このあいだ、国立能楽堂に能楽を観に行きました。
能楽は全くなじみのないものでしたが、劇団の研究所時代に授業で狂言の勉強したのをきっかけにとくに狂言が好きになり、観に行く機会をいただけるのもあって何度か能舞台をみにいっています。
能と狂言を合わせて「能楽」と呼びます。
一緒に公演されることが多いけど、内容は全く別物です。
自己流ですが、超簡単に解説すると・・・
狂言は、一言で言えばコント。
動きや言い回しも面白おかしくて会場が笑い声であふれます。
「昔の人も、ばかばかしい事だって考えてたんだな。」となんだか今と昔の距離を縮めてくれます。
私は大好き。
能というのはあれです。
能面をつけた人がゆーーっくりと地謡にあわせて動く舞台。
能は既存する日本最古の舞台芸術なんだって。
それが今も受け継がれてこうやって目の前で観れるというのは不思議な感じがしますね。
大きな動きもありません。
感情の表現を最小限に抑えた動きなんだそうです。
例えば、悲しむときは下を向く、嬉しいときは顔を上げるというように。
内容も解説があってようやくわかります。
主人公のほとんどが「幽霊」という奇妙な世界は、観るというより感じるしかありません。
ゆっくりとした舞、ゆっくりとした謡い、ゆっくりとしたストーリー展開にゆっくりとした時間が流れます。
たとえ睡眠不足でなくても、その静かでゆっくりとした時間の流れに心地よい眠りに誘われること間違いありません。
もしも、眠らせスポット対決というものがこの世に存在したら、プラネタリウムを副将に「能」を大将に持っていくと思います。
前回能を観たときに連れて行ってもらった方に
「ごめんなさい。どうしても眠くなってしまいました。」
と正直に白状したところ
「いいんだよ。現実かどうか判らない「ゆめうつつ」の状態でみるのが能舞台なんだよ。」
と教えてくれました。
たしかに、この不思議の幽玄のせかいは、ゆめと現実のハザマの世界に存在するのかもしれませんね。
一度も能や狂言を観にいったことのない方、是非一度「小宇宙」ともいわれる不思議の世界に足を運んでみることをお勧めします♪
・・・え?
それにしても、絵が恐い??
能楽は全くなじみのないものでしたが、劇団の研究所時代に授業で狂言の勉強したのをきっかけにとくに狂言が好きになり、観に行く機会をいただけるのもあって何度か能舞台をみにいっています。
能と狂言を合わせて「能楽」と呼びます。
一緒に公演されることが多いけど、内容は全く別物です。
自己流ですが、超簡単に解説すると・・・
狂言は、一言で言えばコント。
動きや言い回しも面白おかしくて会場が笑い声であふれます。
「昔の人も、ばかばかしい事だって考えてたんだな。」となんだか今と昔の距離を縮めてくれます。
私は大好き。
能というのはあれです。
能面をつけた人がゆーーっくりと地謡にあわせて動く舞台。
能は既存する日本最古の舞台芸術なんだって。
それが今も受け継がれてこうやって目の前で観れるというのは不思議な感じがしますね。
大きな動きもありません。
感情の表現を最小限に抑えた動きなんだそうです。
例えば、悲しむときは下を向く、嬉しいときは顔を上げるというように。
内容も解説があってようやくわかります。
主人公のほとんどが「幽霊」という奇妙な世界は、観るというより感じるしかありません。
ゆっくりとした舞、ゆっくりとした謡い、ゆっくりとしたストーリー展開にゆっくりとした時間が流れます。
たとえ睡眠不足でなくても、その静かでゆっくりとした時間の流れに心地よい眠りに誘われること間違いありません。
もしも、眠らせスポット対決というものがこの世に存在したら、プラネタリウムを副将に「能」を大将に持っていくと思います。
前回能を観たときに連れて行ってもらった方に
「ごめんなさい。どうしても眠くなってしまいました。」
と正直に白状したところ
「いいんだよ。現実かどうか判らない「ゆめうつつ」の状態でみるのが能舞台なんだよ。」
と教えてくれました。
たしかに、この不思議の幽玄のせかいは、ゆめと現実のハザマの世界に存在するのかもしれませんね。
一度も能や狂言を観にいったことのない方、是非一度「小宇宙」ともいわれる不思議の世界に足を運んでみることをお勧めします♪
・・・え?
それにしても、絵が恐い??
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