ほのぼのオヤジの気まぐれ意見

漂流人生の思うがまま

大学の初年度納付金が127万円かかるとか、、、

2024-01-24 08:53:39 | 日記
しかし驚くべき金額だ。
ますます貧乏人は大学に行けない。
アメリカ仕様になりつつある。
学資ローンを組ませて卒業後迄搾り取る。
なんだか、昔のサラ金のようになってきている。
学生という資格があれば収入にかかわらず、と言っても学生だからアルバイト程度だが、それで何百万もの奨学金という名のローンがおりる。
おもえば、若い時は貧乏でも遊びたい盛りだ。いろいろバイトして金をためて旅行をしたり、車やステレオ、ギターなどのほしいものを手に入れるためバイトに専念した。
いいじだいだ。自分の遊びに使える時代だから。
それが、今日では学資を稼ぐために働かねばならない。学校に行く時間も惜しんで。
なんねんかまえに40年ぶりに母校の大学に行くことがあった。
浦島太郎の気分になった。建物は、高層ビルのように構内に立ち並んでいた。これがいまの大学の姿なのかとおどろいた。
考えてみれば、校友会誌には何周年、何とか記念とかの募金の案内が必ず送られてきていた。
企業などが、多額の金を寄付しているのだろうと思うがとにかく、大学の設備や建物には莫大な寄付と国の補助が入って償還期間が何十年というものが多いのだろうと思う。これからはいる学生の学資が立派な建物の担保の取られているような気がしてならない。
こんな立派な建物や設備が本当に必要なのだろうかと疑問の思ってしまう。
これが、授業料や設備費の高額な年貢として使われているのが実態ではないか。
貧しくても誰もが大学に行けるような方向とは相反するようだ。
国立大学の授業料も私立に合わせて値上げをしてくる。おかしな話だ。
教育にカネを投資しない国は衰退していく。今の日本がその明確な証明になる。
教育なくして無資源な日本は世界に生きていくことができない。
明治の初めに教育の大切さを説いた偉い人は、今ではいなくなった。
カネカネカネと新資本主義の念仏だけが聞こえてくる。
悲しい時代になった。

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