■組織なしの無党派で巨大政治組織の相手に60万票!
もうすでにご存じのように、田母神としお候補は4位の得票に終わり
東京都知事の座は舛添要一となりました。
まずは何より田母神としお候補を応援していただき
寄付をいただき、そして投票して下さった皆様
心より御礼申し上げます。
田母神としお以外としては、まあ悪い中でも
(政治的には)最もマシ
な舛添候補でありましたから、
宇都宮や細川がなるよりは良かったと思いますが
これだけ、猪瀬の比ではない疑惑持ちの舛添要一都知事は
いつまで持つのでしょうか、これからが注目です。
さて、軽く振り返りますと、まず何と言っても
「低投票率」
です。
雪の影響もあり、なんと
46・14%
だそうです。
この政治的危機の日本において
50%以下は何とも寂しい限りです。
50%なら東京都の有権者は約1000万人
と言われてますから
500万票の争いになり
舛添要一の組織票
自民党票:約160万
公明党票:約80万
もうこれだけで勝負はあったとなります。
こうなると、組織票を持たない田母神としお候補は
圧倒的に不利になってしまい、
この投票率だけで当選の夢はなくなった訳です。
「組織票」と「低投票率」
もうこの二つの要素で
「組織に媚びない民の為の政治家」
は残念ながら誕生できないという訳です。
そして今回また以下の点も挙げられます
「マスコミ」と「都民のレベル」
多くの人が感じたことと思いますが
マスコミの田母神としお候補への不遇は目に余るものがありました。
取り上げる時間が他候補に比べ圧倒的に短い
また直前に田母神としお候補の応援演説した百田氏の言葉尻を
「とんでもないですね~」
と選挙期間中にも関わらず、大ネガティブキャンペーンを展開しました。
まぁ予想できた事とはいえ、非常に腹立たしく思いました。
そしてまた「都民のレベル」にもガッカリさせられます。
「テレビで知ってる顔だから」
この程度で舛添候補に投票した人も多いと聞きます。
特にテレビしか情報源がない高齢者に見られる現象です。
しかし、見方を変えてみると
資金も組織も知名度も時間も選挙経験もない
多くのボランティアが唯一の支えだった
無党派の草の根候補が巨大政治組織の候補相手に
61万票
とこれだけ食い下がったんだからよくやりましたよ。
しかも
百戦錬磨の自民党の得票予想で、
投票率55%の場合、田母神候補は40万票と予測されていました。
飯島勲内閣官房参与の予測で30万票
それが46%で60万票と
まさに予想を圧倒的に上回る票を得た訳です。
これをみても如何にが予想以上の健闘をしてるか分かるでしょう。
これはおそらく予想を出した自民党はじめ各政党やマスコミは
かなりビビった
のではないでしょうか。
資金も組織も知名度も時間も選挙経験もない
多くのボランティアが唯一の支えだった
無党派の草の根候補が巨大政治組織の候補相手に
61万票
もはやこの草の根の勢いは
無視できない存在に成ったわけです。
なにせ、60万票という数字は
参院選東京比例では当選できる得票数なんですから。
これは今後に期待を募らせるのに十分な得票数な訳です。
皆様、これからも応援の程よろしくお願いいたします。
ただ、やはりまだまだ投票率から見る政治無関心と
高齢層中心に簡単にマスコミ誘導されてしまうところは
何とかしなければいけないと思います。