すくらっぷ・ブック

ex)audioblaze,frost flower

エコロジー

2007-06-21 13:34:23 | diary
最近起こった良くなかったこと。

買ったシャツが小さかった。

最近起こった良かったこと。

小さかったシャツを交換できたこと。

これははたしてラッキーなのか?
それともそうではないのか?

で、なんかフェスムック買ってみたり。

フェス=エコロジー=ロハスみたいな風潮はちょっともう食傷気味。
例えば、タワレコが前年に回収したペットボトルでゴミ袋作ってたり、
紙食器類が翌年はトイレットペッパーになるとか、
それはそれで頭の下がる思いなんですが、
じゃあ、ペットボトルはOKかというとそうじゃないでしょ。

LAKEN(http://www.aybonline.com/dyb/en_index.html)のボトルを使って飲料を提供する風習を作って、ゴミを削減するとか、
そういう草の根の草の根的な活動がない気がする。
じゃあ、一個人として何ができる?っていうのは、
もちろんavalonのNPO団体だったりは提唱しているけど、
フェスティバルという単位ではあんまり提唱できていない気がする。
確か、ポカリスウェットがハイネケンのLAKENボトル売ってたのはみたけど。
それでも、なぜLAKENか。っていう説明は少ないんじゃないかな。

nalgen(http://www.highmount.co.jp/lineup/nalgene/index.html)なんて、使ってみたらどんだけ凄いか分かるんだけど、
誰もそういうのを提唱しないから、普及しない。
これはダメ、あれはダメは多いけど、
逆に、代替としてこんないい物がありますよ。っていうのがあんまりないから、結局ペットボトルなんだろうね。

いや、その辺もDIYでっていうのもあるのかもしれないんだけど、
取っ掛かりくらいは欲しいよね。

バイオ燃料でパリダカ走破とか、太陽電池とか、
そりゃ凄いなって思うんだけど、
一個人や一家庭として導入するのはちょっと難しい場合が多い。
それは金銭的にも効率的にも。

昨日、通販で買った服が届いたんだけど、
まぁ、phatee(http://www.phateewear.com/)なんですが、
商品がビニール袋に入って届いたのは「んっ?」って思ったのよ。
リサイクルを謳ってるブランドが商品一個一個をビニールのカバーかけてるなんて、ねぇ。
よく見たら、リサイクル品との明記はあったけど、
うちがこれを「燃えないゴミ」で捨てたら、サイクルはそこで止まっちゃうわけだ。
なんかもっとちゃんとサイクルさせる、そして数を減らすということがシステム化されてないと戸惑う人は戸惑うんじゃないかな。
結果、うちではそのビニール袋の捨て所に困っている最中です。

行ったことないけど、昨年のエゾロックのゴミ分別13種類は話題になった。
素晴らしいことです。

ゴミを捨てる時の努力と責任は完全に個人にかかってるとは思う。
ボランティアがいなくたって分別はしなきゃいけない。けど、商売が絡んだとしても、ゴミを出さないのは個人と企業と社会がまだまだ連携を取らないといけないんじゃないかな。

それで、六ヶ所村の核燃料再処理施設がもうすぐ稼動するわけです。
http://www.greenpeace.or.jp/campaign/nuclear/plutonium/rokkasho
アースディなんかでよく取り上げられてるので、
最近個人的には知る機会も増えました。
問題はその排出される放射能量や、不透明な処理の問題なんですわ。
ただ、現在日本でのエネルギーの3分の1は原子力という実態もあります。
声高に「ダメ!」ってばっかり言う上のリンク張った団体は大っ嫌いなんですが、
じゃあどうしましょう?っていうのは実際問題として見つかっていないのが現実。
ただ、その施設と共存していかなきゃ行けない人たちがいるのも現実で、
その人たちがどれだけ日々不安なのかは量りきれない。
けれど、その元の電力を使っているのは紛れもない自分というのは、
気付くとちょっとショックだったりする。
自分がそう追い込んでるのだから。

ということで、geshiFes(http://geshifes.jugem.jp/)です。
100万人のキャンドルナイト(http://www.candle-night.org/)の一環のイベント。
省エネも理由のひとつのこのイベントではろうそくの光の向こう側に、
エネルギーを垂れ流すように使っている生活とは別の何かが見えます。

そういう意味ではチャリンコに乗ることもそうなんだけど、
確かにエネルギーを使わない交通手段としてはいいのかもしれない。
ただ、その自転車を作って、運送するエネルギーについてはあまり語られない。
表面的なものではなくて、その連鎖、サイクルについても少し考えてみたいね。