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自称米子のプロモデラー

模型、フィギュア、ジオラマを製作するブログ

懐かしいMGCモデルガンの広告 パート4

2025-03-20 08:10:14 | Gun

今日も「MGC」のモデルガンの広告ですが、銃単体の広告です。

MGCは、広告のデザインなどもかなり凝ったものを作っていました。

外国のモデルさんを使って、銃よりもモデルさんの方に目がいくような広告も有りました。

まるで映画の一シーンの様な広告も有りました。

そんなMGCですが、銃単体の広告もたくさん有りました。

今日はそんな広告をアップします。

まずはこれ、

この「SIG210」は、規制でオートマチック拳銃の一部が金属でモデルガンを作れなくなってしまった時、初めてプラスチックで作られたモデルです。

火薬を使ってブローバックさせるに、スライドが吹っ飛ぶ可能性を考え、下のフレームが、スライドを咥え込む形状の銃を選んだ結果SIGになったそうです。

作動は良く、軽いカートリッジがすっ飛んで無くなることもしばしば。

よく出来ていましたが、いかんせん軽い!

悲しいほど軽いモデルガンでした。

ただ、、銃口から硝煙が噴き出るのは感動ものですが。

ドラマ「刑事スタスキー&ハッチ」の「スタスキー」の愛用銃です。

この銃もプラスチック製のモデルガンですが、下の写真は、小物を演出に使って、おしゃれな感じに仕上がっています。

この頃は、プラスチックモデルガンもだいぶ進化していて、銃内部にダイキャスト製の錘が組み込まれ、重量を稼いでいました。

モデルガンがプラスチックになってから、火薬を使ってブローバックさせるに、スライドが軽くなり、強度も亜鉛ダイキャストより粘りがあるので壊れにくくなりました。

なので、撃って楽しむにはプラスチックのモデルガンの方が良くなりました。

やはり銃口からの火が何とも言えませんね。

この「コルト ガバメント」は、モデルガンの人気機種です。

でも、映画やドラマでは、たいてい悪役が使っているんですよね。

私も、この銃は好きな機種です。

一番下のフレームシルバーの物はコンバットカスタムです。

リアサイトがS&WのKサイトが付き、トリガーガードが熱処理で角形に加工されています。

パックマイヤー風のゴムグリップが付いていました。

でも、一番好きな銃はこれです。

ドイツ軍の軍用拳銃、「ルガーP08」です。

これもプラスチック製のモデルガンですが、フレームと銃身が一体化しているタイプは金属で製造しても良いという理屈で今でも金属で生産されています。

私も、「ヘルマン・ゲーリング」のフル彫刻の入ったルガーを持っています。

24金メッキの素晴らしい物です。

またそれもいつか紹介します。

この銃は言わずと知れた、「コルト パイソン357マグナム」です。

私は「コルト」のリボルバーが好きで、この「パイソン」もたくさん買いました。

以前、実銃のグリップを付けた記事をアップしています。

ドラマ「刑事スタスキー&ハッチ」の「ハッチ」の愛用銃です。

次に、

昔、ドラマの刑事がよく使っていた「コルト ローマン」です。

トルーパータイプは、ローマンと同じ内部構造の銃で、この頃になると、かなり錘を入れる技術が進化していました。

この頃、プラスチックモデルガンには、テンプラ、とかモナカと呼ばれるものが有りました。

天ぷらは、金属の構造に、プラスチックの外装を被せた物でした。

モナカは、左右二つ割りにしたプラパーツに金属の錘を入れて、接着剤で外装プラスチックを貼り合わせた物でした。

各メーカーは色んなアイデアを出して軽いプラスチックモデルガンを重くしようとしていました。

この様な「長物」もプラ製でした。

プラスチック独特のツヤなどを隠すため、全体に塗装をしたり、色々工夫していました。

でも、やはり軽いのは仕方がなかったのですが、「ヘビーウェイト樹脂」と言うものが開発されました。

プラスチックに金属の粉を混ぜて比重を重くしようと言うものです。

以前に「タングステン」の粉を混ぜて、金属より重いプラスチックを作ったメーカーを紹介しましたが、これも重さは重くできるのですが、プラに混ぜ物すると「脆く」なるんですね。

なので、金属を混ぜる量を色々工夫しないと、ブローバック一発で壊れる可能性が有るんですね。

各メーカーは、かなり研究していると思います。

今現在、「タナカワークス」と言うメーカーが、高性能なプラスチックモデルガンを作っています。

非常に外観もリアルで火薬を使った作動も抜群なので、これからモデルガンを買ってみようと思う方は「タナカワークス」をお勧めします。

こちらの広告は、「ウエスタンアームズ」の物ですが、MGCの兄弟会社の様な存在でした。この当時のブローバックシステムは、MGCの特許でしたので、許可を必要としていましたが、勝手に使っている業者もいました。

この辺が「昭和」のいい加減な所ですね。

これは、「コルト ウッズマン」ですが、「ワイルド7」のイラストが入っています。

こんなにたくさんのモデルガンが発売されていますが、このMGCはもう有りません。

また、復活して欲しいのですが。

長々とモデルガンの紹介をしてきましたが、一旦これで終了します。

また新しいネタが入ったら紹介します。

それではこれで終わります。