またまたしつこくモデルガン会社のハドソンのモデルガンですが、こんな物作るか?と言う様なモデルガンです。
これなんですが、
なんだこりゃって感じだと思います。
これは、水平二連の散弾銃を短くぶった斬ったモデル、ソードオフモデルです。
この銃、映画「マッドマックス」で「メルギブソン」扮する警官が持っていた銃です。
ハドソンも映画の銃なら売れるか?と思って様ですが、これまた、思ったほど売れなかった様です。
と言うのも、あまりに売れなかったのか、模型屋のオヤジサンから「これ売れないからあげる」と言われてもらって帰った物です。
もらったのは完成品ではなく、組み立てキットの物でした。
なおさら売れないでしょうね。
モデルガンって意外なほど組み立てに力が入ったり、細かい金属部品がたくさん有り、下手をすると亜鉛のパーツが折れてしまったり、組み立ても慣れた人でないと壊してしまう恐れがあるんですね。
それに、完成しても、パーツのすり合わせが悪いと動かなかったりします。
単純に難しいです。
それを組んだ物です。
銃は「中折れ式」(テイクダウン)と言うやつで、銃本体が真ん中でくの字に折れます。
散弾は、
こんな風に装填します。
銃身の付け根には、
こんな風に突起のある詰め物がして有り、実弾を装填できない状態にして有ります。
専用のカートリッジなら装填できます。
専用のカートリッジは、先端に5ミリのキャップ火薬を3個詰める事ができます。
装填したらそ〜っと銃を戻し、引き金を引くと発火します。
キャップ火薬が3個同時に発火する仕掛けです。
銃身には、超硬質金属の板が入っていて、弾丸の発射は出来ません。
でも、この銃はセンターファイヤ式です。
この写真の2個の穴から撃鉄が飛び出して、カートリッジを叩く仕掛けですが、カートリッジを叩く先端部分が太く大きいので実弾を装填できても発火はできません。
万が一発火したら、プラスチックの銃身が間違いなく吹っ飛ぶでしょう。
なので改造など不可能です。
いつもの通常分解です。
工具なしでここまで分解出来ます。
グリップや先台ですが、プラスチック製です。
オプションで木製の物も有りましたが、買っていません。
なので、ここは塗装でなんとかします。
安全装置はこれです。
このスライド式のスイッチが安全装置で、撃鉄が起きていないと作動しません。
銃側面には、オリジナルの刻印が有ります。
ここに書かれている「SPG」はプラスチック製のモデルガンの安全マークです。
上の写真のダブルトリガーがなんとも言えず良いですね。
マッドマックスでも振り回していましたが、このモデルガン意外なほど重量が有ります。
測ってみたら、1,3キロほど有り、先端が重いのでそれ以上の重さに感じます。
あまり人気の無いモデルガンですが、せっかくもらったので、綺麗に塗装して飾っておこうと思います。
ハドソンのモデルガンですが、まだあるんです。
最近映画にも登場したリボルバーなんですが、これがまたマニアックなんです。
それはまた次回に!