ほのぼのオヤジの気まぐれ意見

漂流人生の思うがまま

おやじが死んだ。

2010-06-30 22:12:00 | 果樹園の仕事人
4/2日より入院をしていた。6/8に転院。

さいごの入院になった。本人は、行きたくなかったと拒否をしたが、医師の判断が入院だった。

これが最後だと自分で分かっていた。せがれとしてそうすることが良かったかどうか悩む。
ただ、出来ることはそれしかなかったということだ。

転院した病院の看護の人の気持ちが伝わるくらい好い人たちだった。おやじも、納得してくれただろうと思う。

今、家の座敷にいる。倅のできることはこれだけなのだと理解してくれている様に思う。

問題は、これからなのだから。自分の生き方を親に恥じないように生きたい。

頑張ったおやじに乾杯。


夏至

2010-06-21 09:54:00 | 果樹園の仕事人
夕方の陽が伸びたなと感じていたら、今日が夏至。

一年の折り返し点か。これから秋分の日までは梨の時期だ。次第に大きくなって八月になれば収穫だ。

そして、秋分の日を過ぎれば収穫の終わりも近い。台風の来るころだ。振り返ると、今年は、自然災害の多い年かもしれない。

後半は、平々凡々のなぎの日が希望だ。


気が付いたらもう六月も半ば

2010-06-09 09:00:00 | 果樹園の仕事人
昨日、親父の転院。
今いる病院から、長期療養型の病院に移る。天気が良くなかったが、雨は降らないので助かる。

移動する途中に我が家があるので家による。もうこれが見納めだろうと思うとつらい。しかし、だれでも寿命というものがある。いくら長寿とはいえ、永久に死なないということはできない。その時は、必ず来るというものだ。

介護タクシーの人におふくろと、親父と三人で写真を撮ってもらう。こんな構図はもうないだろうし、昔も記憶がない。元気な時はそんなことを考えないものだろう。

病院の先生の話では、もう先はそんなにないと言われた。肺がだいぶ機能していないということだ。確かに、ここふた月で肩で息をしているし、寝ていても苦しそうな感じが伝わる。

責め苦しまないで心不全のほうが先生は親父のためにはいいのかもしれないと言っていた。人は最善の死に方を選べないのが悲しくて残念なことだ。

こんな状況で仕事をしているが、なかなか気が入らないというのが現在の心境だ。