きこのおと

嬉しいこと 感じたこと お気に入りの小さなノートに綴るように

本当にありふれた日々の音に耳をすましていたい…

九州旅行記@南阿蘇さるく編

2010-05-06 16:54:37 | 日記
タイトルの 「さるく」ですが
熊本をゆっくり歩く、という意味で使うそうです。
「さるく~」って ゆるーい感じがいいですね~

すみませんが、今日は長文の日記です。
エピソードの中で、私が感じた熊本気質を記録したいと思ったからです。

+ + +

熊本 2日目
この日は 男性陣はゴルフに。
女性二人で 南阿蘇鉄道のトロッコ電車に乗って
立野~高森 というところへ行ってきました。



トロッコ電車の発車までは 時間があり
ふと周りを見ると 「とりご飯」という なんだかおいしそうなお弁当を
みんな持っている・・・
あれ、どこで売っているのかな、と探すも どこにもなく。

駅の切符販売のおじさんにお弁当のことを聞いたらば・・・
「トロッコ電車の切符を予約した時に とりご飯の予約は聞かれなかったの?」
「いいえ、知らなかったし、聞かれませんでしたが・・・」と 前日切符を予約した友人。
「じゃあ、忙しかったんだねー」と一言の おじさん。

え?忙しかった、って それはそちらの都合であって・・・
二人であっけに取られ・・・
熊本のゆる~い反応のやりとりが。。。
私 関西人には ちょっと信じられないような・・・
ものすご~く、悠長というか 面白かったです。

おなかをすかせたまま トロッコ電車出発。

終点の高森に着くまでの ガイドが車中であるもので
途中停車して、白川をのぞいたり
古いレトロな駅舎やお城の天守閣のような駅があったり。
 温泉のある駅があったり(足湯ではなく)
(温泉はGWというのに、定休日でした)
日本で一番長い名前の駅があったり、
どれもローカルなので ぶらり旅には もってこい。
終点の高森駅まで50分ほどの観光列車でした。


そして、高森に着き、お昼を食べようと思ったら
駅前には何も無く、観光センターを探して向かいました。
たどり着いた観光センターは新しく立派な建物で
そこのおばさんがとても親切でした。

田楽が食べたいというと・・・
「車で迎えに来てくれるから そこで食べたらぁ~」、と言ってもらって
そして 待っていましたら・・・ 
おばあちゃんが軽自動車で迎えに来てくれたのでした。

「田楽奥阿蘇」という 昔家屋のいい雰囲気のお店で
いろりをはさんで 自分で焼いて食べました。
お魚はやまめで まだ生きていたので 串をさしても 
ぴくぴくと動いていましたよ~

その立派なやまめの塩焼きにお豆腐、こんにゃく、
うずら(卵じゃなく、開いた鳥のうずら 1羽!)、
サトイモ(3つを2串)・・・!!
焼きものだけでもたくさんなのに、生揚げに山菜にと・・・
定食なので とうきびご飯に どんぶりには だご汁が・・・
もう、おなかがいっぱいです・・・
どれもとても美味しかったので、ほとんど完食しました。



生揚げに添えられていた ゆず胡椒がとてもおいしかったので
おみやげにいただくことにしました。
4つくださいというと おばさん、奥に入ったきり
なかなか出てきません・・・
帰りの電車の時間がせまっていて、どうしようとハラハラしました。
「今詰めてるからね~」と。
ここでもまた、悠長なおばさんはニコニコ・・・

でもまあ なんとか 電車には間に合いました。ほっ。



帰りは トロッコ電車ではないので 20分ほどで立野に着いたのでした。
ちょっとヨーロッパっぽい2両のワンマン電車。可愛い。

+ + +

夜には 男性陣と合流して 中華料理をいただきました。
一押しの 太平燕(たいぴーえん)
熊本は中国の方が 昔から結構多くて
おいしい中華料理屋さんもたくさんあるのだとか。

これは 燕の巣の代わりに 春雨を使っていて
あっさりとした上湯スープにいろいろな具が入っていて
とっても美味しかったです~~~




でも とにかく お昼の田楽定食で満腹で
私はたくさん飲むことも食べることも さすがにできませんでした~~~^^;
ペース配分を間違えてしまったようです・・・反省・・・・




四川料理の鉄人 陳健一直伝のシェフの麻婆豆腐。
黒胡椒が効いておいしかったです!
人参の竜の細工も見事でした。






最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。