みかんばこ 

清水奈都美の公式ブログ:みかんばこ

女三代クルージング旅行

2015-08-10 | Weblog

だいぶ説明が前後しちゃってるけど、86歳の祖母と、母と私の三世代、女3人10日間の船旅日記です。

のった船はダイアモンドプリンセスという日本で作られた外国船。

横浜から出航して、青森、秋田、韓国の済州島、鹿児島、大阪とぐるーっと日本一周。

観光はもちろん楽しいけど、こんなに朝から晩まで付きっきりでおばあちゃんと一緒にいるのが初めてなのでいろいろ会話をする時間、体験を共有できることがなにより嬉しい。

無理やりおばあちゃんにかけたサングラス。

この写真を妹におくったら、「宮崎駿にでてきそうだね」と返信がありました。

確かに、紅のぶ・・ぁちゃんだ!

 


桜島!

2015-08-09 | Weblog

鹿児島につきました。

初めての九州です。船の一番上にあがったら、桜島がみえたのでタクシーとフェリーをつかって行くことにしました。

桜島へのフェリーの値段はたったの160円。生活の一部なんですね。

桜島についたら、ちょうど観光バスがいってしまったばかりだったのでタクシーを探します。

たまたまみつけた71歳の運転手さんは、観光ガイドさん以上に詳しく桜島を案内してくれました。

とにかくずっと喋ってくれてるんだけど、見どころで写真をとらないと怒られます。

「ここはだめ!もっといいとこ連れてってやる!」

「これこの間の噴火の写真。」

とみせてくれた写真。今こんなになったら、おばあちゃん担いでにげれるかなとドキッとしました。

「ちなみにこの島に何台くらいタクシーが走ってるんですか?」と聞くと「8台。」

え?!それだけ?

貴重なタクシーにのれてよかった~(笑)

火山灰の回収場所。

無料でこの袋は配られるそうです。

これはぜーんぶ溶岩だそうです。石が大好きな母は溶岩に夢中。

2キロくらい近くまで行きましたが、民家もあり、噴石から逃げる壁が所々にありました。

火山灰もしょっちゅう降ってくるし、噴火したらとても怖いけど、そういったものすべてふくめて自然とうまくつきあいながら地元の人はふつうに生活しています。

自然の怖いところもいいところも知って、自然と肌のとても近い場所で生きていることがすごいなぁと思いました。


韓国済州島と船内夏祭り

2015-08-07 | Weblog

日本一周クルージングだけど、唯一の海外である韓国の済州島につきましたー!やったぁー!

まずは市場に行って長~い魚をみたり、あわびのおかゆを堪能。

 さあ、次はどこにいこうかと思ったら・・・

 

「脚が痛いからもう帰りたいから帰りたいよ~」とおばあちゃん。

え?まだ2時間もたってないよ。特番より短い海外旅行だよぉ~。

とこの歳にして最強にだだをこねましたが、今回の旅はおばあちゃんの健康第一、泣く泣くふねに戻ることになりました。

すると船から太鼓のおとがきこえてきます。

この日はちょうど船内夏祭りの日。

急いで持ってきた浴衣に着替えます。

屋台もでていて、わなげやスーパーボウル、くじ引き、スイカ割ができます。

盆踊り大会でみんな踊ります。

足が痛いっていってたおばあちゃんもすっかり元気になりました。

やっぱり日本人は祭り囃子でテンションがあがります。

ここは韓国なのにこの旅で一番日本らしい1日。

駄菓子の餅太郎もいっぱいゲットして、子供に戻ったみたいに楽しい1日でした。


ねぶたは「らっせらーらっせらー」竿灯祭りは「どっこいしょーどっこいしょー」

2015-08-06 | Weblog

8月5日に青森ねぶた祭り、8月6日に秋田竿灯祭りをみました。

青森のねぶた祭りのねぶた、ひとつひとつが物語があります。

ねぶたの前では「跳人」(はねと)がラセラーラセラーラセラセラセラー!と掛け声をかけながら勢いよくはねます。

時々大人のためのねぶたがやってくる(笑)

はねとの拾った鈴を拾うと幸せになれるそうです。最後の最後で鈴、拾えました~。

どんないいことあるかと私もらっせっらーな気分♪

 

実は私はあまり知らなかった秋田の竿灯祭り。

行ってみてびっくり。わーわーぎゃーぎゃー言いながらみてしまいました。

なぜかというと、ものすごい高さの竿灯をたった1人で、しかも肩や額、腰などたった1点で支えて技を競います。

小さな子どもまで自分の何倍もする高さの竿灯をバランスをとって支えているのです。

竿灯祭りは「どっこいしょーどっこいしょ」とかけごえをかけて演者を応援します。

だんだん竹を足していき竿灯の高さはどんどん高くなります。

しなったり、倒れたり、折れたりするのでお客さんがキャーキャーと叫びながら迫力満点。竿灯と竿灯が倒れてぶつかりあうシーンもけっこうあります。

てっきり提灯の中の明かりは電球だと思ってたのに、なんと明かりはすべて本物のろうそくの火!

どうして燃えないんだろう~!!!