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MFJ-464を古いPCに繋いでみる(PowerBook 1400cs/166編、最終回)

2011年10月31日 15時22分08秒 | アマチュア無線
前回の続き)

PowerBook 1400cs/166」(PDF)上で動作している「クラリスワークス」の「通信」ウィンドウから文字を入力すると、「MFJ-464」からモールス符号が打鍵されるのを確認できました。


MacOS9.1上の「クラリスワークス」に文字を入力し「MFJ-464」で打鍵させている画面。ちなみに「PowerBook 1400cs/166」はDSTN液晶なので、実際には、こんなに鮮明な画面ではありません(笑)

タッチコーダーとしての動作はこれでOKなのですが、「MFJ-464」にはいくつかのコマンドが用意されていて、「MFJ-464」の機能を文字によるコマンドで制御する事が出来ます。

「MFJ-464」にコマンドを送るには、まずターミナルソフトウェアから「~」(チルダ)を入力します。「MFJ-464」がコマンドモードになると、内蔵スピーカーから「CO」とモールス符号で応答が返って来ますので、ターミナルソフトウェアからコマンドを入力します。主なコマンドを下記にご紹介します(※1)。



なお、コマンドの実行が終了するとコマンドモードは解除されてしまいます。コマンドを実行する際には、毎回「~」を入力する必要があるわけですね。

さて、このシステム(というほど大げさなものではありませんが(笑))で、実際にCWを運用して見ましたが、キーボードからの送信でも結構楽しめますね。メッセージメモリーの自動繰り返し機能が無いのと、メッセージメモリーの送出の中断がキーボードから出来ない(「MFJ-464」に接続しているパドルを操作しないと中断しない)のが少し不便ですが、それ以外は特に運用する上で問題になる事はありませんでした。

また、コマンドの「X」で連続キャリアが出せるのは、事務所ではマニュアルチューナーを使っている筆者にとっては、とても便利な機能でした(※2)。


実際に運用した「クラリスワークス」の「通信」画面。「~1」はメッセージメモリーの1番を送出している部分で、文字間にスペースが無いのは、筆者が慌ててしまって先行入力が出来ず、キーボードを押すタイミングで送出タイミングを作っている部分です(笑)

と言うわけで、「MFJ-464」のターミナル機能は、結構使える事がわかりました。筆者は、これからもちょくちょく使ってみようかなぁと思っております。

なお、古いPC(特にMacintosh)を持っていても使い道が無いと言う方も多いと思いますが、こういう用途ではまだまだ使えます(※3)。この記事が、古いPCに電源を入れて見るきっかけになりましたら筆者としましては大変幸甚です。

※1 他にもたくさんのコマンドがあります。
※2 「MFJ-464」本体のスイッチ操作でも、連続キャリアを出力する事ができます。
※3 今回使った「PowerBook 1400cs/166」には、メインメモリーが48MBしか入っていませんでした(汗)。2GBのメモリが1500円以下で買える今、隔世の感がありますよね。
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