大人のバレエ~不思議な魔法 & Something Good

大人になってバレエを始める方、始められた方に。
なにか、参考になれば幸いです。

トウシューズの調節ひものこと。

2008-11-16 16:01:25 | バレエ大人
私は、ポワントだと、甲寄りになるので、トウシューズを履き始めた時から、調節ひもはどちらかというと、きつめです。
足を入れた状態でぴっちりするくらいでは足りない感じで、足を抜いて、あと5mmくらいきつめにします。
この5mm程度の違いで、立った時の感覚が変わります。
きつければ、かかとが圧迫されるし、調節ひもの縛ったところが当たって、すぐにわかるので、それで調節のほどがわかります。
このひもの調節具合も、いろいろ試してみるといいような気がします。
実は、かがった方がいいかなと思っても、かがらなくてもいい感じになったりするものもあります。
調節ひもにはトウシューズをフィットさせる力がないとは感じません。
基本的に、先生に言われたことを参考に選べば、そんなにとんちんかんなサイズ・ワイズのトウシューズを選んでしまうことはない訳で、余計な手間ひまがかからないに越したことはありません。
ちなみに、トウパッドを変えただけでも、履き心地は変わりますし。




最初の1~2足から情報過多で選ぶと、結局、どれがいいんだかわからなくなる、みたいに、大切な自分の感覚が麻痺してしまうような気がします。
トウシューズに慣れてきて、もっとこうだといいな、とか、そんなことを感じるようになったら、それにあわせていくようにした方が、問題の切り分けも明確になるように思います。
そういうふうなら、一手間かけるのも惜しくなくなります。


細かいことまでは書けないので、適切にお伝えできるかどうか、足の親指の長い生徒さんがポワントデビューした時、フィッティングではサイズもワイズも履き心地もOKでしたが、実際にお稽古してみると、スクエアタイプでも固めのトウシューズは親指に負担がかかるのか痛くてだめで、柔らかめのトウシューズに変えて、親指が使いやすい状態を確保して、あとの指の部分は詰め物で埋めた状態にして解決しました。
彼女は、トウシューズ向きではないとされる足かもしれませんが、格段に上達しています。
実は、私も、今、足の親指が本調子でないので、彼女を参考にさせてもらいました。
おかげで、親指がつらくなりにくく、助かっています。
詰め物はなんとなくいやで、別の方法にしましたが。

とても足はきれいなのですが、まだ今ひとつ弱くて、トウシューズだと甲が出ない生徒さんは、
「なんで、最初の1足にそれを選んだんだろう。。」
というトウシューズを選んだりしていて、2足NGでした。
聞いてみると、お店でいろいろ言われたり、本なども読んで、なにがいいんだか、わからなくなってしまったそうです。
結局、最初に先生がアドバイスしたトウシューズが無難で、それまでのトウシューズよりはるかに立てるようになりました。
先生には、
「これまで買ったトウシューズは、この先履けるようになるから、大丈夫。大切にとっておいて。」
と言われていました。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 解熱の薬。 | トップ | タラソワコーチでフィギュア... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

バレエ大人」カテゴリの最新記事