ずいぶん日にちが経ってしまいましたが、テリョーシキナとルジマトフのドン・キホーテを鑑賞しにいきました。正直、疲れきっていて、直前まで、具合が悪いと言って、帰ろうかと悩んでいました。
ルジマトフは、私の好きな男性ダンサー。テリョーシキナも、グラン・パ・クラシックを観て以来、技術はもちろんのこと、独特の雰囲気を持つ素敵なダンサーだな、と思っていました。ぎりぎりまでうじうじしていましたが、結局、体を引きずるように会場に向かったのでした。
ルジマトフの異変は、すぐに気がつきましたが、いっしょに行ったバレエの先生が
「本当なら舞台を降板するくらいの怪我じゃないか。ルジマトフ観たさに来ている人が多いだろうから、こういう構成にしたんだろうね。」
と、言っていました。
両方の膝から下をテーピングでぐるぐる巻きだったそうで。。
ルジマトフにしてみれば、ちょっとした群舞のステップで、ひざをついてバランスを崩し、手をつくなんて、いろいろな意味で心痛の舞台だったのではないか、と思いました。
でも、やはり、存在感が、他のダンサーと違うんですよね。
私は、好きなダンサーなので、そう感じます。
ただ、なんというか、そんなネガティブな面を吹き飛ばしてくれたのが、テリョーシキナだったと思います。
パ・ド・ドゥは、私にはよくわかりませんが、すべて自立で、ルジマトフが手を離しても、ぐらりともせず、ポーズをキープしていました。
それが、とても見栄えがするのです。
なんというか、ルジマトフに少しでも負担をかけまい、としているような、そんな感じすら受けました。
キトリも彼女らしいというか、少なくとも、これまで観た他のダンサーのキトリとは違うものを感じました。
そして、グラン・フェッテ。
ただでさえ高度なテクニックを要するものなのに、笑顔で、手に持った扇の使い方のセンスがすばらしいのです。
ダブルをいれたグラン・フェッテで、ダブルのたびに、扇を開き、アン・オーでまわったり。
で、最後は、トリプルでポーズ。
バレエの先生も
「おおお!」
と歓声をあげ、拍手していました。
ちなみに、バレエの先生、ワガノワで習ってきて、ワガノワで指導しているはずなのですが、ロシア・バレエは、あまり好きでないそうです。
でも、テリョーシキナは、気に入った様子でした。
実は、大先生もお見えになっていて、かなりご不満だったようです。
ちなみに、大先生は白鳥もご覧になったようです。
確かに、ルジマトフがあそこまでできないのなら、事情説明とともにこういう構成でやります、という張り紙をした方がよかったのではないか、と、私の仕事柄からすると、思いました。
ただ、話は戻りますが、本当に、テリョーシキナがネガティブなことは、すべて吹き飛ばしてくれたような爽快感はありました。
そして、私は疲れも吹き飛び、勢い余って、バレエの先生に、やせてがんばります宣言までしてしまいました。
が、一日坊主でした。。。。先生、申し訳ありません。。
とにかく、片付けるものを片付けて、できるだけはやく計画的にやれるようになりたいです。
そして、お稽古は、とにかく集中して臨みたい。。
前の用事が長引いて、結局、お稽古にいけないとか、疲れがたまって、体がきしみ(?)、重鈍いとか、本当に不本意な日々が続いているacbeです。
ルジマトフは、私の好きな男性ダンサー。テリョーシキナも、グラン・パ・クラシックを観て以来、技術はもちろんのこと、独特の雰囲気を持つ素敵なダンサーだな、と思っていました。ぎりぎりまでうじうじしていましたが、結局、体を引きずるように会場に向かったのでした。
ルジマトフの異変は、すぐに気がつきましたが、いっしょに行ったバレエの先生が
「本当なら舞台を降板するくらいの怪我じゃないか。ルジマトフ観たさに来ている人が多いだろうから、こういう構成にしたんだろうね。」
と、言っていました。
両方の膝から下をテーピングでぐるぐる巻きだったそうで。。
ルジマトフにしてみれば、ちょっとした群舞のステップで、ひざをついてバランスを崩し、手をつくなんて、いろいろな意味で心痛の舞台だったのではないか、と思いました。
でも、やはり、存在感が、他のダンサーと違うんですよね。
私は、好きなダンサーなので、そう感じます。
ただ、なんというか、そんなネガティブな面を吹き飛ばしてくれたのが、テリョーシキナだったと思います。
