blog版 カードのお告げ=阿部ヒロの『近未来案内所』=

星座別今週の運勢は毎週日曜日更新。twitterでお知らせします。
対面鑑定のお申し込みはWebサイトへ。

盆踊り、左に廻るか、右に廻るか

2006-08-02 17:27:22 | note
『盆』の行事は自体は仏教儀式と出会ったことでメジャーになったけれど、亡くなった祖先の霊を迎えるという習慣は古くからあった。『盆おどり』もまた、戻って来る祖先の霊を歓迎して慰めることが目的で始まったと、いわれている。

当初は踊り、というよりも、集まった人が輪になって祝詞(魂鎮め)を唱えるものだったらしい。規模が大きくなると、全体を総括して音頭をとる人物が生まれる。指揮の下に祝詞を唱えているうちに音に強弱が生まれ、やがてメロディが誕生、これに身振り手振りが付いた。これが、今日伝わる『盆踊り』の原型ではないか。

鎌倉時代は武家社会の幕開けであると同時に、日本仏教が大衆の中に全国展開した時代でもあった。
多くの新興宗派が誕生したが、その中で念仏講という行事を媒体に宗徒を獲得した宗派があり、絵巻物にも描かれている。
宗徒はやぐらを組み、念仏を唱えて回る。左から右へ。
これは、仏教の開祖・お釈迦様が亡くなった時の頭の方向(北)を向いた時に太陽が昇って沈むまでの方向と一致する。
東から西、左から右。

私たちが、必要に応じて張る『結界』というものがある。これには二種類あって、ひとつは『中のものを外に出さないための結界』、もうひとつは『外のものを中に入れないための結界』だ。
中のものを外に出さないためには、右から左にまわって(左廻り)結界は張られなくてはならない。流れ出ようとするものをせき止めるのだ。
逆に外のものを中に入れないようにするためには、中のものが充分パワーを持たなくてはならない。そのためにはたくさんの気を必要とする。力を増幅させるために左から右にまわって(右廻り)結界を張る。

さて、盆踊り。その目的を考えれば、本来は2種類あったはずである。右廻りの踊りと、左廻りの踊り。
祖先の霊がやってくることを歓迎するためには、右にまわって、その力を順調に流してやる。流れに乗って霊はやってくるのである。やがて霊がこの世ならざるところに帰っていくときは、その場所に戻れるよう左にまわって送る。
盆が、まだ土着信仰としての『魂送り』だった時は、迎えるときは右に、送るときは左にまわって踊ったのではないだろうか。

やがて、仏教の西方浄土の思想が行き渡ると、霊は迎えることより、無事に浄土に帰ってもらうことに重きが置かれるようになる。そこで踊りは東から西の右廻りが主流になったとも考えられる。

盆踊りと言えばやぐらを組んで、その周りで輪になって踊るのが主流だが、右廻りで踊る地域が多い中、左廻りおどるのはかつての『魂送り』、その名残ではないだろうか。

今週の画像

2006-07-24 00:45:41 | note

ポスター

北アフリカで、独裁政権に拳を振り上げる人々の燃やす炎が髑髏を浮かび上がらせている。
法王の死を痛む悲しみは、人種の壁を越える無私欲の涙の川をつくるのに、ダイヤモンドの魔力が、飽食の笑いで悪魔の竃の火を煽る。
ひたすら記録を才能で塗り替えることに真摯な選手と、貧しい国を捨てるための手段として過酷な試練に勝ち抜かなくてはならないプリマドンナの卵たちは、決して異なる次元の住人ではない。
私たちはこれらを、対岸の火事として眺めているが、その私たちもまた、見つめられている。

‥誰に?
__
もう、見に行かれた方もいるのでしょうか?
世界報道写真展2006は、ここで今月いっぱい開催されています。

星座の間

2006-06-07 10:57:34 | note
6月2日付けの『カードのお告げ』に
163ちゃん(敬称略)からコメントをいただきました。

11/22は、こちらではいて座ですね。
ず~っと、蠍座だと思い込んで生きてきました。
なんだか複雑な気持ちです。


誕生日が、星座と星座の間にある人は意外と多いのです。
天動説の時代、太陽が地球の周りを回っていると考えられていました。
黄道というのは地球から見た太陽の通り道。ここには12の星座がならんでいます。
いわゆる誕生星座というのは、
あなたが生まれた日に生まれた場所から見えた太陽が黄道のどの星座にあったか
という意味なのです。

もし産まれた時間と場所がわかっているなら、
以下のアドレスにアクセスしてみてください。

http://web.kyoto-inet.or.jp/org/my-art/fortune/ftasbody.html


あなたが生まれた瞬間の太陽の位置を出す計算式です。
必要事項を入力すれば、
あなたの生まれた瞬間に太陽がどの星座に入っていたか(誕生星座)が、
わかるはずです。

正確にはわからないが、生まれたのが午前中だという人は06:00を、
午後らしいという人は18:00を、
午前か午後かまったくわからない場合は、12:00を当てはめるのが通例です。

