不思議な取り合わせです。
ナショナルのお店と自販機。
その昔三種の神器と呼ばれ、
カラーテレビや洗濯機がもてはやされた頃
家電の販売は街の電器屋さんが担っていました。
街のナショナルのお店との関係を巡って
松下幸之助が談判の末最後は涙した熱海会議もあったほど、
その関係は強固なものでした。
昨今は家電量販店が多くなり、
ナショナルのお店はほとんど見かけなくなりました。
もう一つ、自動販売機。
自動販売機ではコカコーラやサントリー・ダイドーなど
そのメーカの飲み物だけを扱っていますが、
最近独立系の自販機ベンダにより
複数のブランドを併売する自販機を見かけるようになってきました。
コンビニのプライベートブランドの存在も背景にあると考えられますが、
家電量販店よろしく併売が始まっています。
ここで気になることがあります。
自動車の販売がWebで、それもインターネット通販サイトで
サブスク販売を開始するというもの。
そしてテレビドラマが放送数時間後に
Netflixで放映されるという流れです。
いずれもナショナルのお店が家電量販店に流通経路を変えていった
流れとそっくりで、ブランドの存続意義が問われていると
見ることが可能です。
ディスクカメラ part2
https://blog.goo.ne.jp/a350-1000/e/f1ca685efbd1d75237dde3c697cc7ee9
時代が移り変わろうとしています。
なるようになるさ。