パ・ド・ドゥは、私にはよくわかりませんが、すべて自立で、ルジマトフが手を離しても、ぐらりともせず、ポーズをキープしていました。
それが、とても見栄えがするのです。
なんというか、ルジマトフに少しでも負担をかけまい、としているような、そんな感じすら受けました。
キトリも彼女らしいというか、少なくとも、これまで観た他のダンサーのキトリとは違うものを感じました。
そして、グラン・フェッテ。
ただでさえ高度なテクニックを要するものなのに、笑顔で、手に持った扇の使い方のセンスがすばらしいのです。
ダブルをいれたグラン・フェッテで、ダブルのたびに、扇を開き、アン・オーでまわったり。
で、最後は、トリプルでポーズ。
バレエの先生も
「おおお!」
と歓声をあげ、拍手していました。
ちなみに、バレエの先生、ワガノワで習ってきて、ワガノワで指導しているはずなのですが、ロシア・バレエは、あまり好きでないそうです。
でも、テリョーシキナは、気に入った様子でした。
実は、大先生もお見えになっていて、かなりご不満だったようです。
ちなみに、大先生は白鳥もご覧になったようです。
確かに、ルジマトフがあそこまでできないのなら、事情説明とともにこういう構成でやります、という張り紙をした方がよかったのではないか、と、私の仕事柄からすると、思いました。
ただ、話は戻りますが、本当に、テリョーシキナがネガティブなことは、すべて吹き飛ばしてくれたような爽快感はありました。
そして、私は疲れも吹き飛び、勢い余って、バレエの先生に、やせてがんばります宣言までしてしまいました。
が、一日坊主でした。。。。先生、申し訳ありません。。
とにかく、片付けるものを片付けて、できるだけはやく計画的にやれるようになりたいです。
そして、お稽古は、とにかく集中して臨みたい。。
前の用事が長引いて、結局、お稽古にいけないとか、疲れがたまって、体がきしみ(?)、重鈍いとか、本当に不本意な日々が続いているacbeです。
以前、放映された合同ガラでの『パ・クラシック』を見た時、この演目だったらもっと気に入ったダンサーがいるので、さほどスゴイとは思えなかったのですが、どこか印象的で、他の演目の踊りも見てみたくて、ようつべで探したり、ヴァリエーション・レッスンのDVD を買ったりしてしまいました。
テクニックも素晴らしいのですが、それ以上に、自分の魅力や持ち味に、ムリせず、でも真摯に向き合ってる感じがとても好感持てます。
私的には、ソーモワよりも好きかも
ルジマトフは、今回「踊った」こと自体にビックリしてました。
てっきりドタキャンになるものと
観に行きたかったなぁ。。。
色々と重なって、本調子で無いご様子、陰ながら心配しております。
いろんなことが重なっている時こそ、何か一つくらいは集中して臨む時間が欲しいし、必要なんですよね
一日も早く、せめて一息つける時が来ますように
もう10年くらい前でしょうか、イヴリン・ハートと踊ったジゼルの第2幕(ガラ公演だったので2幕のみだったのですが全幕見たかった…)では涙で舞台がかすんで見えました…バレエで泣くなんて自分でビックリしました。
それからしばらく後でまた別の舞台を見た時はたまたま彼の誕生日だったらしく、演目が終わった後に突然お誕生日おめでとうのメッセージが出て、何人かのファンの方がお花を持って舞台に向かうのを見ました。でもルジマトフさん、「ハイ次、ハイ次」って感じでサクサク受け取るのみで「クールなのね」と思ったものでした。
結婚前に夫を連れて彼のパフォーマンスを見に行ったこともあるのですが、彼は罰当たりなことに「顔が変だ」と言うのです!表情が芝居がかって見えたのかな…。私は好きなのに
なーんて書いていたら久しぶりにバレエの舞台を見たくなりました。
主役のセミョーノワに興味があって…
自動車のCMの中で、素晴らしいピルエットをするセミョーノワ。実際は?と思って。
他のロシアダンサーと違って、ピルエットを誇張することはなく、とてもシンプル且つ正確で、流れるような踊りでした。
清楚でまるで歩くような自然な動き。
シンクロのデデューを思い出しました。鼻栓を着けずにニンフのように水の中で舞う人です。
確かに、ピルエットは素晴らしかったけど(全幕中に何度もありませんでしたから、嫌みが無くかえって良かった!)これが、本当の『踊り』なのかな‥と思いました。
作品自体は、チョット物足りない、もう少し分かり易く説明的なマイムや踊りがあっても良かったかな?