アナログなようですが、星座の性格を見比べて
どちらが自分にピッタリくるかで判断される事もおすすめします。

一般的に書かれている星座の分類は、便宜上、
単純に春分点を3月21日の00:00として計算したものか、
その年のその国の暦から割り出したものです。
今回のブログを立ち上げるにあたって阿部は、以下の通りに分類しました。
(雑誌などによっては[]のように分けているものもあります。
どちらも間違いではありません。)

★おひつじ座★3月21日~4月20日生まれ
★おうし座★:4月21日~5月21日生まれ
★ふたご座★:5月22日~6月21日生まれ[5/22~6/22]
★かに座★6月22日~7月22日生まれ[6/23~7/23]
★しし座★:7月23日~8月23日生まれ[7/23~8/23]
★おとめ座★:8月24日~9月22日生まれ[8/24~9/23]
★てんびん座★9月23日~10月22日生まれ[9/24~10/23]
★さそり座★:10月23日~11月21日生まれ[10/24~11/22]
★いて座★:11月22日~12月21日生まれ[11/23~12/21]
★やぎ座★12月22日~1月20日生まれ
★みずがめ座★:1月21日~2月19日生まれ
★うお座★:2月20日~3月20日生まれ

春分、夏至、秋分、冬至で1年を4期に分けます。
春分の時の太陽はおひつじ座を通る事から、
西洋占星術ではおひつじ座が12宮の最初に置かれるのです。

実は春分も秋分も夏至も冬至も毎年正確な時間(太陽が通過する時間)は異なり、
何年かごとに微妙に前後します。

参考までに今年の日本の暦では、
春分:3月21日03:21、夏至:6月21日21:26、
秋分:13:03、冬至:12月22日:09:22


来年はまた違ってきますし、地球上のどの地点から太陽を観測するかによっても
誤差が生じます。
一般的に便宜上の分類を使用するのはそういった理由からです。


今週の画像

2006-04-19 15:33:05 | note

落とし物
子どもの靴です。信号が変わる前に横断歩道を渡ろうとしたお母さんに、抱えられた時に落としたのでしょうか?べビーカーに乗せられた時、まだ歩きたいとぐずって足をばたつかせたのでしょうか?こういう落とし物は、その場の目立つところに引っ掛けておきます。同じコースをその親子が通ることを願って。おそらくこの靴もコロンと歩道に転がっていたのを、誰かが柵にかけたのでしょう。散歩に良い季節になりました。

今週の画像2

2006-03-15 17:51:42 | note
選挙へGO!
3月26日は、横浜市市長選挙。その応援キャンペーンのバンド。とはいえ、特定の政党の支援ではなく、あくまで投票に行こう!と促すものだそうです。ならば、投票日を忘れないように日付とかが入っているの?GOOD LUCK?誰に向けてのメッセージ??反対側は I LOVE YOKOHAMA……って…んんっ?余ったら、観光土産に使うつもりでしょうか?

鉱石とパワーストーン4

2005-11-25 18:14:25 | note
鉱石は、人間よりはるかに長い時間を、この地球とともに暮らしてきました。
自然が育んだ計算できない美しさは、人間がそれを美しいと思った瞬間から
目に見えないパワーを宿したに違いないと思います。
だからこそ、人は感じるままに、鉱石を身につけたリ、祀りあげたりして
身を守るオーラのベールを纏おうとしたし、事実パワーの恩恵を得たのです。

鉱石にパワーストーンとしての力を求める場合、
値段や、説明書きを確認する前に、
まず美しいな、好きだな、と思う気持ち。
その気持ちを大切にして欲しいと思います。

人は、本来自分が必要とする鉱石を自然に選ぶ事ができるのですから。

自分と波長の合う鉱石を身に着けると、
手のひらが金色に輝く、と、いわれています。
ホッとする、楽しい気分になる、喜びでいっぱいになる、わくわくする、
人と人との出会いがそうであるように、
人が鉱石に出会い、鉱石のパワーに応えようと努力した時に、
鉱石はパワーストーンとしての力を発揮するのだと信じています。
 =了=

鉱石とパワーストーン3

2005-11-23 15:02:32 | note
水晶の話を続けます。
あくまで<鉱石>としてですが、
品質のクオリティが高いのは、アメリカ合衆国、アーカソー産の水晶の水晶です。
人工クォーツがなかった頃は精密機器に使う最高級の水晶として世界の需要をまかなっていました。
人工クォーツが安定量産できるようになるまで、さんざん機械で乱掘されたため、かつての豪勢さはありませんが、
現在も透明度は他の追随を許さないほど高く、形も美しいため、ファンの間では、憧れの水晶なのです。
次に、大きさでいうと、ブラジル水晶。肉厚でダイナミックなものが数多く産出されます。
近年名前が挙がってきたものに、ヒマラヤ水晶があります。
ヒマラヤは地形からもわかるように、地上で最も地殻変動が盛んな地域のひとつです。
そのため、水晶の中に不純物や、他の鉱石が混じる場合が多いので、うっすらと、黄味がかっていたり、
ピンクのグラデーションがはいっていたリと、野性味たっぷりなところが、特徴です。
また、採掘場所も、人間が入らなくては絶対に取れない場所に集中しており、搬出から、運送、加工にいたるまで
全てにおいて人の手がかかっているので、コストが高くつき、それが値段にも反映しています。
価格でいったらいちばんお手軽なのが、中国産水晶。
採掘場所が人里に近く、人件費も比較的安いため、100g?あたりの単価でいうと、ヒマラヤ産のものにくらべて一桁ちがうそうです。大きな塊が少なく、全体にコンパクトなサイズのもの結晶も細かいのも特徴です。

