

こちらでは、夏物の豆として、畑に「あずき」や「ささぎ」などの豆類を、お年寄を中心に栽培されている家がちらほらあります。
今日も畑から、熟れている豆のさやを一つひとつ、手作業で収穫しました。畑から収穫した豆は、むしろ(我が家では、まだ使っています。)で天日乾燥します。乾燥したら、「豆をこなす」と言って、さやから豆を取り出します。ひとさやごとすれば確実ですが、たいへん時間が掛かるので、乾燥したさやを寄せて軽く叩いて(写真がそんな状態)、豆を出します。さやと言うか豆ガラと豆の選別は、風の力を利用して行います。そよ風があるときに、こなした豆がらを両手で持って、目の高さくらいから、少しづつ落とすと、カラは風で流され、下に落ちるのは豆と、からに入った豆となり選別できます。
私が小さい頃は、夏休みの子ども達は、豆の収穫作業を手伝わされていました。
赤茶色のこれらの豆は自家用として、あんこにしたり赤飯に利用されたりしますが、畑のダイヤモンド(かってに呼んでいる)と呼び、穀物問屋へ買い取ってもらう事が多く有ります。価格の変動が大きく、こちらの方の現在の取引レートは1キロ2300円です。

若さやには、カロテン、ビタミンC、ビタミンK、食物繊維などを多く含み、生活習慣病予防に効果があるといわれています。熟した豆は、炭水化物、たんぱく質、ビタミンB1、食物繊維が豊富です。疲労回復やスタミナ増進に効果が期待できます。
若さやは、ごまあえや天ぷらにするとおいしいです。豆は、色、形が小豆によく似ており、皮が破れにくく煮くずれしないので、赤飯などによく使われます。


若いまめは、緑色が鮮やかで、ハリのあるものを選びましょう。
熟した豆は、粒にしわやひび割れがないものが良品です。ふっくらと表面にツヤがあり、大きさがそろっているものが良いです。
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