技術者に多いタイプかな。
これも「仕事」と「作業」を勘違いしてるタイプ。
で、それをこなすことを至上としてるからタチが悪い。
100鈞で売る造花を1本1時間かけて芸術的なまでの完成度を誇ったとしても、
それに意味がないことはおわかりでしょう?
で、多分こんな会話になるんだ。
上司:「本数たくさん作らないとダメだろう」
部下:「でも、きれいでしょ?」
うーん、噛み合ってないねぇ。
でも、こういう人間が多いのも事実。
最終的な結論。
売ってなかったら、携帯電話で、
「××と△△ならありますけど、どうします?」
がベストの対応かな。
そりゃそうだろう!って思うかもしれませんが、
いや、そりゃそうなんだけど、
じゃ、携帯電話がなかったら?とか、
イレギュラーなことなんていくらでもあるわけ。
で、「携帯が繋がらなかったので」って言ったら、
結局、元の木阿弥じゃん。
本質や目的をちゃんと理解してれば、
どんなイレギュラーでも対応できると思うのさ。
で、ならば僕の仕事は?となるならば、
それは、「本質や目的をちゃんと理解させること」なわけです。
それが人を育てるということなのでしょう。
とても難しいことですがね。
と、まぁ長々と書きましたが、
そんなことを考えながら頑張ってるわけです。
仕事だけではなく、自分がいる組織やコミューンの目的は?と、
今一度考えてみるのもいいかもしれません。
どうだい?