昨日はコルトM1911A1のモデルガンはを紹介しましたが、今日もそのM1911A1、通称ガバメントのエアーガンについての記事をアップします。
コルト ガバメント(M1911A1)は、そのシンプルで確実な作動からいろんなカスタムされて、競技用の銃として長年いろんな方に愛用されています。
私も、ガス式のエアーソフトガンですが、色々チューンナップして大会に参加していました。
先ずはそのガンですが、
こんな奴です。
一番下のが、モデルガンのノーマルガバメント。
その上がIPSCのリミテッド仕様のカスタムガバメント。ウエスタンアームズ製です。
その上の青いパーツの付いた物が一番長く使用していた東京マルイのハイキャパです。
ガバメントのマガジンを大型化して、弾数を多くした物です。
しかし、アメリカでは「ブレディ法案」で、自動拳銃の弾数はマガジン一個につき10発と決まっています。
警察や、軍隊は別かもしれませんが、一般の人はマガジンに詰め物がしてあり、10発以上装填できないようにされました。
でも、日本は、エアーガンなので、10発以上装填しても関係ないと言う事ですが、日本でIPSCという形式のシューティング大会を開く際に、アメリカと同じルールでしてみようと10発制限をした事が有りましたが、やはり面白くないとの事で、日本のエアーガンの大会では、弾数制限無しになりました。
以前は、大阪の「DSI Club」というセキュリティーグッズや、ミリタリー関係の物を販売しているショップが「IPSCエアーガンシューティング大会」を開催してくれていました。
それに何回か参加させてもらっていましたが、運営が面倒という事で無くなってしまいました。
それなら、自分たちでお金を出し合って場所を借り、自分たちで運営してシューティング大会をしようと、私を含めた七人で運営する「SASCエアーソフトガン シューティングクラブ」と称して二ヶ月に一回のペースで大阪のサンボール地下で、結構大掛かりなエアーガンシューティング大会を開いていました。
今は行っていませんが、同じ場所で、ショットショーというエアーガン、モデルガン等の展示販売のイベントが行われています。
コロナの前までは毎年行っていましたが、ここ5年ほど行っていませんね。
話が大幅にそれましたが、写真の一番上の銃とシルバーの物は、今は無いMGCのエアーガンです。
ブローバックしないモデルです。
この当時流行りの「タスコのダットサイト」を乗せています。
この中で一番使用していた銃が、真ん中の東京マルイ製のハイキャパです。
以前はウエスタンアームズのウイルソンカスタムを使用していましたが、マルイのハイキャパの性能が良すぎて、すぐに変更しました。
そのマルイのハイキャパですが、
この写真の上のモデルです。
フレームがシルバーの物はウエスタンアームズのウイルソンカスタムですが、マガジンのガス漏れに悩まされました。
しかしマルイは全くガス漏れしないし、銃本体も安かったので、いろんなカスタムパーツでチューンナップしました。
インナーバレルはもちろん、サムセーフティー、マガジンウェル、アウターバレル、コンペンセイター、などかなりいじっています。
このコンペンセイターは自分で原型を作り、シリコンで複製した物です。
赤いパーツは、スライドを引くレバーです。
ボールペンの頭を使いました。
グリップは、ハンダゴテで焼いて滑り止めを付けました。
マグウェルも大型の物をつけてあります。
スライドに接触スレスレのダットサイトも知り合いに頼んで作ってもらいました。
アルミ製でアルマイト仕上げしてあります。
トリガーも動きを調整するネジを打ってあります。
この銃の命中制度は5メートルで1円玉を飛ばせるほどです。
かなり精度があります。
それに連射がかなり早い。
IPSCのシューティングは、「ダブルタップ」という2発撃つのが基本で、紙の的に必ず2発撃ち込みます。
なので、連射機能の優れた物でないと使えません。
大会では皆、モーレツなスピードで連射しています。
その様子はYouTubeで、「SASCエアーガン」で検索すると出てきます。
かなり凝ったステージを作っています。と言うか、ステージのデザインをしていたのは私なんですけどね。
銃を腰に釣るにはホルスターが必要ですが、これがまた面白い形です。
これです。
形だけ見ると、なんじゃこりゃですが、このホルスター、実銃用です。
アメリカ、サファリランド社のレース用ホルスターです。
余分な部分を取っ払い、必要最小限のパーツで銃を保持しています。
軽く上に持ち上げるだけで銃がフリーになります。
この他にも「レイチャップマン」のホルスターがあるんですが、長くなったので次の記事で書きたいと思います。
続く!