どの水晶も個性がはっきりしていて、値段も事情相応なのですが、この価格の差をパワーストーンとしての力の差として、
ブランド扱いが極端になっているケースがあるのです。

あちらの水晶は下賤ですから、お安いだけが取り柄よね、それにくらべると
こちらの水晶さんは、さすがにお家柄がよろしいので、
お値段もそれ相応に高いけど、パワーも高いから当然ですわね‥‥ってか?
石英にしてみれば、自分らよりはるかに若造の人間が、
俺たち一族に勝手な価値をつけてるぜ!って、笑っているかもしれません。

鉱石とパワーストーン2

2005-11-22 16:28:03 | note
水晶は世界中で産出され、人類にとって最も親しみ深い鉱石です。


水晶というより、クォーツ、石英というとわかりやすいかもしれません。
特定の波長に正確に反応する事から、
時計や携帯電話のフィルターなどにも使われています。
古代の人々はこの身近な鉱石の力を、
自然から遠ざかって鈍感になってしまった私たちよりもっと敏感に認識していたようで、
お守りにしたり、祈りの象徴にしたりと、大切に扱ってきました。

石英の仲間は多種多様で、大きく4分類されます。
1)いわゆる水晶とよばれる透明な結晶体のもの/アメシスト、ルチルクォーツ、etc.
2)石英だけれど固まる時の温度のちがいによって半透明な塊状になったもの/アベンチェリン(インド翡翠)、ローズクォーツ、etc.
3)目に見えないほどの微細な石英が集合してカラーを作り出すもの/アゲート(瑪瑙)、オニクスetc.
4)不純物や他の鉱石が混じって不透明な塊をつくるもの/ジャスパー、タイガーアイ、etc.

昨今、この石英の世界もブランド化しているらしいのです。

鉱石とパワーストーン1

2005-11-21 10:57:31 | note
鉱石は、人類の歴史以上に長い間、地球のなかで育てられたものです。
地球のエネルギーと時間をたっぷりと閉じ込めています。パワーがないわけがありません。
阿部はパワーストーンというものは、持つ人のエネルギーと呼応しあって初めて力を発揮するものだと考えます。
それは時に、持つ人を励まし、あるいはその鉱石そのものが、持つ人によって息を吹き返すものだと。
恋人や親友同士の関係に似てますね。
持つ鉱石と身につける人が対話でき互いのエネルギーが循環して増幅される事で、
パワーストーンが本来の力を発揮できると思うのです。
昨今のパワーストーンブームで、鉱石の持つ力やイメージについてよりよく知ろうとする人が増えたのはとてもよい事です。
反面、鉱石にパワーストーンとして微妙なランク付けができて来ているのも事実です。
本来鉱石としてのランクや価値は、産出量が少なくなった、採掘が困難、不純物の有無、などに左右されます。
当然、産出量が減り、かつ採掘が困難な場所にあり、不純物の混入が少ないもので、需要が高ければ、
ランクも価値もあがります。これを、=(イコール)パワーストーンの価値、と思い込むのは、早急ではないでしょうか?
ひとつの基準として憶える程度にして良いと思います。

2005-11-12 02:37:00 | note
いつも周囲に言ってることなんですが、
『風水みて部屋の模様替したり、パワーストーンでブレスつくって、それっきり。
その後は、自分はナーーーンにもしないで良いんだ。
マグロのように転がってるだけで、幸せになれる。
と、思ってるんならもう見ない!
してもらって当たり前、やってもらって当然、後の始末は誰かにしてもらう。

そういう人がもしご近所におりましたら、距離を保っておかれる方が良いと思います。

こういうことをいう阿部のほうが、よっぽど危険、でしょうか?

(…本当にもう、見ないよぅ)…とふてくされてみる



はじめまして

2005-10-17 17:59:15 | note
こんばんは。阿部HIROといいます。ナビゲーターです。
これまで、口コミで、引っ越し物件の決定、転職のタイミングや、進学の相談、
その他諸々の悩みの解決に向けてのお手伝いをさせていただいてました。
得意なジャンルは、タロットと風水、姓名判断。
何だ占い師なんだ。どうして最初からそういわないのさ?と思われた方いますよね。
カッコつけて横文字使ったわけじゃありません。
これは阿部の占いの基本姿勢なので、自分への戒めのためにもここに書いておきます。
占いは『当てるもの』ではなく、その人がいま『人生のどういう位置にいるか』を示すこと。
だから、あえて、占い師とは言わずに、ナビゲーター、ここも、案内所と命名しました。
御託はこれくらいにして、これから少しずつ実際のケース(被験者の承諾済み)も含めて、アップしていきます。
もたつくこともあるかと思いますが、よろしくおねがいしますv