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自称米子のプロモデラー

模型、フィギュア、ジオラマを製作するブログ

ガバメントのレースガン パート2

2025-03-15 12:32:56 | Gun

今日もまた、「ガバメント」の競技用銃の話ですが、昨日アップした「ダットサイト」と言う物を載せた銃は、そのサイトのガラス面に映る赤い点を的に合わせて引き金を引くと言う方式なので、連続する的を早く捉える事ができ、高速で多くの的を撃つことが楽になります。

このガラス面に赤い点が映るのでそれを的に合わせます。

その時、引き金を引くとその赤い点の部分に弾が当たります。

しかし、そのダットサイトを乗せてはいけない大会もあります。

「リミテッドマッチ」と呼ばれる大会は、ダットサイトや反動を吸収するコンペンセイターなど、射撃が楽になるパーツを使ってはいけない大会です。

その時は、

この写真の下の銃を使います。

照準装置がちょっとカスタムされていますが、このくらいは許可されています。

他に、安全装置が大型化されていますが、これくらいは許可されています。

写真の銃は「ウエスタンアームズ」のウイルソンカスタムをノーマルっぽくカスタムした物で、基本ウイルソンカスタムですが、ハンマー(撃鉄)の重量を重くするため、穴の部分にダイキャストを詰めています。

と言うのも、気温の高い時、マガジンのガスの圧力が上がりすぎて、ハンマーで叩いてもバルブが開かなくなり、「不発」が起きました。

ウイルソンカスタムはハンマーの動きを早くするため大きな穴が空いています。

そのためバルブを叩く力が弱く、不発がよく起こりました。

そこで、ハンマーの重さを重くしてみました。

このおかげで不発は無くなりました。

ハンマーの穴にダイキャストの塊から削り出した物を叩き込んで埋めました。

セーフティレバーもアルミのL型から削りだし、ネジで止めて作りました。

ホルスターですが、

これです。

これは、実銃用の革製ホルスターで、有名なシューターの「レイ・チャップマン」のデザインホルスターです。

銃の照準器の当たる部分に鉄板のインサートが入っていて、その部分に銃を押し当ててスライドを後退させられる機能があります。

このガバメントはマガジンがノーマルの物と同じでガスの容量が少なく、多くの弾を連続して撃つには向いていません。

銃の動きが悪くなったら迷わずマガジンチェンジして連続する的を撃って行きます。

昔はこの手の銃を発売しているメーカーが、ウエスタンアームズと、MGCくらいしかありませんでした。

東京マルイが参戦したのはだいぶ後になってからでした。

マルイが発売する前はウエスタンアームズの銃を色々いじってましたが、マガジンのガス漏れに悩まされていました。

その時、マルイのハイキャパが発売になり、撃ってみたらその作動の確実さと、精度の良さに驚きました。

そのため、あっさりとマルイに乗り換えました。

ただ、もう、そう言うシューティングマッチが無くなって、しかも、シューティングベルトがキツくなって、もうシューティング出来ませんね。

もっと暇になれば、もう一度やってはみたいのですが、1人でやっててもね〜。

それでも、銃のメンテナンスはしているので、いつでも撃てるんですが、ベルトが閉められるようにダイエットしないといけませんね。