まもなく3月21日の春分。仏教ではこの日をお彼岸の中日(なかび/ちゅうにち)にして、お墓参りをします。
仏教では西方浄土といって、天国は西にあると信じられています。秋の秋分と同じくこの日は、太陽が真西に沈むので、その地(天国)が最も現世に近づき、なくなった人たちの魂が里帰りしやすくなるのだと、伝えられているのです。
お墓参りをするのは、そこに戻ってくるご先祖様を含め、亡くなった近しい人の魂を迎えにいく儀式のひとつでした。
よく『ご先祖様を大切にしましょう』とか『ご先祖様に顔向けができない』とか言いますが、どうしてご先祖様なのでしょう?
家はそんなに立派な家柄ではないから、ご先祖なんて‥‥という人もいます。家は長男じゃないからとか、女兄弟なので、ご先祖様参りはしない、という人もいます。
でも、考えてみてください。そういうあなたも木の股から産まれて来たわけではないでしょう。
法律の話をしているわけではありません。あなたを産んだ『母』と産ませた『父』も、それぞれの『母』と『父』がいたはずです。こうしてあなたの過去にさかのぼると、そこには膨大な数の『母』と『父』が並ぶことになり、その誰ひとり欠けても、今のあなたは存在しない事になります。
『ご先祖様を敬う』というのは、言い換えると『ご先祖様に感謝すること』であるというのは、そういう理由です。
大勢いるご先祖の誰かが生前関わった人の子孫が、実は自分のパートナーだったとか、親友だったとか、そういう関わりがあることも珍しくはありません。
そんな事を想像しながら、今年のお彼岸には、ご家庭のあるいは縁のあるお墓にお参りをしてみてはいかがでしょうか?
仏教では西方浄土といって、天国は西にあると信じられています。秋の秋分と同じくこの日は、太陽が真西に沈むので、その地(天国)が最も現世に近づき、なくなった人たちの魂が里帰りしやすくなるのだと、伝えられているのです。
お墓参りをするのは、そこに戻ってくるご先祖様を含め、亡くなった近しい人の魂を迎えにいく儀式のひとつでした。
よく『ご先祖様を大切にしましょう』とか『ご先祖様に顔向けができない』とか言いますが、どうしてご先祖様なのでしょう?
家はそんなに立派な家柄ではないから、ご先祖なんて‥‥という人もいます。家は長男じゃないからとか、女兄弟なので、ご先祖様参りはしない、という人もいます。
でも、考えてみてください。そういうあなたも木の股から産まれて来たわけではないでしょう。
法律の話をしているわけではありません。あなたを産んだ『母』と産ませた『父』も、それぞれの『母』と『父』がいたはずです。こうしてあなたの過去にさかのぼると、そこには膨大な数の『母』と『父』が並ぶことになり、その誰ひとり欠けても、今のあなたは存在しない事になります。
『ご先祖様を敬う』というのは、言い換えると『ご先祖様に感謝すること』であるというのは、そういう理由です。
大勢いるご先祖の誰かが生前関わった人の子孫が、実は自分のパートナーだったとか、親友だったとか、そういう関わりがあることも珍しくはありません。
そんな事を想像しながら、今年のお彼岸には、ご家庭のあるいは縁のあるお墓にお参りをしてみてはいかがでしょうか?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます