みかんばこ 

清水奈都美の公式ブログ:みかんばこ

ゴールデンウィーク!そして慌てて梶とてっぽうの観劇記録。

2013-04-29 | Weblog

こんばんはー。

ゴールデンウィークが始まりましたね。しかもこの3日とってもいい天気!

さあ、みなさんどんな休日をお過ごしでしょうか。

私は館山にいちご狩りに行きました。ツツジは綺麗で蜜のいい香りが春の風とともに漂っています。

ピカピカに太陽を浴びた真っ赤ないちごがたくさん。

「我はいちごバキューマーだー」と自ら名乗り、30分で1年分のいちごをお腹に吸い込みました。

いちごに加え、ホタテやらアジやら海の幸をどんどん吸い込みまくったバキューマー、いったい何ヶ月だい?っと問うほどのふくれたお腹をさすってブログを書いています。

4月も最後だというのに、ブログの更新の少なさに衝撃。

ちょっと待って4月ー!

4月が過ぎるまえに今月みた舞台の感想をどうしても書きたいのでここでちょこっとだけ書かせてください。

今月観たお芝居は3本。

1本目はつは愛すべき友人てっぽう出演作、大人の麦茶の「ベッドにもなるソファー」

大人の麦茶はもしも一度劇場に足を踏み入れたら最後、この劇団の大ファンになっちゃう事間違い無し、面白さ太鼓判の劇団です。

お話も面白い、役者さんもバツグンに可愛い、おはなしと同じ時間を一緒に生きて体感できる舞台です。

私と違うから苦手かも~を、私と違うから大好きだ!にお話を通して変化させちゃうのがオトムギマジック。

今回観に行ったベッドにもなるソファーは「おおう、傑作だぁ」と唸ってしまうほど面白く、てっぽうは美しきレオタードシーンやかわいい歌のシーンもあって観た直後にDVD購入を決めました。

本当は再演希望です。

しまった、てっぽうの写真取り損ねた!(涙)

2本目に観たのは「ペテン師と詐欺師」。

てっぽうと同じく青年座同期の出演する梶雅人君の出演のミュージカルです。

以前ブログで、梶雅人君の事を力づくで夢を叶えるやつと紹介した事がありますが、なんと今回はミュージカルの主役に大抜擢!とまたまた夢を力づくで叶えたみたいです。

いってびっくりみてびっくり。タイトルにもなっている詐欺師の役でした。

ネームティー(サインペンで白Tシャツに名前を書いて稽古着にしたもの)を着て稽古場で、多少迷惑なほどの大声歌っていた頃の姿を思い出すと、すごいなぁって思います

青年座研究所の誰かがこのブログを覗いてくれたために、梶雅人のサービスショットを載せておきます。

懐かしの「俺、かわいい」の梶。

約10年たっても相変わらずちょっといらっとです(笑)

梶もてっぽうも「人生まっすぐ選手権」があればおそらく一位二位を争うくらいのまっすぐ人間です。

2人とも正直あまり器用には見えないけど、とにかくまっすぐで、裏表がなくて、そして愛される。

もちろん私も大好きで尊敬しています。この2人の舞台を今月観たことでとてもいいエネルギーをもらいました。

そしてちょっとだけ背中の後ろがピシッとする。

最後に観たのは堤真一出演舞台「今ひとたびの修羅」

舞台のセットがぐるぐる回りながら変わって、回りながら場所もストーリーもどんどん進んでゆくのに驚きました。

街のようなすごいセットがあっという間のスピードで通りすぎて行くのが圧巻。

豪華すぎてもったいない、まるでパラパラマンガ並みの贅沢さ!でした。

 

4月も最後、なかなかブログの更新ができず覗いてくださったかたごめんなさい。

それでもまだ覗いてくださる貴重な方、本当ありがとうございます。

さあ、あと1日で5月が始まります。

そしてついに本番まであと1ヶ月。頑張るぞー!

あー。

それにしてもおなかいっぱいだ!!

 

 

 


「目には目を」ローソンで発売開始です☆

2013-04-21 | Weblog

「目には目を」の広報誌用の写真撮影をしましたー。

私はお金持ちのやさしい奥さん。

出来上がってみるとみんなの視線が恐い・・・どうやらとっても恨まれてるようですね。

でも実はみんなの衣装はあくまでもイメージで、私も本番のドレスはいま衣装さんが作ってくださっています。

この舞台のオーディションがあったのが去年、稽古は1月から始まり気がつけばもう5月。

はじめは5ヶ月という稽古期間に「結構長いなー」なんて思っていたけど、時間の流れというのはいつもいつも想像しているよりずっと早いものですね。

登場人物の掛け合いと同時に、それぞれの長い独白がメインで物語が進んでゆく舞台で、台詞の量がもりもりてんこ盛りなので道ばたや電車の中で気がつけばぶつくさぶつくさつぶやいて怪しい人になっています。

客演させていただく演劇集団小さな翼は、姫野さん(私の左)と戸丸さん(私の左上)が立ち上げた劇団です。

2人ともなんと私の母と同い年。アラカンです。

稽古中私が風邪をひいてしまった時も、ふと母の姿と重なり、稽古中に風邪をうつしてはいけないと「うがいしてください!」と必要以上に連呼して身体を案じてしまいましたが、まったく心配ご無用、私なんかより2人ともパワフルでいつもいつも元気です。

姫野さんがフランスの小説家カトリーヌ・アルレーの小説を台本用にこつこつと書き直し、それから上演許可をとっているので公演は2年に1度しかできないとのこと。

稽古初日の日、

「この劇団をはじめたときに、自分たちが劇団員時代に嫌だなと思った事は全部辞めようって姫野と決めたんですよ。」

と戸丸さんが誇らしげに大きく笑って話してくれました。

「たとえば小道具ひとつとっても、お客さんをがっかりさせちゃうのってなんか嫌じゃないですか。だから、もちろんできる範囲でだけど、舞台はちっちゃくても小道具や衣装、音響、照明にはちゃんとプロを頼んで、出来るだけいいもの作ろうって決めてるんですよ。」

いろんなところに、役者にとってもお客さんにとっても嬉しいお2人の信念がたくさん詰まっています。

大道具は戸丸さんがこつこつ作るそうで「どんどん公演が近づくにつれ家の中が狭くなるんだよー。」とまた大きな声で笑います。

久しぶりの舞台でこんな熱い思いのこもった舞台にたてるなんて、とても嬉しいです。

本番まであとわずか、プレッシャーがないといったら嘘になるけど、そういうのも全部ひっくるめて、みんなでいい舞台を作っていきますので是非お時間ある方、足をお運びくださいませ。

2013年5月28日(火)~31日(金) ティアラこうとう小ホール

チケットは私からはもちろん、全国のローソンで買えます☆

ローソンチケット Lコード [37475]

5月20日まではホームページからは割引チケットもありますよー。

小さな翼 割引チケットページ