盛り上がりにも少し欠けていた。
まだまだ成長段階のバレエ団、若いダンサー達。作品と共にこれからも発展していくでしょう。
舞台上のダンサー達、オケピの楽団、観客‥劇場中が終始暖かい空気があったのが珍しく、居心地が良かった。
ちょっと残念でしたね。
>黒髪でエキゾチックな人ですよね。
そうそう!
その人です!
カーテンコール、つらいどころか、スタンディング・オベーションでした。
テリョーシキナに。
もう、ご覧になったかもしれませんが、バレエ雑誌をみたら、やはり、ルジマトフは、両膝から下テーピングぐるぐる巻きでした。
記事では、来日中のレッスンで肉離れを起こしたと書いてありました。
昔のように跳べなくなっても、彼の個性は、やっぱり魅力があります。
ぜひ、続けてほしいです。
その舞台でも、状況をよくわかっていて、ルジマトフの分まで、がんばっていたように感じました。
タン・フェッテも、なぜか、思わず拍手してしまうほど、見ごたえありました。
観にいく予定はなかったのですが、バレエ教室の生徒さんから誘われ、なんとなく、しばらくぶりに観にいってみようと。
実は、くるみも観にいったのですが(ルジマトフは出てなくて、別のダンサー)、その時は、一万円以上払って、眠りに行ったのか。。となってしまいました。
もちろん上手なのですが、なにか惹きつけてくれるものがないと、私の疲労勝ちしてしまう状況なので。
いろいろ、フェイさんには助けていただいて、本当にありがとうございます。
皆さんに、喜んでいただくことができました。
やっと落ち着いてきたと思ったら、ということが年末にあり、きつい年明けでしたが、資格もとれ、先の見通しもたつようになり、ほんの少しながら、ラクになりました。
なかなかゆっくり時間がとれず、のびのびになっていますが、ご報告などさせていただきますね。
本当にありがとうございます。
男性ダンサーというと、たいてい、ベルリンかパリあたりにもっていかれるので。(笑)
ルジマトフは、すべてにおいて真面目というか、王子様役で女性ダンサーのサポートでも、女性ダンサーをお姫様のようにしてくれるというか。
顔については、あれくらい個性があった方が、遠目にもわかりやすいので、舞台向きじゃないかと。(笑)
ジゼルは、なぜか森下洋子さんが一番で、それ以来、あまり他を観たいと思わなくて。。
ルジマトフのジゼル、いいのでしょうね。
今度、機会があったら、男性側を観てみます。
セミナーなどもあるので、お会いできる時があるかもしれませんね。
楽しみにしています。
私も、お金に余裕があれば、観たかった舞台です。
ポリーナ・セミオノワは、マラーホフが、ボリショイ・バレエ学校を卒業したばかりの彼女を引き抜き、プリンシパルに抜擢したそうですが、それだけのことはあるのか、どことなく荒削りだったのが、どんどん洗練され変化していく気がします。
ただ、私は、マラーホフも観たいですが、SHOKOさんをベルリン国立バレエで観たいです。
産休に入ってしまい、残念。
森下洋子さんのは見たことないんですが、Youtubeに映像あるかしら?探してみます。あったらいいなぁ・・・。
>かなり前にNHKで放送したのを見ました。
ああ、どなたか、V持っていないでしょうか。
観たい。。
森下洋子さんのジゼルなら、私が観る限りですが、今舞台を拝見しても、健在というか、もっと、なにか深いものを感じます。
1幕から、心臓を患っているなら、こんな感じと思うんです。
しかも、あの年齢で、少女なんです。
他のダンサーは、1幕で幻滅というか、なんか健康的なんだよなあ、と感じる方が多くて。
だから、ショックを受けて死ぬシーンに、なんか唐突感というか違和感があります。
イヴリン・ハートですか!
そちらは疎くて、踊り観たことないんです。。でも、それこそ、ユーチューブで探してみます!
楽しみだわ!
森下洋子さんの映像は出回ってないみたいです。
昔のガラ公演のDVDで、ドンキを踊っている映像が観られるくらいです。
私もユーチューブで探したことあるんですが。
もし、見つけたら、教えてください。